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お金のロードマップ18話 金持ち父さん貧乏父さんの教え1vol.3 お金持ちになっただけでは問題は解決しない!!恐怖と欲望をコントロールしよう

前回は著書『金持ち父さん貧乏父さん』の中で有名な「お金のために働く」「お金に働いてもらう」ということについてお話していきました。

前回のまとめですが、

①学校ではお金に関する教育はされず、家庭においてなされてきた

②お金のために働くことは簡単だが、お金の奴隷になる

③頭を使い、自分で考え、行動していこう

でしたね。


学校ではお金に関する教育はされず、お金のために働く方法を学んでいきます。

お金に支配されていると気付かず、他人のためにあくせく働きます。

お金が問題を解決してくれるという勘違いをしながらお金に関する教育が足りていないと気付けず、人生で一番いい時期を働いて過ごしていくことになるかもしれません。

人生を豊かなものにするために現状に満足することなく、学びを続けていきましょう。


恐怖に支配されている

ほとんどの人は毎朝仕事に行くために起き、仕事でエネルギーを使うために朝ごはんを食べ、仕事のために歯磨きや身支度を済ませて出勤し、約8時間働いています。

お給料のために一生懸命働き、安定した生活を送れるという理想を抱きながら毎日仕事に励んでいます。

しかし、あなたの会社自体は世の中の市場状況などの荒波を超えてあなたにお給料を払っています。固定で支払われているあなたのお給料が安定しているだけで会社自体は安定しているようで不安定な経済状況に左右されています。

前話でも少し触れましたが、上がり続ける物価・燃料費、しかし少ししか上がらないあなたのお給料。もしこのままインフレが続けば今の生活は維持できない可能性があります。

先般のニュースでは2023年1月~4月までに7152品目が値上げを発表しており、家計への負担は増える一方だと思います。各電力会社も電気代の3、4割程度の値上げを国に申請しています。

そんな中、何も考えず、何もせず、朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、また朝起きて、仕事に行き、請求書を支払うという繰り返しをしています。

本書では、「お金を持たずにいることが怖いから必死で働く。お給料が入れば、あれも買えるこれも買えると考え始める。お金を多くもらえるようになっても支出が増えるだけで朝起きて、仕事に行き、請求書を支払うというパターンそのものは変わらない。いわゆる『ラットレース』」と教えてくれています。

要するに恐怖からラットレースにはまってしまっているということですね。

ただお金持ちになってもお金を失うという恐怖が強くなるだけでお金をたくさん手に入れることが問題の解決方法ではないということです。

「人生はお金によって動かされている」という表現をしていますが、まさにその通りだと思います。

明日から仕事に行くのをやめたらお給料は入りません。お給料が入らなければ何もできなくなる人がほとんどです。

考えて行動するよりも恐怖という感情に動かされています。


人は欲望のために動く

人には常に欲望があります。

例えば

マイホームが欲しい。

高級車が欲しい。

もっと腕時計が欲しい。

もっと綺麗になりたい。

テニスの大会で優勝したい。

人は恐怖だけではなく、欲望のためにも動きます。

人間はお金で買えるものを手に入れた時、喜びという感情が生まれますが、その感情は長続きしません。そしてまた違うものを手に入れ、つかの間の喜びを手にし、また違うものを買う、という繰り返しです。

いつまでも満足することはありません。

そしてどんどんお金が必要になってきます。

仕事をしてお金を稼ぎ、自分の欲望を満たすというのは長期的な問題に対する短期的な解決策でしかありません。

それではラットレースを抜け出すことなどできません。

「お金に関する教育」を受けていない我々は『視野を広げ』て、学び続け、行動するしかありません。

今月のお給料で目先の欲望を満たすことは「今だけ」に集中している状態です。

お金の持っている力、それを学んでいく必要があります。

これを今しなければ将来あなたの子どもも同じラットレースを繰り返すことになるかもしれません。

恐怖と欲望、この2つの感情によってみんな支配されている状態です。

恐怖と欲望をコントロールする方法を学ばなければいくらお金持ちになっても問題は解決しないと本書は教えてくれています。

次回はこの方法について本書から学んでいきましょう。


まとめ

①恐怖によって考え方が支配されてしまう

②欲望により喜びを手に入れてもそれは長続きしない

③恐怖と欲望をコントロールする方法を学んでいこう

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