見出し画像

厚木名物とん漬け

やあ、みんな。ケイチェルおじだよ。

おいたんはコロナ前に仕事で厚木によく行ってたんだけど、厚木名物と言えば「とん漬け」だよな?

え?知らない?

富士宮焼きそばに続くB1グランプリ2代目チャンピオンのシロコロホルモンだろ!って言う人は厚木の素人。厚木近辺で神奈中バスを利用してる人なら「厚木名物とん漬け」っていうフレーズは耳タコで聞いてるはず。厚木名物と言えばとん漬けなのだ。

おいたんも仕事で厚木に縁ができてからというもの、ずっとこの「とん漬け」が気になってた。シロコロホルモンは市内の焼肉屋とかホルモン焼き屋で食べられるし、仕事関係の人と何度かシロコロホルモン食べに行ったりしたけど、とん漬けを食べに行くってことは皆無。それどころか、出先でとん漬けを食べたことがあるという人に会ったことがない。本当に名物なのか?いやいや、おそらく地元の人にはちゃんと食べられてるはず。

ちなみに厚木には県最大の食肉センターがあって、シロコロホルモンはそこのホンモンを使ってないと公式にシロコロホルモンを名乗れない。周辺の県央地区は江戸時代から養豚が盛んで、高座豚だったかな?なんかブランド豚もある。

で、とん漬けなんだけど、豚のロース肉を味噌で漬け込んだ料理だ。「ただの豚の味噌漬けじゃん」だって?それは絶対に言っちゃいけない。厚木の人に屠殺される覚悟で言ってくれ。

おいたんは一度、本厚木駅前にある波多野商店っていうお店でとん漬けを買って、家で調理したことがある。ただの豚の味噌漬けじゃなくて、なんだか真っ黒な液体に浸かったロース肉だった。フライパンにアルミホイルを敷いて焼いたら美味しかった記憶がある。もう何年も前のことなのであまり覚えてないけど。

ただ、店によって違うみたいで、真っ黒な液体じゃない普通の味噌漬けっぽいとん漬けもあるようだ。駅前の焼肉屋でシロコロホルモンを食べつつ、薄い焼肉用のとん漬けを網で焼いて食べたこともあるな。普通の味噌だったけど、これもめちゃ美味かった。

と言うわけで、厚木名物とん漬けを作っていこう。レシピはこちらのJAあつぎ女性部協議会のものを参考にしたよ。

材料はこちら。

画像1

至ってシンプル。豚ロース肉に、ニンニク・生姜のすりおろし、味噌、みりん、醤油。波多野商店のとん漬けに近づけるべく、味噌は液体の赤味噌を使います。

画像2

肉をスジ切りして包丁で叩き、調味液に漬け込みます。1時間くらい漬けました。本当は一晩以上漬けた方がいいと思う。

今回はオーブンで焼いてみます。ネギと一緒に200度で20分。

画像3

キャベツの千切りの上に盛り付けてできあがり。ウマそー!

画像4

画像5

キャベ千にマヨつけたのと一緒に食べると頭おかしくなりそうな旨さ。

画像6

普通の豚の味噌漬けと何が違うの?って思ってるでしょ?いやー、違うんだよ。何が違うって説明は難しいけどさあ。今川焼きと回転焼きくらい違う。いや、大判焼きと七越焼きくらい違うね。富山の人なら分かるよね。

というわけで、厚木名物とん漬けを4649!

おわり。

この記事が参加している募集

#ご当地グルメ

15,809件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?