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承認することは否定しないことではない

パワハラも体罰も信頼関係次第

おはようございます。
私がまだ小学生だった頃、
まだ、体罰と言う言葉は
世に存在していなかった気がします。

小学校の
運動会の季節がくると
いつも
あの時の恐怖の練習が
思い出されます。

全体練習で、
できていない人は
後ろから
ケツバットをされるのです。

必死になって、
練習に取り組んだことを
今も覚えています。

何をしたかは
全く思い出せませんが。

私が
教員をしていた頃から
徐々にパワハラや体罰が
表面化し、
社会問題にまで
なっていきました。

名門校の
指導者が何人も
体罰で取り上げられると
生徒たちは
何をやっても
殴られることはないと
いくらでも
なめた態度をとるように
なりました。

親の教育が悪いとか、
その生徒の考え方がわるいとか
いろいろ背景はあるのでしょうが、

この類の問題は
全て
信頼関係
が解決します。

どれだけ良い先生であっても
どれだけすごい先生であっても

子供は信頼しない人の言うことは聞かないものです。

会社でも同じです。
同じ言動であっても
一方はパワハラになり
一方は何もない
なんてことは
ざらに存在します。

パワハラをなくす
体罰をなくす。
と言う考え方は
交通事故をゼロにするくらい
不可能に近いです。

だから
無くすのではなく
信頼関係を作ることに
もっと重点を置くことが
大切なんです。

承認欲求を刺激する

信頼関係を構築することは
至難の業です。

こちらがどれだけ頑張っても
相手次第だからです。

でも
これをしないと
必ず
体罰やパワハラに発展します。

信頼関係を構築するには
コツコツと
取り組む以外他にはないです。

人間は
誰でも
自分の考え方に
共感して欲しいし、
認めてほしい
と言う欲求を持っています。

自分が持っていれば
相手も持っています。

だから、
相手の刺激してあげる。

承認して欲しいタイミングで
しっかりと承認すること。

これの繰り返しが
信頼関係の構築につながります。

何でもかんでも許してはいけない

承認と言っても
なんでもかんでも
許すことではありません。

相手との
信頼関係を構築すること

それは
相手の承認欲求を満たすこと。

ここまでは
どんなセミナーでも
出てきます。

でも
承認することは
許すことではありません。

ここを
間違ってしまうことが
多くあります。

相手がしたことを
全て
見逃すことではないのです。

承認することで
従業員が伸び伸び働き、
業績もどんどん上がっていきます。

では褒めれば
信頼関係が築けるのか?
そうではないのです。

褒める=承認ではない、
承認は日常、
褒めるは特別なシチュエーションです。

承認は
日々、しっかりと
その人のことを見てあげること。

誰にも気づかれないところで
誰もしないことを
毎日続けていることを
見てあげること。

さりげない気配りや声かけができる
部下の気遣いをしっかり見てあげること。

この承認を毎日根気強く続けること。

そして、
大切なのは
特別なシチュエーションの時には
見ていることをしっかり
相手に伝えること。

こうすれば
必ず信頼関係は築けるはずです。

そして、
承認することは
なんでもかんでも許すことではないことも
わかってきます。

その人のことをしっかり見ていれば
見ているほど

このミスは許せない。
この間違いはあいつらしくない。

と言うことになります。
このタイミングで
叱ったり
一緒に喜んであげる。

そうやって
メリハリのある
関係をしっかり
築いていくこと。

これが
信頼関係を構築する
唯一の方法であると
私は考えています。

今すべきこと。

それは
リーダーが
踏ん張っている
従業員をしっかりみることです。

この難局を乗り切るには
ともに立ち向かっていることを
共有することが
大切ではないかと考えています。

今週も1週間、
明るく
元気に
働きます!!

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