女性蔑視がダメなら、女性を褒めるのもダメじゃないの?

‥と思うのだが違うのだろうか?

JOC会長の「女性は話が長いから会議が長引く」という発言が注目を集めている。それに対する街の声や識者の声がテレビで紹介されていたが、僕はその様子に違和感を覚えた。

「逆に、女性の方がテキパキと会議を終える」とか、「女性の話が長いのは、忖度せずズバズバ切り込むからだ」などど、女性を褒める方向に話が展開していたのだ。

これは裏を返せば、「男性は話が長い」「男性は過度に忖度する」という意味になるわけで、それはつまり男性を蔑視していることになるわけなのだが、そのことを突っ込む人はいない。

当然、男女平等を謳うのであれば、女性蔑視を批判するのと同じように、男性蔑視を批判しなければならないはずだ。ならば、この発言も槍玉に挙げられるべきだが、残念ながらスルーされている。

褒める発言ならセーフというわけでもないだろう。仮にこの発言が「男性はテキパキと会議を終える」だった場合を想像しよう。それを森会長が発言していたとすれば、同じように女性蔑視として批判されていたはずだ。

全くもって、報道は論理的ではない。

そもそも、「女性の話が長い」という発言の、なにがいけないのか疑問だ。

「女性はこうだ」「男性はこうだ」という発言くらい、みんな普通にしているだろう。男女の性質や能力に差があることなんて、みんな承知済みのはずだ。それをプライベートで話すのはokで、公の場で発言するのはアウトというのは、正直意味がわからない。罪を犯したことのないものだけが、石を投げるべきだろう。

男女平等という新興宗教は、矛盾だらけだ。本当に平等を望んでいるのなら、異端審判ばかりしていないで、もう少し頭を使って議論するべきだと思う。実際問題、違うのだから、違いを認識した上で、現実的な平等を目指そう。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!