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【作品情報まとめ】逸木裕KADOKAWA全作品

ミステリ小説を中心に、色とりどりの物語を紡ぐ作家・逸木裕さん。
最新単行本『彼女が探偵でなければ』(9月28日発売)の刊行を記念して、逸木さんのKADOKAWA全作品をご紹介します。


■ 新刊情報

01 | 彼女が探偵でなければ(KADOKAWA単行本)


こうなることを知っていたら、
わたしは探偵をやめていただろうか。


あらすじ

森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。痛切で美しい全5編。

試し読み

書誌情報

書名:彼女が探偵でなければ
著者:逸木 裕
発売日:2024年09月28日
ISBNコード:9784041134771
定価:1,980円(本体1,800円+税)
ページ数:336
判型:四六判
発行:KADOKAWA
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322211000502/

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02 | 五つの季節に探偵は(角川文庫)


第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞!
精緻でビターな連作短編集


あらすじ

私立探偵として活動するみどり。“人の本性を暴かずにはいられない”彼女は、いくつもの事件と対峙する――。第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターなミステリ連作短編集。

解説:門井慶喜

インタビュー

インタビュー(単行本刊行時)

対談(単行本刊行時)

書評(単行本刊行時)

書誌情報

書名:五つの季節に探偵は
著者:逸木 裕
発売日:2024年08月23日
ISBNコード:9784041150184
定価:968円(本体880円+税)
ページ数:320
判型:文庫判
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322402000634/

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■ 既刊情報

01 | 虹を待つ彼女(角川文庫)


圧倒的な評価を集めた、
第36回横溝正史ミステリ大賞受賞作!!


あらすじ

2020年、研究者の工藤賢は死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。モデルは美貌のゲームクリエイター、水科晴。晴は“ゾンビを撃ち殺す”ゲームのなかで、自らを標的にすることで自殺していた。人工知能の完成に向け調べていくうちに、工藤は彼女に共鳴し、惹かれていく。晴に“雨”という恋人がいたことを突き止めるが、何者かから調査を止めなければ殺す、という脅迫を受けて――。極上のミステリ×珠玉の恋愛小説! 第36回横溝正史ミステリ大賞受賞作。

解説:恩田陸

インタビュー(単行本刊行時)

書評(単行本刊行時)

書誌情報

書名:虹を待つ彼女
著者:逸木 裕
発売日:2019年05月24日
ISBNコード:9784041080368
定価:792円(本体720円+税)
ページ数:480
判型:文庫判
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321812000070/

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02 | 少女は夜を綴らない(角川文庫)


心の傷を抱える少女と秘密を握る少年。
2人を近づけたのは殺人計画だった。


あらすじ

「人を傷つけてしまうのではないか」という強迫観念に囚われている中学3年生の理子。身近な人間の殺人計画を「夜の日記」に綴ることで心をなだめ、どうにか学校生活を送っている。そんな理子の前に、彼女の秘密を知るという少年・悠人が現れる。秘密を暴かれたくなければ父親の殺害を手伝えと迫る悠人に協力するうち、徐々に彼に心を開いていく理子。やがて二人は計画を実行に移すが――。
先読み不能、一気読み必至の青春ミステリ!

解説:有栖川有栖

文庫巻末解説

インタビュー(単行本刊行時)

対談(単行本刊行時)

書評(単行本刊行時)

書誌情報

書名:少女は夜を綴らない
著者:逸木 裕
発売日:2020年06月12日
ISBNコード:9784041091838
定価:880円(本体800円+税)
ページ数:416
判型:文庫判
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321911000193/

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03 | 空想クラブ(KADOKAWA単行本)


ラスト16ページの「奇跡」を、あなたは体験する。
青春ミステリの最新形。


あらすじ

吉見駿は空想好きな中学生。祖父から受け継いだ「能力」によって、見たい風景を「見る」ことができる。小学生のときの親友・真夜の葬儀の帰り道、駿は河川敷で幽霊となった彼女に再会する。川で溺死した真夜は、死の瞬間の謎のために河川敷の、半径二十メートルの範囲に捕らわれてしまったという。塾からの帰宅途中、河川敷を自転車で走っていた真夜は川の方から「助けて!」という叫び声を耳にした。少女が溺れていることに気付いた彼女が川に入ったそのとき、木の枝を踏んだような音と共に意識を失ったという。「能力」のためか、自分だけが真夜の姿を見ることができると知った駿は、仲間と共に彼女の死の真相を探っていく。溺れていた少女を捜していくなかで、町の不良・郷原の関わりが見えてくるが……。

対談

書誌情報

書名:空想クラブ
著者:逸木 裕
発売日:2020年08月28日
ISBNコード:9784041095591
定価:1,760円(本体1,600円+税)
ページ数:376
判型:四六判
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322002000892/

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04 | 星空の16進数(角川文庫)


どうして私を誘拐したんですか――?
色鮮やかな青春ミステリ。


あらすじ

17歳でウェブデザイナーとして働く藍葉のもとを、私立探偵のみどりが訪ねてきた。「あるかた」の依頼で藍葉に百万円を渡したいというのだ。幼い頃に誘拐されたことのある藍葉は、犯人の朱里が謝罪のために依頼したのだと考え、朱里と会わせてほしいとみどりに頼む。藍葉は、誘拐されたときに見た色とりどりの不思議な部屋を忘れられずにいた。風変わりな人捜しを引き受けたみどりは、やがて誘拐事件の隠された真相に辿り着く。

解説:似鳥鶏

文庫巻末解説

インタビュー(単行本刊行時)

書評(単行本刊行時)

書誌情報

書名:星空の16進数
著者:逸木 裕
発売日:2021年12月21日
ISBNコード:9784041091845
定価:858円(本体780円+税)
ページ数:432
判型:文庫判
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321911000194/

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■ 著者プロフィール

逸木 裕(いつき・ゆう)
1980年東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒。2016年『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。22年「スケーターズ・ワルツ」で第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞。同作を含む『五つの季節に探偵は』の他、『少女は夜を綴らない』『星空の16進数』『銀色の国』『空想クラブ』『四重奏』など著書多数。

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