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日々雑感

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日々思うこと、感じること、アンテナに引っかかったこと、興味関心ごとを徒然なるままに。
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2021年1月の記事一覧

「麒麟がくる」を光秀目線で眺めてみて思うこと

たいてい、人は自分から見える世界の中で生きている。どう言うことかと言うと。 自分の経験したこと、環境などから影響を受けながら価値観が作られ、その価値観を通して世界を見ている。 自分なりの正義や正しさなどが、そこにはある。 映画やドラマ、小説、マンガ… それらの中でも、自然と主人公の目線に重ねて、物語の中の世界を体験しているのだと思う。 でも、逆側の相手視点からの世界の見え方を知ることで、色々と気づかされたり、世界の捉え方がガラリと変わって見えてくること、違った質感で感じ

インタビューが好きだ!

最近、仕事でインタビューをさせていただく機会があるのですが。 私はこんなにも惚れっぽい性分なのかと、毎回思わされるのです。 話を伺っていると、今日、ここに至るまでに歩んできた、その方の人生の道のりや背景が、透けて見えてくるようで、とても愛おしく感じてしまうのです。 何より痺れるのは、その人独自の「哲学」のようなものに触れた瞬間。 得も言われぬ感動に包まれて、どんどんとその人に引き込まれてしまいます。 その人にとっては、日常の切れ端のような出来事、または当たり前のような

プライドがないのではなく、あるから喜んで頭を下げる

私は、頭を下げることに抵抗がありません。頭を下げる行為にも色々とあると思うのですが、大体は、 ・お詫びをする時 ・教えを乞う時 が多いと思います。 そして、そのどちらの場面においても、私は易々と頭を下げることができます。 プライドがないのか? いえいえ。むしろプライドがあるからです。 今日も、上司から、温かい指南を受ける機会がありました。 上司は、私の言葉の奥にあるものに焦点を当ててくれていることが、すぐに分かりました。そして、それは本当にありがたいことです。 私もそ

前に進めなくなってしまった時、打破するための、たった2つの問い

自分が決めたゴールや道なのに、なぜか足が前に進まなくなってしまい、そんな自分に嫌気がさしたり、情けなくなってしまい、責めてしまう… ということはありませんか? 私はしょっちゅうあります。 また、驚くことに、そこに立ち止まらせるための言い訳を、自分の周りに沢山積み上げて、自ら足を留まらせる状態を作っている。 その自作自演状態に、無自覚になっている自分に気付いて、思わずハッとする…なんてこともあります。 今日は、そのような状態を打破できる、2つの「問い」について書いてみたいと

D・カーネギー、そして魔性の女(風 ふう)な母から学ぶ「人を動かす」能力

母は魔性の女なのだろうか? いや、違う。(だからタイトルにも<風>と入れています。) 秀吉並みの人たらしなのだろうか? いや、それも違う。 少なくとも、何十年も一緒に過ごしてきた身内としては、全くもってそのような印象を母には抱いていない。 だけど、母には、相手の方も、恐らくは母本人でさえも気づいてない、ナチュラルに備わっており、時折繰り出される才能がある。 それは、かの世界的ベストセラー著者であるD・カーネギー様の著書タイトルでもある「人を動かす」才能。 ある時私は、

SNSの海原で溺れかけていた私は、一旦浜へ上がることにした

何かきっかけとなるピンポイントな出来事があったわけじゃなく、それはジワリジワリと私の感覚を侵食していた。 そしてある時、SNSに対して若干の居心地の悪さを感じている自分に、ふと気づいてしまった。 「This is SNS疲れ」と言うやつなのだろうな、と思った。 そして年末に、なんだかそのモヤモヤに無性にケリをつけたくなった。 そんな心のうちを、ある人にぽろっと話してみたところ、その人はこんなことを言った。 (ちなみに、その人はSNSをビジネスライクな感じで割り切って、軽や

過去の自分を否定せず受け入れることで、もっと未来が良くなる!はず☆

「人生」を何かのメタファーで表すなら。どのように表現しますか? 先日、数名のメンバーでそんな話をしていました。 時計かな?地図かな?…なんて、私は思っていましたが、ある方が、「道」と言う表現をしてくれました。 なるほどなぁ、と思いながら、私も、これまで自分が辿ってきた、色々な人生の道を回想してみました。 凸凹道。 ジャングルのような、緊張感がありつも、進んで行った先に何かがありそうな予感のするスリルと興奮が入り混じった道。 一歩一歩幸せを感じるような、綺麗な風景が広がって

かつての"マルッと丸投げ上司”が臆病だった私の殻を破ってくれた話

かつて、とても型破りな上司のもとで仕事をしていました。 夜中の2時、3時にメッセージが送られてくることは日常茶飯事。 「すごいよ俺!さっき、すごいこと閃いたから、明日会社でシェアします!」と、エキサイティングなメッセージが飛んできます。 それに対するこちらからの、リプライは、ほとんどスルーです。 翌日は、会議室に軟禁され、そのお風呂で突然思いついたと言う「閃き」をとくと聞かされて。 「じゃ、そう言うことだから、プロジェクトリーダー、頼むよ。」と、こちらの意思は関係なく任命

目の前の「壁」の乗り越え方 〜2021年も挑戦するあなたへ贈るメッセージ〜

悔しいなぁ 何か一つできるようになっても またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ 「鬼滅の刃」をご覧になった方は、この台詞をご存知かもしれませんね。 そうです。主人公、竈門炭治郎くんの言葉です。 この言葉に触れた時、まさに私が昨年中に感じていた心情、そのものを表しているようで、思わず感情移入してしまい、涙しました。 何か自分に使命や責任を課している人。 そこから逃げずに立ち向かおうとしている人。 挑戦していても、なかなか理想に近づけないと感じている人。 自分の限界を越えたく