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手段が目的になってはいけない

計画6割、行動10割

私たちは今期、これまでの取り組み以外の部分で
多くの計画を立ててスタートしました。

クリンリネス、仕組み構築の他に、売上や利益の改善、
新規事業への進出など、多くの「新」を計画しています。

そしてその計画はすでに実行されているものもいくつもあります。

今期に入って20日。
順調な滑り出しと言えそうです。

でも本番はこれからで、
新しいことを始めようとすると
それの規模や重要度に比例して
多くのリスクが頭をよぎります。

失敗したどうしよう。

そんなことをよく考えます。
考えるだけならまだしも
それを理由に行動しないと言うことも
多分多くなっていくのではないかと予想しています。

だからこそ、
今私たちが気をつけなければならない部分。
行動をしない理由を見つけること。
これだけはしてはいけない。

しない理由はいくらでもつけることができます。
なんでも言い訳は可能です。
頭が良い人こそ、
できない理由を先に並べがちですよね。

でも、新しいことをするのだから、
成功するかもしれないし
失敗するかもしれない。

前例のないことだからこそ、
やって見てなくちゃわからないのです。

だから、成功するかどうかわからない
計画なんて、はっきり言って適当でいいんです。

いつ
どこで
誰が
どのように

くらいなもんで、
あとはゴールを決めて始めるだけで、
物事って実はあっという間に進むんです。

あとはやりながら修正していけば
いつか自分が思い描いた理想に近づいていくはずなのです。
行動することを最優先に考え、
行動しながら修正していく。
これを繰り返して、ただひたすらに続ける。

これが実は成功の秘訣なのかも。

気づいたら即実行

今思い出した仕事はいつやってもかかる労力は
同じであることに最近気が付きました。

働くときは大体、1日のスケジュールを立てて、
できるだけその通り進めるようにしていきます。

でも結局、仕事が終わる頃には
最初のスケジュールと全然違う内容になっている。

なんてことは結構普通にあります。
それはなんでなんだろう。

特に私たちの仕事はお客様の動向によって大きく影響されます。
事務所の人間であっても、注文や問合せの件数によって
全くイレギュラーな業務が出てくるのです。

それは想定内です。
では仕事をどのように進めていけば、
イレギュラーな仕事とレギュラーな仕事を効率よく
こなしていけるのか。

実は「仕事の原理」がヒントを握っているようです。

仕事の原理とは「仕事」=「力」×「時間」です。
これは力を小さくすれば時間がかかるし、力を大きくすれば短時間で済む。
どちらも仕事量は変わらない(エネルギー保存の法則)。ということです。

「後でやります」
部下からこれを言われたら
「今してください」
と必ず言ってあげてください。

なぜなら、いつやっても労力は変わらないのです。
これは私たちの職場でも同じです。
イレギュラーな仕事が多い中で疎かになりがちな「自分の仕事」ですが、
これは後回しにしようが、
思いついた今やろうが、
行動を躊躇しようが、
考えに考え尽くして段取り良くしようが
最終的にかかる仕事量に変わりはないからです。

計画を立てて
十分に時間をかけて
進めようが

思いついてすぐ始めて
改善を繰り返しながら
地道に進めていこうが

仕事量に変わりはないのです。

それなら思いついてその時に
その勢いで
とりあえず始めてみる。

成功させるためには
これがとても大切なんだろうと
今月に入り、
自分たちの計画を進める中で
しみじみ感じているところです。

先にやったもん勝ち

新しいビジネスを始める上で
とても重要なこと。

誰よりも先に始めること。

誰もやってなさそうなことを
思いついて瞬間行動してみること。

先行者利益って言うらしいのですが、
これが意外と難しいことですよね。

一番目よりも
多分二番目、三番目の方が
クオリティーの高いものが作れるのは
間違いなさそうですが、

先にしたことで、
二番目や三番目よりも
2手、3手先を取り組める。

会社の計画の進め方でも
このスピード感がとても大切で、
明日やろうと思っていたら
次の日の他社の折込チラシに載っていることも
たくさんあると思います。

あの商品はヒットしそうだから
来週販売しよう。

そう思っていたら
次の日に
隣の店で行列になっていた。

そんなことたくさんあります。

悔しいなら
違う商品で明日勝負すれば挽回できます。

何をするにも
一番であるということは
何でも最初に始めると言うこと。

これだけは一番になるために絶対に譲れない
第1条件なのかもしれませんね。

手段は目的ではない

長々と自分の考えを書いておりますが、
最終的に物事を進める段階で、

これを見失うと
道がずれ、
最後の最後で勝ちきれないという事態に
陥りがちです。

だから、
会社で方針を説明するときは
必ずゴールから説明することが大切ですよね。

そして、
そのゴールに行くためには
このような戦略と戦術で進めていきます。

この戦術を成功させるためには
この方策で・・・

みたいな逆算方法が重要です。

進める中で、
注意しなくてはいけないことがあります。

それは
目的が手段になってしまうことです。

なんの目的でこの戦術を利用しているのか。
どこに向かうためにこの方策をとっているのか。

中に入り込んで、進めているスタッフは
ここを意外と見失いがちです。

なぜ、売上が欲しいのか。
なぜ、利益を増やしたいのか。

手元の資金を増やして何をしたいのか。

ここを見失うと目先の利益だけに捉われて
結局長続きしない契約を取ったり、
信用を失うことにつながりかねない。

だから、
最終的に目指している
ゴールを明確にすることって本当に大事ですよね。

逆に言えば
ゴールさえ明確になっていれば
そこに進む道はいつくでもあるので、
従業員一人一人の発想ややり方を尊重しやすくなります。

あれこれ考えて
行動できない人も

完璧に計画を立ててから
行動したい人も

とりあえず、
ゴールさえ決まってしまえば
大外れはないかと思います。

この事業を始める目的が
目先の利益を獲得する
手段にならないように
しっかりと
見極めながら
猛スピードで行動していきたいと
思います。

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