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人の数だけ今日も地球はまわっている

夏の午後、とくに夕暮れの風が大好きで…

ぼ~っと空をながめていると、突然「あ、ほんとうに地球って廻っているんだな」

感じられるときがあります。

・今日、なにか新しいコトをはじめた人…

・今日、続けた何かを終了させた人
・今日、あらたな出逢いがあった人…

・今日、突然さよならのあった人

ふっといろんな景色を感じられて、それでも

今日も、みんなに等しく地球は廻っている…

それを、客観的に感じられたときに

「いったいこの地球は、どこへ向かおうとしているのかな?」問いが湧き立ちますが

きっと、人の数だけ地球もほんとうは存在して。

あの人の見ている、この地球と

その人が見ている、この地球はまったく同じ物体に見えて

本当は、まったく別の乗りモノにのせられていて。

「方向性」が同じ人だけが、おなじ光を見て行き先もどんどん近くなれていく。

そして

「方向性」が違う人は、いつしかその逆になっていくのかもしれないけれど

わたしは、夏の夕暮れのほんの一瞬だけは、みんな等しく

この地平線に並べられる魔法がかかっていられる気がしています。

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黄昏は、誰(た)そ彼(かれ)ともいわれるけれど、

人と人の境界線が、なくなる魔法がもしあるとしたら

きっと、夏の夕暮れ。

なんとなく、そんな気がして

今日はふと感じたことを、書いてみました。


反対に、朝焼けはそれぞれの輪郭を際立たせてくれるような…

朝と夕で、こんな対極のエネルギーを毎日毎日放出してくれる地球の自転は

気づいても気づかなくても、わたしたちに等しく「明日」をプレゼントしてくれる空の微笑み。

「何か」出来た人にも、「何も」出来なかった人にも…

等しく降り注ぐ柔らかなオレンジの光は、きっと

ふかい藍色へバトンタッチされて、わたしたちをやさしい眠りへ誘ってくれるのでしょう。

地球って、本当に廻ってる。

こんな当たり前なことを、わざわざ言語化したくなるのもきっと夏の魔法…

ふだん、ゆっくり意識なんてしないからこそ、入ってきたときには

なんだか忘れ物を届けられてきたような…

日本語も、ちょっとおかしくなるくらい、時空のトリップも感じられるし

それがまた、これから日本の四季にも顕著にあらわれてくるのが

夏も秋も、蝉の音とともにとても楽しみです…♪

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キレイ ピンク 空 雲

流香


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