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夏雷⚡️

雷がすぐ近くを通りすぎるときの音の響きは凄まじい。

くるぞくるぞ、そろそろきちゃうぞ、、、、でもそんなのもほんの少しの時間だ。きてしまえば
もう、周辺の音を消し、そしてそれを耳にしたみんなの注目を一瞬で全てかっさらい、
去っていくのだ。

この時間は必ず人の感情をよくも悪くも動かす。

脅威に感じる人、突然の非日常性さを噛み締める人、帰りの電車だったり、残念ながら雨の中干しっぱなしになってしまった洗濯物を心配する人もいるだろう。
干ばつがひどい地域や時期に当たっているなら、恵の雨の予兆に喜ぶひともいるかもしれない。

ふと思ったのだけれど、雷がもたらすものも含め、雨は記憶と関係している気がした。
なぜなら、自分の場合、旅行でもなんでも自身が豪雨や台風、雪など、普通でない天気に見舞われた回ばかりなぜか鮮明に覚えている傾向にあったからだ。

自分の予定が狂わされたり、びしょびしょになったり、傘が折れたり、雨宿りする場所を探したり、記憶に残るハプニングが起こりやすいからこそ、大袈裟かもしれないが、それを乗り越えるまでの自分の行動が印象に残ってしまうのかもしれない。そうして乗り越えたことが、ある種のプチ武勇伝となり、知らぬ間に周りの人に話すうちに反復していて、長期記憶になって覚えてるのかもしれないが。

そういえばハリーポッターでも、記憶の液体みたいなものが出てきたりしていたのを思い出した。

水が絡むものは、動かされた感情とともに記憶と
リンクするのかもしれない。

突然の雷で感情が動かされ、降る雨でまた、その情景が思い出されるようになっている、、、
なんてこともあるのだろうか。

マスクの中がすごく暑い、そうしたら急にざあざあ、雨が降ってきて濡れて悲しい、でも暑い夏がクールダウンして涼しい、嬉しいという感情の変化が、雨の水と一緒にまたこの夏を記憶に深く
留める。
 

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#思い出 #マスク #音の響き   #エッセイ

最後までありがとうございます📕

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