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【#24】こうしてM君は京大に行った

没頭する力は才能なのか!?

物事を追求する力


M君は陸上部で、長距離種目をしていました。
毎日走り込んでいて、タイムを縮める努力をしていました。
思えば、長距離走には人生にとって大事なものが詰まっている気がします。
毎日努力をし続けること、
目標に向かって努力をすること、
日々の記録を取ること、
どうすればタイムが縮むのか分析すること。

普段はほんわかして周りを笑わせることが多かったM君は、部活の練習中はスイッチが入ってキャラが変わります。
オンオフの切り替えがしっかりしていた印象です。
そのギャップからか、学年でもモテる方で、何人か彼女が出来ていました。
男女ともに、好かれてましたね。

あそびにも真剣で、ゲームのやりこみもしていました。
ポケモンは数値だけで計算できるようにしたり、低レベルクリアをしたり、目標に向かって何かをするのが得意なのかな、と思いました。

高3で覚醒するタイプ

そんなM君は、2年生の時はそこまで目立っていなかったのですが、部活が終わって本格的に受験に向けて勉強する時期から、急激に目指す存在になりました。
彼は特進クラスではなかったのですが、特進クラスの人が噂するほど、急激に成績を上げていたのです。
僕の学校は3年生になったら、嫌になるほど模試をさせられるのですが、M君は成績上位になっていました。
どうやら勉強に本腰を入れたようで、その勉強量はハンパではなかったです。
しかも、勉強が楽しい!と言っていて、正直勝てる気がしませんでした…
誰もが認める成績で、彼は京大に受かりました。

没頭する力は、何でも養える

彼からは、対象は何であれ没頭することで、没頭力を養えるということを学びました。
部活でも、ゲームでも、勉強でも、自分がすきになったことをやりこむことで成長できるし、その成長は次に活きるのだと学びました。
大学になったらやりたいことがあるとはなしていたので、また別の何かに没頭しているのでしょう。
自分はどうしてもやりきることが出来ず、何事も中途半端で終わってしまいます。
もう少し、没頭するほど何かにハマる経験をして、成長して行ければと思います。

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