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緊急速報~やっぱり福島は醸造王国でした!

本日の福島民報(2021/8/31)の3面記事に、こんな喜ばしい記事が掲載されていました\(^o^)/
実は私、前日に「ヤマボシ醤油」様から「民報が取材に来た」というご連絡を頂いていたのです💗

「何で一介のWebライターがそんな情報を持っているんだよ!?」と訝しく思ったそこのアナタ。
種明かしをすると、2月にライター修行の一環としてヤマボシ醤油様に取材をさせていただいて、そのご縁で、今でも奥様とちょくちょく交流があるのです😊
ただ、福島民報のドメインの強さと情報の公平性を考慮して、発表まで待っていたのでした。

また、今回民報で取り上げられていた相馬市の「山形屋商店」様のお名前も、2月にヤマボシ様から「あそこのお醤油屋さんはすごいのよ~」と教えていただき、さらには3月の浅生鴨さんの「東北ツイート聞き語り旅」の中でも浅生さん&田中泰延さんが触れていらっしゃったこともあり、2月の地震の後どうなっていたか、密かに気になっていました。
(何日目の放送だったかは覚えていないのですが、相馬の美人姉妹が看板娘を務めるお店として紹介されていました)

そんなわけで本日の福島民報3面より、そのまま引用させていただきます!
今の時間まで待っても公開されないところを見ると、全国向けに発信しなさそうですし😅
(もったいない……)

日本醸造協会 技能者表彰~県内から3人受賞

二〇二一(令和三)年度の日本醸造協会醸造技能者表彰に県内から、白河市のヤマボシ醤油代表社員の大槻安生さん(六四)、会津若松市の林合名会社品質管理部長兼工場長の長尾敬一さん(五九)、相馬市の山形屋商店代表社員の渡辺和夫さん(五一)が選ばれた。
 日本醸造協会がみそ、しょうゆ、麦酒、清酒、焼酎、洋酒など醸造に携わる技能者を部門ごとにたたえている。三人は調味食品関係で受賞した。選考は六月末に行われ、各醸造分野の全国組織などから推薦を受けた技能者を審査した。


ニーズに合う味研究
ヤマボシ醤油(白河)
代表社員 大槻安生さん 64

伝統の味と技術を守りつつ、高品質な商品の生産に心血を注ぐ。県南地方の飲食店を中心とした顧客の意見を誠実に受け止め、ニーズに合った味を研究し続けている。
 白河市出身。白河高、東海大工学部原子力工学科卒。会社員を経て、一九八九(平成元)年に父の跡を継いだ。香ばしい香りとまろやかな口当たりが特徴の「ヤマボシ醤油・吟上」は過去に二度、全国醤油品評会の農林水産省食料産業局長賞を受けた。
一八七二年(明治五)年の創業から百四十年以上の歴史を持つ醸造元の五代目として、豊かな香りと味、澄んだ赤色のしょうゆ造りに励む。「食味を分析しながら高い品質の商品を研究し続ける」と決意を新たにした。

先代からの技術継承
山形屋商店(相馬市)
代表社員 渡辺和夫さん 51

創業百五十八年目を迎えたしょうゆ・みそ醸造の老舗で伝統の味を守る。「店主自ら作るべし」の家訓に従い、製造工程の全てに厳しく目を光らせる。
 相馬市出身。相馬高、東京経済大卒。銀行員を経て二〇〇一(平成十三)年に山形屋商店に入社し、二〇一二年から五代目店主を務める。看板商品の「ヤマブン本醸造特選醤油」は、先代から伝わる火入れの技術が生む香りとうま味、色つや、風味のバランスが高く評価されている。全国醤油品評会では最高位の農林水産大臣賞を過去四度受賞した。
 二月の本県沖地震で醸造蔵などが被災したが、苦境に負けず前を向く。「本県ブランドの価値を高めて風評払拭(ふっしょく)につなげたい」と誓う。

適切な温度管理徹底
林合名会社(会津若松市)
品質管理部長兼工場長 長尾敬一さん 59


 製造するしょうゆやみその品質管理などの責任者を務めている。「受賞は従業員が頑張ってくれたおかげだ」と周囲への感謝を口にする。
 会津若松市出身。会津高、東京農大農学部卒。市内の酒造会社に勤めた後、二〇〇三(平成十五)年に林合名会社に入社した。一七九二(寛政四)年創業の老舗の味を守り続けている。
 自慢の「特級醤油」は香り高くフルーティーな味わいが特徴だ。風味を損なう酵母が発生しないよう、適切な温度管理などを徹底している。多くの消費者から愛され続ける商品を届けるため、日々の努力は怠らない。「お客さまにおいしいと言ってもらえるような商品を作り続けたい」と意欲を見せる。


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