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くしゃみをしても一人【タイ移住日記2024/03/09】

妻が学会のため週末は出張しているのでタイに来てから初めての一人。

私は出不精なので、正直家を出たくない。最近は大気汚染がヤバすぎて見た目からして茶色い空気だし。外出たらまじでくしゃみヤバい。

一人が嫌いなわけでもないのだけれども、一人でどこかに行くのには、メンタルを一段階上にスイッチを切り替え、温まるまで待たないといけない。でも待ちすぎるとブレーカーごと落ちてしまう。

大学時代京都にいた時はよく一人でいられたな、と思ったけど、よくよく思い出してみたら家が近い下宿生(実家通いではない人たちのことを私の大学ではこういっていた)仲間の友人たちと夜遅くまでゲームしたりしていた。なんだかんだ一人には慣れていないのかもしれない。

ということで、自分と空調と空気清浄機以外から発せられる音がないのはどこか不思議な気持ちになっているのである。


夜の過ごし方を自分で観察してみた

私は計画を作成してそれ通りに動くような人間ではない。10代のころは勉強に追われていて、その時は事細かに計画を作ってそれをこなしていくことをしていたが、結局、計画倒れになることも多く、時間の無駄であることを知ってから事細かな計画は立てなくなった。

結果、自分のやりたいように、そしてやった方がいいことものーそりやっているのである。

noteを書き始めた

仕事に追われているも、書く準備運動をしないとなかなか仕事が手に着かなくなってしまった。1週間何も書いていなかったので、一番大きな出来事であった大学院合格のエッセイを書いた。

世の中にあるたいていのそういう記事は、みんな何かにとり憑かれたように、合格体験記というある種自慢やハック的なことを書いて、次に志望する人たちの参考にしてもらおう!みたいな文章を書いているが、私はそういった書き方が気に食わないので、書かない。

なんで大学院に行きたいと思ったか、その背景を自分の負の感情をさらけ出すように書いただけだ。私の文章は後から見返すとそういうのが多い。文章を書くことが過去の負の感情と向き合いそれを乗り越えるための手段なんだろう。文章を書いていなければ多分自分の中にそれがとどまり続け、今以上にクソみたいな性格の悪い人間なのだろう。


マッシュル見始めた

最近流行りのブリンバンバンボンにまだ辿り着いていない。まだ岡崎体育だ。

アニメのコンセプトが最高だなと思い、見始めた。ちなみに見始めた数週間前はブリンバンバン知らなかった。私のSNSにはそういうのが流れてこない。ネコミームも。出版社の新刊情報や読書垢の読了報告報告ばかり。

銀魂を思い起こさせる、いろんなパロディ詰め込み放題のアニメ。それも一つの芸術である。
人間社会でパロディ問題が提起されてから長い年月が経ったが、広い意味でのアートは何かを継承して新しいモノを生み出すのがベースだと思う。みんな必ず誰かからの影響を受けている。私のこの文章の書き方も短い人生の中で吸収してきた文筆家たちの影響を受けているのだろう。

とりあえず、マッシュルは最高だ。最初の何話かだけで見るのをやめてしまう人もいると思う。あれは7話まで見てほしい。私的にはリボーン現象だった。(かてきょーヒットマンリボーンの世代の人いたら挙手)

本を読み始めた

仕事もしたかったのだが、最近右手がしびれる。毎日違う指が一本ずつしびれる。妻にこの話をしたら腱鞘炎だと言われた。多分そうだろう。最近働きすぎだと思っている。仕事量セーブしないと、と言われるも、書かなければならない記事がたくさんあり、それ以外にも塾講師の仕事や諸々の仕事をやらねばならない。

痛みがひどすぎたので、ゲームもやる気が起こらず、文庫本の短編小説集を読み始めた。短編小説は一個一個濃いので好きだ。

私は基本的に仕事系の本1、2冊+学術書1冊+長編小説2冊+短編小説1冊という感じで平行読書をするタイプなので一冊を読み終えるのが比較的遅くなる半面、ある時期に一気に読み終わる。

この日も長編小説少し読んだら、短編1本読んでの繰り返しで、まあまあな時間読書をしていた。


そんなこんなですぐに日付が変わってしまい、一人の夜Day1が終了した。

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