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CAN-SLIMの【C】
今回から『CAN-SLIM』シリーズ。
既に知っているという方には、簡単で美味しい山芋レシピを紹介。こっちは本当におすすめ。感想はぜひコメント欄へ。(※かぶねこと無関係です。)
CAN-SLIMの頭文字一覧
【C】= Current Quarterly Earnings
【A】= Annual Earnings Increases
【N】= Newer Companies, New Products, New Management,
New Highs Off Properly Formed Bases
【S】= Supply and Demand
【L】= Leader or Laggard
【I】= Institutional Sponsorship
【M】= Market Direction
Current Quarterly Earnings
直訳すると「現在の四半期収益」と言う意味だが、四半期決算におけるEPSの増加率に注目せよということらしい。
過去の目覚ましい株価上昇を始める直前の銘柄を調べたところ、当期四半期決算発表で平均70%のEPSの増加率を見せているのだそうだ。
先ほど紹介した記事の本では、少なくとも18~20%、できれば40%~100%、あるいは200%以上が好ましい。と書いてある。また、単純なEPSの増加だけではなく、売り上げの伸びも伴っていなければならないそうだ。企業の成長は売り上げアップなくしては起こらないということらしい。
ただ最近では、投資の神様でさえ「目を見張る」業績が望める企業はほとんどないと言っているので、現状では割安な株を探し出すのは難しい。
ただ、EPSが成長していない"冴えない"株をわざわざ買う必要もないという話は納得する部分がある気もする。
いつか起こるかもしれないEPSの急成長に期待して待ち続け、赤字続きの小型株に注力するのは、投資効率が悪そうだ。
まあ、過去にそういう銘柄に期待したせいで逆に損を被ったケースも多いので、個人的なバイアスが混じっているせいかもしれないが。
ということで、やはり企業の真価は『売上』または『純利益』にあり、その成長率は重要なカギだという話。
余談として
これだけで終わるのもつまらないので、「一生一緒にエヌビディア」などと騒がれるNVDAのEPS成長率でも見てみよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1709035158596-a5Wg2WnJL7.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1709035195181-q5vAhlK3OG.png?width=1200)
23年Q2時点で対前年度比率+851%、そして直近でも+768%と凄まじい。株価はどうなのかと思うと、Q2の7月時点で440ドルほどなので、そこからでも1.8倍くらい上昇していることが分かる。
![](https://assets.st-note.com/img/1709035214829-LB2UgfNziV.png?width=1200)
もしかして、急激な伸びを見せる銘柄であれば、多少割高感があっても、最初のうちであれば勇気を出して買ってみるのもありかもしれない(?)
なんてその辺りはもっとデータを集めないと分からないけれど、やはりEPSが爆発的に伸びている企業は株価の上昇も凄まじいということだ。
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