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クラロワ | DAL | (6)プレイオフの結果。優勝はチームむぎったん!

大本命がその力を存分に発揮しての初優勝。

2022年7月25日、FENNELけんつめし選手が主催する『クラッシュ・ロワイヤル』(クラロワ)の非公式チーム戦「DRAFT ALLSTAR LEAGUE」(ドラフトオールスターリーグ、略称DAL)のプレイオフが行われました。

記念すべき第1回大会に優勝したのは、TEAMむぎったん

今回のnoteでは、プレイオフ(7月25日)の結果と、選手の個人成績、「重大発表」や「第2回」関連の情報などをまとめました。

大会関連note:
クラロワ | #DAL | (1)DRAFT ALLSTAR LEAGUE発足。仕掛け人は”FENNELけんつめし”!
https://note.com/kabutom/n/n9961287ece09
クラロワ | #DAL | (2)ドラフトの結果と8+4チームの顔ぶれ
https://note.com/kabutom/n/n7087fce25ea3
クラロワ | #DAL | (3)最終予選の結果。勝ち上がった下克上チームは?
https://note.com/kabutom/n/n716aeaa63820
クラロワ | #DAL | (4)グループリーグDAY 1、DAY 2の結果
https://note.com/kabutom/n/nfd3a5d52787b
クラロワ | #DAL | (5)グループリーグDAY 3、DAY 4の結果
https://note.com/kabutom/n/nd153d2360e48
クラロワ | #DAL | (6)プレイオフの結果。優勝はチームむぎったん!
https://note.com/kabutom/n/n095f807d5bee


大会概要と経緯

試合中継の冒頭でも流れたこの大会公式PVを見れば、「DRAFT ALLSTAR LEAGUE」(ドラフトオールスターリーグ、略称DAL)がどんな大会なのかは丸わかりです。

文章でチェックしたい方は、僕のnoteをどうぞ。


プレイオフのルール

第1回「DAL」のグループリーグは、A・B各5チームの総当たり戦です。そして各組の上位2チームだけがプレイオフに進み、トーナメントで闘います。

試合形式は BO3(2セット先取)で、「2v2 - 1v1 - KOH」という懐かしきチーム戦時代のクラロワリーグ方式が採用されました。BANカードがあるのは2v2のみ。各選手は最大3セット出場可能です。

そして、グループリーグとプレイオフの唯一の違いとして、プレイオフのKOHは「4人 vs 4人」形式が採用されることになりました。”3タテ”ならぬ”4タテ”を達成するヒーローは現れるのでしょうか?


【DAL】DAY 5 プレイオフ(7月25日)

2022年7月25日(月曜日)、YouTubeけんつめしチャンネルにて、第1回「DAL」のDAY 5がライブ配信されました。行われたのは、プレイオフ(準決勝・決勝)の3試合。この日、優勝チームが決まります。

進行・MCはけんつめし、ゲストは岸大河。主催者とリーグの”本気度”がひしひしと伝わってくる人選です。これは嬉しい。


Match 21: TEAM isaporon vs TEAM RAD

準決勝第1試合は、TEAM isaporon(Aグループ1位) vs TEAM RAD(Bグループ2位)。TEAM isaporonの2v2勝率は100%を誇ります。

TEAM isaporon(Aグループ1位)
TEAM RAD(Bグループ2位)

準決勝第1試合の結果がこちら。

【DAL】Match 21: TEAM isaporon 2-0 TEAM RAD

Set1は、2v2無敗のisaporon-JACKペアがストレート勝ち。Game2では「Wドリル巨スケミラー」というややこしい自作デッキを使いながらも、連携ミスはなく、ミラーの使いどころもバッチリでした。

Set2は、Game1を落としたIssei選手が得意の「ペッカラム」デッキを連投して、BO3で逆転勝利。本当に強い!

勝利インタビュー:
isaporon「いやーもう激熱でしたね。いつも通り2v2から始まり、しっかり勝ち切ってIsseiにつなげて……。
(2v2について)相手側の苦し紛れの防衛ホグが見えた瞬間、JACKと2人通話で大盛り上がりでした。いけ―今だ今だー!って。
(1v1について)落としても大丈夫だよって感じでリラックスさせて送り出して、勝ち切るっていう。Isseiは先週の試合見ても何でも使えるんだなと。ペラムのごり押しも効いてる。読まれて大丈夫かなーと思ったけど突破してく。ぼそぼそぼそぼそ独り言を言ってるんだけど全部当たってくの、全部。
(決勝に向けて)任しといてください。またインタビューお邪魔します!」


Match 22: TEAM きたっしゃん vs TEAM むぎったん

準決勝第2試合は、TEAM きたっしゃん(Bグループ1位) vs TEAM むぎったん(Aグループ2位)。TEAM きたっしゃんのSet2(1v1)勝率はなんと100%です。

TEAM きたっしゃん(Bグループ1位)
TEAM むぎったん(Aグループ2位)

準決勝第2試合の結果がこちら。

【DAL】Match 22: TEAM きたっしゃん 0-2 TEAM むぎったん

Set1 Game1は2v2では珍しい、2人合わせて16枚のカードがすべて同じな”完全ミラー対決”に。両コンビとも目立ったミスなく、ほぼ互角のままタイブレーク判定までもつれた結果、むぎ・ぐりこ組が勝利。ファーストアタックで取ったダメージリードを守り切りました。

Set2には、今大会でここまで2v2に専念してきたむぎ選手が初めて1v1にエントリー。新進気鋭たぁ選手を相手に、イメージにない「エレジャイミラー」と、イメージ通りの「26ホグ」とでストレート勝ちを収めます。観戦していた人はみんな思ったことでしょう、あいつうますぎじゃねー?

勝利インタビュー:
むぎ「お疲れ様です。
(2v2について)巨スケBANは、相手に使われたらめっちゃイヤだったんで。それが刺さったのかな? 僕もぐりこも、2人とも感覚派なんで、その時の臨機応変にやった感じで。
(2v2のデッキは?)TEAMきたっしゃんのをパクったすね。
(1v1について)エレジャイは『読まれなさそうなのを使おう』って感じで。26は相手がファイボ型だったので相性助かった。マスケさえ守ればラヴァは溶かせると思っていて。ラヴァはマスケをどうしても突破できないと思うんで、こっちはホグ2周目とかで攻める。
(決勝に向けて)TEAM isaporonは勢いがすごいんで、そこに飲み込まれないように。がんばろうと思います」


Final: TEAM isaporon vs TEAM むぎったん

決勝は、TEAM isaporon(Aグループ1位) vs TEAM むぎったん(Aグループ2位)の対戦となりました。

この2チームがグループリーグ DAY 1でぶつかったときは、TEAMむぎったん2-1で勝利しています。ただし、あの時寝落ちしていたisaporonリーダーが今回ちゃんと起きているのは大きなアドです。

【DAL】Final: TEAM isaporon 0-2 TEAM むぎったん

Set1の2v2は、大会全体でも3本の指に入るような、決勝にふさわしいハイレベルな闘いに。うまい人とうまい人が息を合わせてうまい相手と対戦すると、こんなにとんでもない試合が生まれるんですね。未見の方、ぜひアーカイブを見ましょう。

Set2は、準決勝につづいてむぎ無双状態。Game1はマジアチャが無限に出て来るし、Game2ではロケ子が無限に湧いてくる。「最後の最後でいかにむぎが強い男か見せつけられましたね……」(けんつめし解説)

第1回ドラフトオールスターリーグ、優勝はTEAMむぎったん

優勝インタビュー:
むぎ「(2v2で今回巨スケをBANしなかったが?)準決勝で巨スケBANしてみて、巨スケ強いな、使いたいなと。
(2戦目はラヴァ採用)1戦目のデッキ的に読まれてたのかなって。相手の対空がアチャクイしかなかったので選んだ。
(1v1について)とりあえず出したいデッキを出した。
(Issei選手得意のペラム対策?)いや、ペラムに負けないデッキで、使いたいのをノリで。
(2戦目のホグデッキの立ち回り)ひたすらロケ砲が相手にしんどいんで、『ロケ砲出してホグ』をひたすら。
(おめでとう)ありがとうございました。」


エキシビジョン

これで今大会の試合は全て終わったはずでしたが、主催のけんつめし選手が優勝したむぎ選手にぽつり「エキシビジョンで4対4、どう?」。急遽4人対4人のKOHが追加されることになりました。これはうれしい!

TEAMむぎったんがチーム全員で「わらしべ」(対戦相手のデッキをコピーして次の試合で使う)を徹底すれば、TEAM isaporonの面々も自分の代名詞たる得意デッキでガンガン押していく試合展開。真剣ながらも意地とサービス精神の詰まった4 vs 4は、TEAM isaporon4-2勝利で終わりました。

ここで主催のけんつめし選手が再び「BO1、どう?」と動いて、追加の追加、リーダー同士のBO1が組まれました。

「ボムバル」のisaporonリーダー対「26ホグ」のむぎリーダー。チャンピオン不在のどこかクラシックな闘いは、3倍タイムの猛攻をしのぎ切ったむぎ選手のタイブレーク勝ちとなりました。今大会出場選手中で唯一人最多トロフィーが8000未満だという理由で、isaporon選手の実力を疑う向きもごく一部にありましたが、この試合の戦いぶりを見たあとでもう一度同じ文句を言える人はいないことでしょう!

(個人的な話をすると、僕は長いこと枯渇デッキを愛用しているのですが、それは元々isaporon選手が昔々にYouTube動画で公開した枯渇デッキのプレイにやられたからなんです。あまりに簡単そうにサラッと勝っていくもので、自分も同じデッキを使えばあんな風に勝てるんじゃないかと錯覚してしまったんですね。あの時は若かった……。isaporon選手が大会に消極的なこともあって、彼の大きな試合をリアルタイム観戦できる機会はこれまでほぼほぼ無かったわけですが、このDALの最後の最後にそれが叶いました。昔も今も彼のプレイはカッコいいですし、生はまた格別でした)


【DAL】プレイオフの結果

試合結果

プレイオフ(決勝トーナメント)3試合の結果です。

1試合もKOH(Set 3)が行われないのはさびしいなあ、と思っている所への「エキシビジョンやりません?」は男前すぎました。無茶ぶりに応えた選手・スタッフの皆さんにも拍手を。


最終順位

プレイオフを終えての、チーム最終順位です。

  • 優勝 TEAMむぎったん

  • 準優勝 TEAM isaporon

  • ベスト4 TEAM RADTEAMきたっしゃん


個人成績(グループリーグ・プレイオフ通算)

総合ゲーム勝率トップ5はこの選手たち。

  • Spring 2-0 (100%)

  • OYASSUU 5-1 (83.3%)

  • ぐりこ 13-4 (76.5%)

  • PANDORA 6-2 (75%)

  • Hika 7-3 (70%)

余談ですが、1人だけ「大会MVP」を選ぶとすれば、TEAMむぎったんぐりこ選手を僕は推します。

Set1を取られて”自分が負けたらチームが負ける”という状況のSet2(1v1)が3回あって、そのうちの2回に勝ったのは本当に大きな貢献でした。プレイヤーとして、テクニックだけでなく、メンタルや自信の面でも充実していることがうかがえる活躍と言えましょう。KOHや、むぎ選手と組んでの2v2でも存在感を発揮し、チームも優勝。文句のつけようがありません!


「FENNEL x クラロワ」の重大発表とは?

優勝チームが決まり、急遽開催のエキシビジョンも終わって、残すところは事前告知がされていた「FENNEL×クラロワ」に関する重大発表のみ。第2回の開催決定やろうなあーという大方の予想に反して、流れたPVは……

えっ? FENNELストリーマー部門にKK加入?!

ええっ? 完全に予想外なんですけど!

KK選手は、自身の7月1日の動画で今年限りの活動終了を宣言していました。今回の発表はそれを撤回するものではなく、FENNELとの契約は7月1日以前に決まっていた、とのこと。再度FENNELと話し合った結果、やっぱり今年いっぱい一緒に活動していこうぜ!となったのだそうです。

今年限りのお別れがさびしいことはさびしいのですが…… 有終の美と言いますか、花道と言いますか。うーん、うまくは言えませんが、何だか気持ちがうれしくなるニュースでした。


「DAL」の今後はどうなる? 第2回は?

これにて本当に第1回「DAL」の全日程が終了しました。選手・関係者の皆さま、おつかれさまでした!

しかし、ファンというのはせっかちで貪欲なもの。終わるとすぐに「次は?」「第2回は?」が気になってしまいます。

第2回開催決定、ヤッター!

放送の中ではさらに、「第2回は2v2をなくして1v1デュエルにする」「8月の世界大会予選の邪魔にならないよう配慮する」「9月は世界大会があるからお休みして、10月以降に第3回も見据えてる」などの今後の構想が語られました。なるほどそう来るのか、うわー楽しみ。

好きなゲームで、気になるイベントの予定がいくつも手帳に書き込めるのって本当にいいものですね! 

僕ら界隈の民も、楽しんだり、何か作ってみたり、まわりを巻き込んだりして、このビッグウェーブに参加していきましょう。ありがとうFENNEL、ありがとうけんつめし!■

第1回、おつかれさまでした!


+ 関連SNS(選手・関係者ふりかえり)

選手・関係者のこういうふりかえり動画は決して義務ではないんだけど、あると大会が「1粒で2度おいしく」なります。めちゃめちゃ大好物。

▽むぎったん(優勝)

▽isaporon(準優勝)

▽けんつめし(主催者)


+ 関連SNS(コミュニティ)

▽らくだ

▽ずーかまUVER

▽腹痛の極み

▽グミパン

▽kabutom

▽Rikapi


+ リーグ情報/Information

DRAFT ALLSTAR LEAGUE
(ドラフトオールスターリーグ、略称DAL)
Twitter #DAL

FENNEL けんつめし
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう! (kabutom)

Good luck!


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