オーマイ、ママ！｜散文

あの子と遊んじゃイケません
友達は選びなさい
あなたのために言ってるの
あの子はマイナスになってるわ

うちのママというひとの言葉ときたら
なんと酷い言いぐさなのであろうか

これは僕の人生なんだ
友達まで親に決められてたまるかってよ

ママがその気ならこっちにだって
考えってもんがあるんだよ
家になんか帰ってやるもんか
ママのお小言なんて糞くらえってんだ

落ちていく、堕ちていく……
全ては自由のなかにある幸せなんだと
痛みだとか苦しさだとか
裏切りだとか、馴れ合いだとか……
愛とやらが何なのかも解らないままに

あの子と一緒に居たいのならば
あなたもしっかり立ちなさい
ふたりのために言っているの
互いの向上あるためによく考えて
そして、地に足つけて行動をするのよ

オーマイ、ママ……
もしもあの時そう言ってくれたのならば
きっと僕は気づいていたはず

……否、

きっと僕は気づけなかったんだろうな
今さらだけど言わせて欲しい

おぉ………………　まぃがぁ……。