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約束を守る

努力するかしないかではなく努力の仕方を見つめる

おはようございます。

私がまだハンドボールの選手として
競技活動を行っているころ、
ある友人に言われた言葉が
私のその後の人生に
大きな変化をもたらしました。

選手として練習には
できる限り休みなく参加し、
試合にもチームの中心として
出場することが多かったのですが、

年齢的にもベテランの域に達したころ、
自分ではトレーニングも十分に行っていたが

体力的な限界を感じ、
試合でも十分な実力を発揮できずに
少しやる気が薄れてきていました。

そんな時、
仲の良い友人と
その件について
話す機会がありました。

自分なりに努力はしているが
体力的についていけないから
そろそろ選手は引退する

そう伝えると
友人はこう言いました。

努力しているかどうかは重要ではない。
努力の仕方が悪いから結果が出ない。
それだけだ。年齢も才能も関係ない。

初めて言われた言葉に
驚きました。

これまで、
小さい頃から
私は努力をしなさい。
と言う人はいましたが、
努力の仕方を工夫しなさい。
という人に出会うことがなかったので
まさに新発見。

それからまもなく、
私は引退を決意したわけですが、
理由は体力の衰えではなく
指導者の道に進むためでした。

行動するかは自分で決められる

この友人の言葉を胸に、
私は人生を自分の意思で
生きていくようになります。

それは、
これまで、
何をやっても
いつも平均的で、
突出した才能に出会えていなかったことを
他人のせいにして、
劣等感を正当化してきた自分を
見直すためでした。

やめたほうが良いと
言われることでも、
自分が納得しないのであれば
納得するまで続ける。

とにかく
とことん自分自身と向き合うようになったのです。

そして、教員から父が経営する今の会社への
転職についても、
「自分の夢を諦めるのか?」
と周りから言われるのを振り切り
自分の意思で転職を決意したのです。

今では
転職して良かったと思えています。
目の前に出てきた
「やってみたい!」を
無視するも無視しないも
自分で決められます。
行動に移すか移さないかも自分で決めれます。
結局は自分次第なんですね。

自分の約束をまず守れ

私たちが生きる現代社会は、
さまざまなルールが存在します。

自然界が作り出した
自然的なルールでは、
夏の次は秋が来る、
夜が明けたら朝になるなど。

人間が守る守らないに関係なく
存在するルールのことです。

逆に人間が意図的に作り出したルールがあります。
意図的に作り出したルールの代表は法律です。

こちらは守らなければ罰則がつくルールです。
自然界が作り出したルールは
人間の意思とは関係がないので、
ルールの違反は存在しませんが、
意図的に作ったルールは
守らない人も多く存在します。
と言うよりは
完璧に守られているルールはないくらい、
人間はルール通りに生活できない生き物です。

誰もが違反しながら生きているのです。
もっと根本の部分で最も守られないルールがあります。

それは
「自分との約束」
です。
目標を立てる。
夢をもつ。
これらの自分にしかないルールは
自分次第でいくらでも守れます。

逆もあります。

自分次第でなかったことにもできるし、
突然変えることだってできます。

会社も同じです。
会社で決めた目標を達成するために
「これをこのように取り組みます」
と言った約束は自分次第で
守らないと言う選択もできます。

ですが
自分で決めた約束を守れない人に
共通して言えることがあります。

「自分のルールを守れない人は他人との約束も守れない」
と言うことです。

結局は
信用や
信頼も
勝ち取れないと言うことにつながります。

守れない瞬間もありますし、
うまく実行できない時もあります。
しかし、
それを守れていると嘘で塞ぐのではなく
守れていないと真摯に受け止める

強く厳しい気持ちを持つことが大切です。

そして
うまくいかないのであれば
いくらでも努力の仕方を変えたり
工夫すれば良いのです。

世の中は自分次第で
いくらでも好転できると言うことです。

世の中は自分の意思通りに
進んでいると言うことですよね。

新しい発見がありました。
今日も頑張ります。

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