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高い価値観の思考④~逆境本位~

本日は「高い価値観の思考③~先行本位~」に続き、高い価値観の思考について、4つ目をお話していきます。(最後です)

④逆境本位( ⇔ 順境本位)


ツラい時期を乗り越える際、重要なのが「逆境本位・思考」です。

逆境とは「何をやってもうまくいかない」状況で、順境はその逆で、順調に物事が進む場面です。

そして逆境本位とは、逆境の時ほど人間は成長できるのだから、むしろ逆境であることを幸せに感じるべきだという思考です。
よく言われる「ピンチはチャンス」と似た感じでしょう。

部活で成績を残していたり、難関大学などへの受験、またご家庭での大変な時期を乗り越えたりした経験などがあれば、誰しも「あの時があったから、このくらいは楽勝」と言える・思えることがあるのではないでしょうか?


私が経験した逆境の事例


例えば、今この記事を書いている私の場合、
新卒入社した会社で月給22万円だった頃(当時、会社や給料に不満はありませんでした)に、地方のシングルマザーと結婚しました。

3人家族になったことで家賃や保育料を含めた生活費がいきなり倍増したことに加え、当時妻は致し方なく借金を抱えていたこともあり、いきなり家計が毎月マイナス8万円+借金も返済するという状況に陥りました。一日に使う自分の飲食代を200円までとしてもマイナスは変わらないので、人生初のピンチだったかと思います。

貯金額から引き算をしていくと
「あ、半年後に家計が破綻する…」
と計算できたわけですが、その時にスパッと転職を決意し、転職をしました。

月給ベースで「22万円→いきなり35万円」という転職をしたので、今考えるとかなり無茶な転職活動でしたが、なんとか実現させました。

また、転職先の営業会社に移ってからも、お金があるとはとても言えないギリギリな状況でした。そのため、「とにかく成果を出して自分の収入を増やさなければ」という危機感が強く、入社3か月目には他の営業マンの5倍の成績を出し、トップ営業マンとなり、人生はじめての役職がつきました。それ以降も継続的に成績を出し続けましたが、これは「月収が増えなければ家族が終わる」という逆境があったからこそ、平凡である自分でもできたことだと思っています。

当社の代表や、他の経営者の方々のお話を聞くと、これでも自分の経験など超平凡すぎる内容であることがよくわかるのですが、「逆境の時こそ、何かを大きく変えることができる」というのは間違いありません。

また、ツラい経験であればあるほど「あの時以上にツラいことはない」と後から思えるようになりますので、折れない心、何があっても乗り越えられる自信ができます。

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これまで「会社の問題が大きい」と言って退社・転職する人は、当社に面接に来た方を含めて多く見てきましたが、恐らくどの会社に転職しても同じかと思います。
会社に文句を言って、転職を繰り返してしまうというのは、その方の履歴書が証明していたりします。


逆境は成長の条件


ここでぜひ考えていただきたいのが、「敷かれたレールがガッチリあるような会社で働きたいのか、働いて楽しいのか」ということです。

当社の代表久保は元国税調査官ですので、元公務員だったわけですが、
当時、何を言っても「決められたルールだから」で何も変わらない組織で働くのは、本当に無味乾燥だったそうです。
また、年功序列・ガチガチの賃金制度によって、自分よりも仕事のできない上司の給料が自分の2倍以上だとわかり、やる気を出せなかったとも話しています。

いつどの会社でも、会社に問題がないという状況はありません。
Googleにもトヨタにも、常に問題があります。
理想と現実にギャップがある以上、問題があります。

そして、仕事とは問題解決ですから、問題がないなら、その会社に従業員は要らない、ということでもあります。

むしろ、見えない・見えていない問題を掘り起こしてきて、問題解決するから、その従業員は価値を生んでいるのです。

そして、問題が大きいともちろん大変なのですが、その逆境があるからこそ、みんな成長できるわけです。
「逆境は成長の条件」ということです。

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本日のお話は以上、
お忙しい中最後まで読んでいただいてありがとうございました!

今後もKACHIELの社員が仕事をするうえで大切にしている
考え方についてお話していきます。

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