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ルポ・青山大の入試日程を間違えたことに行きの電車の中で気づいた浪人生

はじめに

 こんにちは、つい最近まで浪人生をしていた者です。この記事では、タイトルの通り青山学院大学の入試日程を間違えたことに入試に向かう行きの電車の中で気付き、渋谷を徘徊する羽目になった私の一日を紹介していきます。

 この記事のターゲット層は青山学院大学の入試日程を間違えたことに入試に向かう行きの電車の中で気付き、渋谷を徘徊する羽目になっている受験生の方です。是非参考にしてくださいね。

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(画像は青山学院大学HPより)

 ちなみに現在の私は某大学に合格して進学先が決まっているため、青山を受験できなかったデメリットは「親との会話の中で、青山の受験に関する話を極端に避けることを強いられている」だけなのでこれを笑い話に出来ていますが、もしこれが影響して二浪をすることになっていたとしたら私はとんでもない自己嫌悪と両親への罪悪感に苛まれていたことでしょう。

 真面目な話、来年以降受験をする方は私を反面教師にして、絶対に入試日程を間違える等の凡ミスを犯さないよう対策をしてください


事のあらまし

 その日、私はいつものように電車の中で鉄壁をやっていました。

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 受験生にはボロボロになって装丁が真っ白になり表紙が取れかけている人は信用できることでお馴染みのコレです。(画像はAmazonの商品情報ページより)

 ノルマにしていた1セクションを終え、ふとTwitterのTLを眺めていて目に飛び込んできたのはこんなツイートでした。

  …とここで該当ツイートを貼ろうと思ったのですが、どうやらツイート主が鍵垢になったか削除したかで検索しても出てこなかったので内容だけ適当に書くと、

昨日ワンナイトした青山の学生が、朝起きたらスーツに着替えてたからなんだと思ったらそのまま試験監督に行くらしくてサイコパスかと思った

 的な内容のツイートです(一か月越しの記憶頼りなので見当違いなこと書いてたらごめんね)。もし該当ツイートをたまたま見つけられたっていう方はコメントでリンクを貼っていただけるとありがたいです。

ツイッター検索

 この地獄のような検索履歴を見ていただければ私がどれだけツイート探しに苦心したかわかっていただけると思います。

 話を戻しましょう。このツイートがされていたのは、私が電車の中でこのツイートを見た前日。ツイートの内容からしてこのツイートは試験当日にされているはずなので、必然的に青山学院大学で何かしらの試験が昨日行われたという予測ができるわけです。

…あれ?

 背筋が凍り、乗っていた東武鉄道の中で脂汗を噴出させながら急いで受験票の試験日の欄を確認しました。

昨日だ…

 二浪を覚悟した瞬間でした。


試験日を間違えた原因

 こんなミスまさか自分がするとは思いませんでした。なぜなら事前に試験日や合格発表日等をまとめたカレンダーを出願段階で作っていたからです。対策はしていたつもりだった私が試験日を間違えた原因はおそらくこれです。

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 マーカーで目立たせたところを中心にご覧ください。(画像は青山学院大学2021年度募集要項より)

そう、方式の違う二つの日程があったのです。

 ええ言いたいことは分かります。「どうしてこんな事で間違えるんだ」と仰るのでしょう。その通りです。その通りなのですが、こんな間違えをする原因で思い当たるものがあります。

 先ほど申し上げた通り、私は「事前に試験日や合格発表日等をまとめたカレンダーを出願段階で作って」いました。これが良くなかったのです。

 受験経験者の方なら分かって頂けると思うのですが、入試には「共通テスト単独」「共通テストと個別試験併用」「個別試験単独」「資格試験併用」等々たくさんの方式があります。上手く組み合わせて使い分ければ受験を有利に進められる(受験は情報戦なんて言われる一因でしょう)のですが、私のような「頭の良くない人」には混同し易すぎたのです。

 私はカレンダーを作る際、ほかの大学の日程の記入や出願の準備を併せてしていました。一つずつ落ち着いて作業をすれば間違えないようなことでも、いくつかの作業を並行してしまうと一気に訳が分からなくなってしまうものです。

 先ほどの「頭の良くない」という表現には「カレンダーを作って安心してしまって注意を怠るほどに怠惰」ということも含意しています。この先受験を控えているあなたは「頭の良くない人」にならないよう受験票で日程を再確認する等の対策をしてください

 さて、入試日程を間違えたことに電車の中で気付いた私ですが、この後は帰宅せず渋谷で一日を過ごしました。


なぜ帰宅しなかったか

 実は青山の試験が行われると思っていた日の翌日には日吉で行われる慶応義塾大学の試験が控えていました。埼玉県民の私には「昼まで試験を受け、青山大のある渋谷から夕方帰宅し、翌日の早朝に家を出て神奈川まで行って試験を夕方まで受ける」というのは出来なくはないものの体力的にきつかったので、都内のビジネスホテルで一泊するという予定になっていたのです。

 この状況で「試験日程間違えてた…」と親に説明して朝帰宅するのは元からあった体力的なキツさに精神的なストレスが加わってしまうため避けたかったわけです。帰っても帰らなくても罪悪感と申し訳なさがとんでもないので隠しても良いこと無いんですけどね。

時系列

 整理するとこんな感じです。


ひとまず大学を眺めてみた

 帰宅せず渋谷で一日を過ごそうと決めた私ですが、せっかく渋谷まで来たのなら青山学院大学ってやつを一目見といてやろうということで青山大の最寄り駅で降り、とりあえず大学の方にいってみました。

 するとどうでしょう、受験生らしき人だかりが。「試験日間違えた人こんなにいんのかよwww」とげらげら笑いながら門まで行ったのですが、前述した別方式の試験日だったようです。さすがにこんなバカはそうそういないらしい。

 涙目でクリープハイプの「泣きたくなるほど嬉しい日々に」という皮肉にしか感じられないタイトルのアルバムを聴きながらこの先の予定を考えます。渋谷で遊ぶのは受験生の身ではばかられるし、勉強するためにスタバに行っても混雑で落ち着かない。勉強できるスペースを安く手に入れることはできないだろうか……

そうだ、ネカフェ、行こう。


 さて、パソコンで日記的な文章を書くことに慣れていなくて疲れてきたので、いったんここで切ろうと思います。需要があるようでしたら、後編も書きます(半分くらいは書いてる)。興味を持っていただけた方はフォローなりコメントなりでアピールしてくれるととてもとても嬉しいです。

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