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人生の黄昏を黄金に変える「賢者のかけ算」井上裕之 先生の本を読んで

私が人生において「本氣」を大切にしたいと心に決めたのは、歯科医師、ベストセラー著者の井上裕之先生との出会いでした。80冊目となる最新刊が4月中旬に発売されます。先日、還暦記念講演会に参加し、発売より一足早く読ませて頂きました。
実はこの本、経営の神的存在である、稲盛和夫さんのベストセラー『生き方』を担当した名編集者が担当していることからも、大注目な一冊です。
同世代の30代の方はじめ、これから人生の後半戦をより充実させたい!という方にも読んで頂きたいと想い、この記事を書きます。

井上先生は大谷翔平選手が学んだ、中村天風さんの考えをわかりやすく現代に伝える書籍も出版されており、話題をよんでいます。

井上裕之先生の魅力

井上先生のプロフィールは以下の通りです。

いのうえ歯科医院理事長。歯学博士・経営学博士・東京医科歯科大学非常勤講師を含め国内外7つの大学で役職を務める。
世界初のジョセフ・マーフィー・トラスト公認グランドマスター。本業の傍ら、価値ある生き方を伝える著者として全国で講演を行い著書は累計130万部を突破。

錚々たる経歴の方ですが、なんといっても、発信している内容を自ら体現し、有言実行で輝いている。その圧倒的な人間力が多くの人に影響を与えているのだと思います。
先日の還暦祝い講演会では素敵なゲストの方々がズラリ。笑顔溢れるパネルディスカッションは、こちらまで幸せな気持ちになりました。

還暦を迎える時、赤いクロムハーツのライダースを着ると決めて、日々ボディメイクと食事管理を徹底して実施してきたとのこと。
毎日継続されているfacebookでの投稿もそうですが、継続力と結果にこだわり理想を追求する姿勢がとてもカッコイイです。

人生のバランスはかけ算で考える

新刊のテーマは、人生100年時代、価値ある人生とは何か。
井上先生は、「仕事、健康、人間関係、家庭、お金のバランス」こそが重要とおっしゃってます。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、病床で次のような言葉を残しました。
「物質的な物はなくなっても、また見つけられる。しかし、一つだけなくなってしまったら、再度見つけられない物がある。人生だよ。命だよ。手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えていない本が一冊あったことに気づくんだ。『健康な生活を送る本』だ。」(『スティーブ・ジョブズ 最後の言葉』ゴマブックス)

正直なところ、成功者と言われる人の中でバランスをとれた成功者といえる方はどのくらいいるでしょうか。
なにか結果を残そうとしたら、ある一定期間ひとつの領域にエネルギーが偏るケースはあるものです。
私自身、後悔はないですが、20代は資格試験等 、学びと仕事に偏った時間の使い方をしたと思うことがあります。これからはバランスを大切に人生設計をしていこうと思いました。
常に頭の片隅に、人生の終わりを描き、自分にとっての幸せは何か?向き合うことは、後悔しない人生のためとても大切なことです。
しかし、人生のバランスをとることって意外と難しいものです。ではどうすれば良いか。
この本では『かけ算』という言葉がキーワードになっています。
例えば仕事と家庭の両立。大切な人との時間は、必ずしも長さではなく、その時々を全力で向き合い密度を意識することで深い関係を築くことが出来ると言います。
この本では様々な要素のかけ算をテーマに構成されています。

私が中でも印象に残った章は、自己愛×思いやりです。
多くの人から、自分を愛することが大事、ということを学んできました。
これが頭でわかっていても難しく、今でもチャレンジの途中です。
幼い頃から、自分より人を優先するのが良いという考えが染みついていた私は、八方美人になってしまったり、言いたいことが言えなかったりして、悩むことが多くありました。
この本には、本当の思いやりとはイエスマンではなく、例えば、後輩のミスを時に厳しく言えることであり、相手に憎まれても真の価値を提供すること。それが出来るのは自己愛があるからである、と書かれています。

断るシーンも同様で、誘いに対して行く気がないのに、行けたら行く、と曖昧な回答をすることも、思いやりがあるとは言えません。
辞める時や別れのシーンでも同様だと思いました。ネガティブな状況こそ、その人の真の姿が試されると思います。自分がどう思われるかよりも、相手のことを想える行動が出来るかは自己愛があってこそです。
このテーマは、エーリッヒ・フロムの名著『愛するということ』を読み、更に学びを深めていきたいです。

年齢を重ねることの価値

還暦を迎えた井上先生ですが、私はちょうど数ヶ月前に、その半分である30歳になりました。
先日、久々に再会する人との集まりで、もう30歳なんだ!と驚かれ、複雑な気持ちになることがありました。30という数字は何かの区切りのように感じられ、命の時間は有限であることを急に意識するようになりました。
そんな中、講演会の最後に井上先生は、
『人生の最高の結果は、これから出そうと思っている。まだまだいけるということを証明していきたい。』とおっしゃっていたのです。
私も、人目を気にすることより、日々自分の最高を更新していくことにフォーカスしよう。と勇気づけられました。
年齢はレベル。ポケモンのように、レベルアップしていけたら、楽しい未来が待っているに違いありません。

本物の一流に触れる

本を読むのはもちろんのこと、井上先生にリアルでお会い出来る機会があれば、ぜひ本物のエネルギーに触れて頂くことをオススメします。まさに百聞は一見にしかず、だと思います。
直近では、4月15日に大阪で開催される、山本伸司さんの講演会にゲストとして登壇されます。山本さんは、熱き寄り添いコンサルタントとして多くの人の人生を輝かせご活躍されています。5年前に、井上先生と出会い人生を変えた一人です。彼の夢の一つであった井上先生との共演が間もなく実現するのです。
テーマは『本氣で輝かせる力~次世代への継承~』
人を輝かせる、ということは最終的に私が仕事を通して叶えたいテーマでもあります。
シンプルに、人が輝いている瞬間が好きだからです。
山本さんの
『この講演会を、参加してくれた方の人生を変えるキッカケにしたい!』
という熱い想いに共感しますし、心から応援しています。
最後に、今回ご紹介した書籍、人生の黄昏を黄金に変える「賢者のかけ算」の一部がこちらの『サキ読み』から無料で読めます!
ぜひ読んでみてくださいね。

さて。長くなりましたので、そろそろ、本日の創作活動に入ります。依頼してくれた方の成功を本氣で思い描きながら。






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