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白黒の人間模様

韓国ドラマ、リメイク作品スカイキャッスル。
韓国ぽい、がすごく伝わってくる。
なんだろうね。ストーリーなのか、演じ方なのか。
確かに言えることは、感情表現が強いということ。

韓国は喜怒哀楽が凄まじいから、出すものが大きくて、
誰を見ても私が主人公だと名乗れるくらいのレベル。
その分刺激やスリルも包み隠さず見せているように思う。

日本人は繊細で、かつ作品も繊細なものを作り上げる気がする。
それがいいのだけれど、物足りないと感じる人や
読み取りづらい人もいたりするのかな。

テーマソングも日本カバーしている。
何が本当?とかよく思うし、人は簡単に嘘がつけたり
裏表が作れてしまう生き物だからこそ警戒もする。
少しでも黒そうな部分が見えたら刺激が強い。
いつからよく見せたいなんて感情、生まれるのかな。
どうてもよくなる、どうでもよくないけど。

バトルなんて、争いなんて、本当に求めてない。
ましてや大好きな心で遊ぶなんて本当に許したくない。
さっさと退散したほうが身のため。
勝ち負けなんかいらないから、逃げたって構わない。
そう思うのに、逃げられる場所ばかりではないんだ。

ずっとモヤモヤして分からない感情があった。
気付かされた、教育じゃなくて飼育だってこと。
いわゆる食べものは与えるけど、育てることに劣る。
優しさはある。でも……何か仮面を悟ってしまう。

窓のない部屋は、窓のない心と同じで、
塞ぎ込んで、閉じこもって、萎縮していく。
そう気づいて、ハッとした。
だからこそ、お互いがよく見合わないと見えなくて
大事にさえできない。

誰だってホワイトな会社を見つけたいように、
ホワイトな人たちに囲まれたい。
でも、手を抜くとかテキトーが許されるのは違う。
優しすぎて潰れるのは、そういう人たちを毛嫌いするような、平気で嘲笑うような人たちがいるから。

どうか、この世界で悲しいことが起きませんように。
平和で穏やかな生活が送れますように。
ただそれだけの、祈りのつもりなのだけれどね。

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