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かちえるフィロソフィ―

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私たちが仕事をするうえで大切にしている考え方について公開していきます。 共感いただけたら、ぜひ「スキ」をお願いします♪
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判断基準は社長ではなく「理念・目的・価値観」でなければならない!

本日は、会社に入社した後、物事の判断をする際に何を基準にすれば正しいのかというお話です。 また、これまでにお話をしてきている当社の「価値観」、なぜこれを社員に共有しているのかという理由としても、ご理解いただきやすい内容です。 ●物事を判断する際、何を基準にすれば正しいのか? 社員が何かを判断する際、基準となるものを上司や社長にしてはいけません。 理念・目的・価値観に照らし合わせるべきだからです。 当社の社長である久保は、コロナがはじまる以前からほとんどオフィスには出社せ

経営理念と幸せになる4つの要因

カチエルの経営理念は 『意志ある仲間の成長と、物心両面の幸せを実現する』です。 本日は、なぜこの経営理念なのかというお話です。 ●生活できない給与では誇りは持てない 当社では会社経営・仕事するということを通して、「物心両面の幸せを実現する」ことを真面目に追及しています。 これは、経営者が従業員に対して物心両面の幸せを与える、という考え方ではなく、「経営者を含めた全員が物心両面から幸せを実現する」という考え方に立っています。 経営者を含めた全員が仕事をするということを通

相手の改善点を指摘できない2つの理由

カチエル社内では「良い関係性」を築くことの重要性を伝え続けています。 仕事を進めるうえで、また、チームがチームとして機能するために非常に重要な考え方になります。 しかし、これを崩してしまうのが「相手の悪いところをちゃんと指摘できない」という問題です。 本日は「人の悪いところを指摘でない理由」についてお話していきます。 良い関係性とは 良い関係性とは、相手のためを思って、相手が言われたら耳が痛いことでも、ちゃんと言ってあげることができる関係のことと定義しています。 また、

高い価値観の思考④~逆境本位~

本日は「高い価値観の思考③~先行本位~」に続き、高い価値観の思考について、4つ目をお話していきます。(最後です) ④逆境本位( ⇔ 順境本位) ツラい時期を乗り越える際、重要なのが「逆境本位・思考」です。 逆境とは「何をやってもうまくいかない」状況で、順境はその逆で、順調に物事が進む場面です。 そして逆境本位とは、逆境の時ほど人間は成長できるのだから、むしろ逆境であることを幸せに感じるべきだという思考です。 よく言われる「ピンチはチャンス」と似た感じでしょう。 部活

高い価値観の思考③~先行本位~

本日は「高い価値観の思考②~内容本位~」に続き、高い価値観の思考について、3つ目をお話します。 ③先行本位( ⇔ 現在本位)先行(さきゆき)本位とは、未来志向という意味です。 逆に、現在本位とは「今が良ければいいじゃないか」という思考です。 例えば、学校の部活動(スポーツ)で筋トレをする人がいます。 多くの場合、その筋トレは見た目を考えてのことではないはずです。 スポーツをする人が筋トレを理由は、様々あるかと思いますが、 例えば ・もっと早く走りたい ・もっと飛距離を伸

高い価値観の思考②~内容本位~

本日は「高い価値観の思考①~相手本位~」から引き続き、高い価値観の思考について、2つ目のお話をしていきます。 ②内容本位( ⇔ 表面本位) これをわかりやすい対比された言葉で表すと、「建前と本音」「形式と実体(実態)」「表層と内容」とも言い換えることができます。 冠婚葬祭や、学生時代に体育館であった教頭先生・校長先生の話が嫌いという方は、ままいるのではないでしょうか。 お決まりの天気の話(「最近寒いですね」とか)から始まり、話す内容の全てが表面的な・どうでもいい話に終

高い価値観の思考①~相手本位~

本日から価値観が高い人に共通する4つの考え方についてお話していきます。 今回は、1つ目の「相手本位」という考え方です。 ①相手本位( ⇔ 自己本位) 価値観が低い人は、自己本位で考えます。 自己本位とは、「独善的」という言葉よりも広義で、“全てを自分という立場から考える”ということです。 仕事に置き換えると、自分が提供したい・売りたいという考えを前提にお客様と話すという思考です。 本来仕事とは、お客様に対して商品・サービスというものを通して、いただいた報酬以上の価値を

当社がヒエラルキー組織をやめた理由

当社はティール(っぽい)組織を目指しています。 当社が目指すところは、書籍にあるような教科書的なティール組織ではなく、現実的に成立する形です。 当社がティール(っぽい)組織を目指し始めた理由は、大きくいえば2つの理由があります。 ①ヒエラルキー組織で全くうまくいかなかった 当社の代表である久保個人の話をすると、新卒で公務員→その後は軍隊的な営業会社という、典型的な上下関係が厳然とある組織で仕事を経験しています。 むしろ、当時は典型的な組織形態であるヒエラルキー組織に

仕事で「言語概念化」が大事である2つの理由

KACHIEL(かちえる)の社内ではよく「言語概念化が大事」と言われることがあります。 今回はその2つの理由についてお話します。 「言語概念化」とは? KACHIELでよく使う「言語概念化」とは、考えていることを具体的に文字・言葉にする、という意味です。(一般的な用語ではありません) もう少し突っ込んで解説すると、自らの考えをあえて文字・言葉にすることで、その考え自体が整理されたり、新たな考え方が生まれたりするという、「考え⇔言語」の行ったり来たりを指します。 価値