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高い価値観の思考①~相手本位~

本日から価値観が高い人に共通する4つの考え方についてお話していきます。

今回は、1つ目の「相手本位」という考え方です。


①相手本位( ⇔ 自己本位)


価値観が低い人は、自己本位で考えます。
自己本位とは、「独善的」という言葉よりも広義で、“全てを自分という立場から考える”ということです。

仕事に置き換えると、自分が提供したい・売りたいという考えを前提にお客様と話すという思考です。

本来仕事とは、お客様に対して商品・サービスというものを通して、いただいた報酬以上の価値を提供することです。

その商品・サービスを使用・利用していただくことで、お客様の問題が解決されるとか、不満・不安・不便がなくなる、これが価値の提供です。

そもそも、お客様の要望・要請(ニーズ)に応えるからこそ商品・サービスというものがあるわけですので、極論から言えば、自分が提供したい・売りたい商品・サービスは存在し得ません。
(そういった商品・サービスは誰も買わないため無くなる)

これは「お客様の立場に立って考える」という考え方につながります。

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“「お客様のために」ではなく「お客様の立場に立って」という思考”


また、「相手との関係性で考える」ということにもつながります。
思考の軸足が相手方になれば、“相手に対して自分が何をしたほうが、相手にとって良いのか“という考え方をします。

正しい関係性であれば、時に「相手のことを本気で想って、相手方の耳が痛いことを指摘する」となるわけですが、これも相手本位で考えるからこそできることです。


“「依存」は正しい関係性ではない”


「相手方の耳の痛いことを指摘する」とは、指摘した自分は嫌われるかもしれない、さらには、自分には何のメリットもありません。

つまり、相手方のことを本気で想っていなければ、相手方の耳の痛いことを指摘など普通はしないのです。

誰しも子供の頃・新人時代に「怒ってくれる人がいるうちはいいよ」「言われなくなったら終わりだからね」と言われたことがあるかと思いますが、これは真実ではないでしょうか。

少し話は逸れますが、当社の税理士向けセミナーで評判高い講師ほど、一方でその講師のこと大嫌いという税理士さんもいらっしゃる思っています。
(はっきりとした口調でバサバサと間違ったことを斬るテレビのコメンテーター等と同じかもしれません。)

例えば、あるセミナーの中で、「脱税・不正をしているような顧問先企業は救うな」と声を大にして言う講師がいます。

これは、税理士が顧問先企業の不正を助けたら、その顧問先は「また不正をやってもいいな」と思い、改心・是正しないことがわかっているからです。

良かれと思って救ったのかもしれませんが、それはむしろ、税理士と顧問先の関係性を悪化させています。

一方で、「顧問先から報酬をいただいて税理士業が成り立っているんだから、不正していたとはいえ顧問先を救うな、は無いだろ」と思う人もいるわけです。
こう思う人が、厳しい指摘をする講師のことが嫌いになるのでしょう。

講師としては、せっかく高いお金を払って受講していただいている税理士さん(とその顧問先)のことを本気で想って指摘しています。

その講師と税理士の会話を聞いてみると、少なくとも講師は、税理士=お客様だからといって変に気を遣うことはなく、むしろ、お客様だからこそ厳しい指摘もしています。
これが、正しい関係性を構築することだと当社は信じています。

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本日のお話は以上、
お忙しい中最後まで読んでいただいてありがとうございました!

今後もKACHIELの社員が仕事をするうえで大切にしている考え方についてお話していきます。

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