見出し画像

【今さら聞けない話】ブランディングって何するの?って質問に答えます!

みなさん、こんにちは。こんばんは。
ブランディングは世界を救う。
ブランディングで世界のお役に立ちたいおりがみlaboあぜおかです。

今日はわかるようでわからない言葉の代表格「ブランディング」について少しお話します。
ただ、わたしの話すことが正解!ってこともないと思うので、あくまで一般論と私の見解を交えて書いていきます。

まず、ブランディングとマーケティングの違い

ブランディングとは何か?を話す前に似て非なる言葉、マーケティングについて少しお話します。

マーケティングも数年前から耳にするようになりました。
昨今はマーケティング研修や検定、資格なども増え大企業から中小企業に至るまで浸透してきた考え方です。

マーケティングには細かく見ると様々な定義があります。大前提としてあるのは「顧客のニーズを満たす事を企業が提供する為のあらゆる活動」を指し、「販売ではなく顧客を満たすニーズを提供すれば自ずと売れてしまう状態を作ること」です。

マーケティングって聞くと販売することって思いがちですが、
そもそも売れる仕組みを作ること、
販売という行為をなくすことが究極の目的。とわたしは解釈しています。

では、ブランディングとは何か?

ブランディングとは、「ブランドを作る」こと

ブランドと聞けば、ルイヴィトンやエルメス、ブルガリといったハイブランドのことを思い浮かぶ方が多いと思います。
それは当たらずとも遠からずです。

先に挙げたルイヴィトン、エルメス、ブルガリはブランド=高級、質のいいものというブランディングに成功し、そもそも「ブランド」という言葉を世界中に広め認知させました。

そして、私たちは知らず知らずのうちに、ブランドのイメージを持っています(個々の感覚は一旦脇に置いておいて)

エルメスと聞いて、キャバクラで働いてる源氏名がエルメスの女の子を即思い浮かべる人は、おそらく少数派でしょう。
エルメスと聞けば、スカーフやバック、バーキンや馬具(ブランドの起こりは馬具です)を連想する方が世の大半です。

こうして私たちはエルメスのブランディングの通りに連想し、スカーフで質のいいものを選ぶ時はエルメスが浮かぶようになりました。

この一連の連想を長い年月をかけ、様々な方法を用いて展開し続けることがブランディングです。

ブランディングを行う前のポイントを3つご紹介

その為に、ブランディングを取り掛かる前に予めブランディングに関わる人員(経営者含め)で共通認識を持つ必要があります。
ここからは会社、サービス、人、ブランディングしたい時に取り組むポイント3点をお伝えします。

①ブランディングのゴールを決める

何事も取り組む前に目標設定が大切と耳タコくらいに聞きますが、ブランディングも同じです。
ブランディングしたい対象があり、それを世の中の皆様にどういうイメージを持ってもらいたいのか。

ブランディングに関わる人達がそれぞれの考えで行動するとせっかくの労力が分散します。
ブランディングを始める前に、携わる人たち、経営者、主力メンバー、数名で打ち合わせを行い共通のゴールを設定します。

②ブランディングの全体像、流れを決める

ゴール設定ができたら、次にブランディングの全体像を決めます。
別の表現を言うと「流れを決める」とも言います。

例えば、『新商品の認知をあげて商品のロイヤリティをあげるブランディングをする』ことがゴールとします。
次に、考えることは
認知をあげる
ロイヤリティを上げる
それぞれのもしくは両方を達成するために何をするか?と行動プランを立てます。

この時に、プレスリリースを打つ人、SNS発信する人、ホームページに掲載もしくは新規で立ち上げる人、CMする人がバラバラなタイミングで行うと費用対効果が落ちますよね。

ゴールが設定できたら達成するための行動プランをそれぞれの担当が認識を合わせて自分たちの役割や目的意識を明確にして行動することが重要です。

③効果測定、費用対効果を図り、次の改善に活かす

ブランディングの効果を測定するのは難しいです。
ただ、行った行動プランに対して必ず着地点があるのでその増減率をもって図るのがわかりやすい指標になります。

販売単価増減
ホームページの新規訪問者数、コンバージョン率
アンケート調査
エゴサーチ

これらの手法を用いて、行動プランに対する効果測定を行い次回の改善を行います。
この振り返りと改善の工程もとっても重要です!

最後に

いかがでしたか?
ブランディングは1人で完結することが少なくチームで行うことが多いかと思います。最初に全員の意識や言語の意味の統一を行うことが重要と考えます。

というのも、ちょっとしたニュアンスの違いがアウトプットした成果物に大きな影響を与えるからです。
また、経営者・管理者・作業者の全員が同じ意識・言語の意味を理解していると会議や打ち合わせもとってもスムーズに進みます。
ブランディングを開始する前に関係者が足並みをそろえて進めていくことが結果的に時間や作業の効率も上がると思います。

今回はブランディングとか何か。とブランディングを行う前のポイント3つをご紹介しました。参考になれば幸いです。
また次の投稿をお待ちください。

タイトル画像:homecare119によるPixabayからの画像


この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?