#98 性格診断の結果が変わった。

 こんにちは、鏑木澪です。

 就職活動をしていた頃に、MBTIにハマっていたような気がします。
(利用していたのは主に無料のサイトなので、厳密にはMBTIではないと思われる)

「客観的に見て、私はどんな人間なのか」を知りたいがために、何種類も”性格診断テスト”を受けましたが、よく当たる占いみたいな(それ、殆どの人に当てはまるのでは?といった)印象を受けたので、あまり信用していません。

 参考程度に。
 知っていて、使えるところがあったら面白いかな。

 そんな感じです。

 といいつつ、当時はあまり冷静じゃなかった気もするので、実際どう思っていたのかは思い出せません。←


 今回の結果は、INFJでした。

 就職活動をしていた頃は、INTPでした。

 I(内向型)
 N(直感型)

 これは変わっていないようです。

 判断の仕方は、

 T(思考型)→F(感情型)

 外界への接し方は、

 P(知覚型)→J(判断型)

 このように変化した模様です。

 ちなみに、”就職活動をしていた”なんて書いていますが、正確には「就職活動の”準備をしていた”」期間(大学1〜2年生のはじめくらいまで)が、INTPでした。

 おそらく一般的には本格的に”就職活動をする”はずの時期(大学3年生)は、2年生から始めた学内アルバイトの影響で、「もう、他人に使われるのは、うんざり」と思ったので、殆ど何もしていません。

 その頃は、INFPでした。

 INTP
 INFP
 INFJ

 4年も経てば人は変わるということなのか、
 やっぱりあまり当てにならないのでは?
 なんて思ってしまいます。

 まぁ、IN(内向型・直感型)は、ずっと変わっていないので、外れてはいない気もしますね。←

 INFPを挟むと、なんだか変化の道筋も見えるような気がします。
(専門的なことを何も知らないので、実際どうなのかわからないけれど←)

 INTPだった頃のことは、記憶の彼方です。

 INFPからINFJになるのには、どのような変化があったか考えてみようと思います。


 あくまで、”私の場合”の話ですから、一般的ではないと思います。

 一番の変化は、
 目線というのか、基準というのか、
 それが「相手」から「自分」に移ったことです。

 INFPの頃は、
「これをしたら”あの人”の役に立つんじゃないか」
「こうしておけば、”みんな”が喜ぶんじゃないか」
 こういったことが行動の指標になっていたと思います。

 自分は嫌でも、周りの人がそれでいいなら、そのほうがいい

 こう考えるよう努めていました。

 これは中学生の頃、部活の副顧問に「あなたは人の気持ちが理解できない子」といわれてから、ずっと引っかかっていたことを学内アルバイトを通じて解消したいと思ったからです。

 それが目的でアルバイトを始めたわけではありません。

 上司にあたる職員に、他の学生との関わり方について、同様のことをいわれたのがきっかけでした。

 中学生の頃は、部活の副顧問にいわれたことにショックを受けつつも、それまでの部員との関係や私が頑張って取り組んできたことを理解してくれていた担任の先生にこのことを相談して、「そんなことない。あなたには思いやりがある。よく人のことを考えている」といってもらえたのを信じて、どうにかやりすごしました。

 再び、面と向かっていわれた「あなたは人の気持ちが理解できない子」というセリフは、私にとっての真実となり、克服しなければならない課題となりました。

 問題は、解決しなければなりません。

 私は、「自分が他人の気持ちを理解できる」なんて思っていませんが、同様に「あなたも私の気持ちなんて理解できないでしょう?」と考えていました。

 だから、中学の副顧問には「あなたは、私の気持ちがよくわかるんですね」と小声で反論して、「は?」と返され「なんでもないです」と応えることしかできなかったのです。

 中学生のガキンチョとしては、「”先生”は」といわず「”あなた”は」といって、「先を生きると書いても、”あなた”も所詮、人間でしょう。立派ですね」と嫌味をいってやりたかったのですが、実際には理解してもらえなかった悔しさで涙が溢れそうになっているのを我慢するので精一杯でした。(笑)

 大学生は、ガキンチョではありません。
 というより、無力なガキンチョではなくなっているべきです。

 そのはずでした。

 私は大学生になっても”無力なガキンチョ”のままだったことを思い知ることになります。

 私は事務処理的なことは、比較的得意だったので、本来、5人で処理する内容でも、ひとりでこなしました。

 日に日に睡眠時間は削られていき、昼夜問わず鳴り続ける電話、届き続けるメールの処理に追われ、少しずつ大学の授業に出席できなくなっていきました。

 学内アルバイトですから、大学で仕事をしているのに。

 授業に出られないんです。

 笑えるでしょう?

 幸い、私はそれで単位を落とすことはありませんでしたが、成績はガタ落ちでした。

 それでも私には、「学校の授業なんかより大事なもの」の幻が見えていたのです。

 学内アルバイトは給料がでません。
 寮の家賃がタダになるだけです。

 勉強よりも、お金よりも、
 今の私に必要なものが、手に入ると、期待していたのだと思います。

 まぁ、入らなかったんですけどね。(笑)

 決定的な出来事は、私に「あなたは人の気持ちが理解できない子」と告げた職員が、「本当に困ったときは俺を頼れ」といっていたのを思い出して、頼ろうとした時でした。

 私が課題を認識した後、その職員は私のことを理解してくれている、「本当に困った時には助けてくれる」と私は信じていたのだと思います。

 アルバイトの仕事はどんどん増えていき、「5人分、しんどいな」といっていた頃の5倍以上になっていました。

 単純に、立場上いろいろな部署の仕事に口を出すようになったので、関わる人数が増えたぶん、やることが増えたのです。

 仕事そのものには慣れてきていたのと、しんどいと感じる基準が麻痺してしまっていたので、それほど「つらい」とは思っていませんでした。

 私がつらいと感じていたのは、人間関係です。
 とある部署で、揉め事が発生しました。

 正確には、そこらじゅうで人間関係の問題が発生していましたが、そのなかでも特に深刻と思われる問題が発生したのです。

 懸命に努力したつもりでしたが、これは私には解決できないと気がつきました。

 私は、「人の気持ちが理解できない子」だからです。

 そこで、私は例の職員を頼りました。

 本当に救いを求めて、「助けてください」といいました。

 自分にはできないと認めて弱さを見せました。

 これに対してその職員は、「わかった。あとは、俺がどうにかしてやる」といってくれたのです。

 全て解決してくれるなんて思っていませんが、きっと「なにかしてくれる」と思っていました。

 あの人は、ヘラヘラ笑いながら

「え、なんやったけ?」

 そういって、全てがどうしようもない状態になってから顔をだしました。

 あの時の「別に大したことないじゃん(俺、そんなこと頼まれてたっけ?)」と書かれた間抜けな顔を今でもよく覚えています。


 私はこの人に、一体何を期待していたんだろう。

 なるほど、私はどう頑張っても「人の気持ちが理解できない子」なんだな。


 何かの出来事をきっかけに人生が360°変わっている人がたまにいますが、
(360°だったら、なんも変わってないじゃん……←)

 やっぱり、そんなに簡単に性格は変わらないと思います。

 私の場合、無理に性格を矯正しようとしていたわけですから、このような結果になることは、多少、喜ばしいことのようにも思えます。
(少なくとも表面上の振る舞い、選択方法は変化していっている←)

 それにしても、私は本来、どういう性格なのでしょうか?

 まぁ、あまり良い性格はしていないと思います。(笑)

 根の「欲求」に目を向けたほうが、まだ人間の分類をするのに向いている気がしますが、その分類に縛られる必要はないと私は思います。

 もういいや、好き勝手生きてやるしぃ!ッ

 知らねぇ!ッ

 なんだか、わけのわからん話を長々してしまいましたが、物語を書く際にキャラクターの行動原理のようなものを考えようと思ったら、「そもそも、私の行動原理はなんなん?」と考えはじめてしまってこんな感じです。(どんな感じやねん←)

 あぁ、もう。
 知らん!ッ
(お得意の現実逃避←)

 小説書くぞー!

 いや、曲も作りたい。。。

 好きにするんだもん!
(変なテンションでごめんなさい)

 あ、物語では、INFPのキャラクターがINFJのキャラクターに勝利する場合が多い気がします。

 いや、知らんです。←

 ではでは〜


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