CAN-SLIMの「A」
おつかれさまです、かぶねこです。
今回も『CAN-SLIM』シリーズ。
今回は「A」について。
一度始めたら後には引けない。
既に知っているという方には、今回もおすすめショート動画を紹介。
CAN-SLIMの頭文字一覧
Annual Earnings Increases
直訳すると「年間収益の増加」という意味。毎年大きな収益増加を続け、ROE(株主資本比率)が高い銘柄を狙えということだそうだ。
最初の『C』と似ているが、大化け株を狙うなら、EPSの一時的な急増では不十分であり、ここ数年で確実に成長している銘柄を狙う必要がある。
というのも、直近のEPS増加率だけでは、思わぬ落とし穴に気づかない可能性があるためだそうだ。
直近では33%増だが、はたしてこの銘柄は大化け銘柄と呼べるだろうか。
確かに直近からは回復しているが、3年目の6ドルという水準には到底及んでいない。つまり、目先の数字だけで判断してはいけないということだ。
これはPERについても似たようなことが言えるそうだ。PERは基本的な指標ではあるが、実際のところは、PERは株価の動きとは関連性がなく、売買判断にはほとんど役に立たないというデータもあるらしい。
一方で、ROEに関しては、急成長銘柄においては、ほぼ全銘柄が17%以上であり、PERに比べれば信ぴょう性の高い指標だろう。
余談として
ということで、ここからは具体的な分析。すでに株価は過熱気味だが、今ブームの国内半導体関連銘柄の過去の推移をチェックしてみる。
✅ レーザーテック
2024時点 PER 72.3、ROE 38.6%
✅ SCREENホールディングス
2024時点 PER 28.7、ROE 17.7%
✅ 野村マイクロ・サイエンス
2024時点 PER 22.5、ROE22.3%
やはり過去数年で見ても成長率は右肩上がりで伸びている。こういう銘柄を早いうちに見つけ出せば、強気相場での爆益を見込めるということ。
今はやや遅すぎる気もするが、こういうことを知っておくと、またいつかくるであろう次の相場サイクルも楽しみになる。
最後におまけで、最近いくつかのキャラクターが「おでかけ」してしまったと話題のこちら。株価は結構上昇しているが、EPSを見ても、この銘柄はV字回復の企業再生株ということになるだろう。
サンリオ
PER36.8、ROE 11.3%
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