増え続ける日本人留学生
今年はコロナウイルスの影響で海外に出た人はほとんどいなかったと思う。
少しずつ緩和される方向ではあるのものの、来年はどこまでいけるのか気になるところ。
日本から留学する人数のデータを見てみた。
語学学校を中心にしたデータと、日本の大学から渡航したデータがあったけれど、どちらにしろ圧倒的にアメリカが多い。
そして3ヶ月未満の短期留学が圧倒的なウェイトを占めていた。
語学学校に関しては、ここ数年でフィリピン留学が増えている。
比較的費用が安く、わりと気軽に行ける。
日本人経営の学校も多いので、日本人のニーズに合わせて英語を上達させてくれるところが多い印象。
朝から夜までみっちり英語漬けで、強化合宿のよう。
「英語という言語を手に入れたい」
「効率的にさらに上のレベルを目指したい」
という人には良いのではないかな、と思います。
仕事で英語が必要、とかですね。
ただし、英語を母国語とする国で習得するものとは少し違ってくるのかも。
言語は文化の一部である。
私はそう考えるので、仕事等で使える英語を習得できたとしても、英語圏の文化を感じる体験と共に得る言語とは全く違うものになるはず。
実際に英語圏に留学をしたことがある人は、この感覚を理解されると思います。
英語圏の国で留学することも、フィリピン等の合宿タイプの留学をすることもどちらも一長一短あるので、自分のニーズに合わせた選択をするのが大事ですね。
オンラインも進んでいるので海を越えなくともいろんな勉強方法があるけれど、生の体験は何にも代え難い価値があるのは今後も変わらないはずです。
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