伝記のチカラがすごい!!
息子が伝記にハマっている。キッカケは、先日たまたま本屋さんで見つけたこちらの本。
👉『1話5分 おんどく伝記 1年生 (かしこい脳が育つ!)』
この本、本屋さんで見つけた時に親であるわたしが大興奮した理由のひとつとして、「文字がとっても大きくて読みやすい!」ということ。
視力0.02ほどしかないわたしでも、顔を近づけたらスラスラと読める文字の大きさ。
子どものころのわたしは、拡大読書器という弱視用の機械を使ったり、拡大写本にしないと読めないものが多かったので、顔を近づければスラスラと読める文字の大きさって感動モノ。
今の弱視児(ロービジョン)にも、ぜひこの本で読めるかどうか試してみてほしい。
目の見えづらい子にも読みやすい大きさということは、目が良い子どもにとってはさらにスラスラと読むことができ、疲れにくく読みやすい本であるということだと思う。
息子は、無我夢中で読み進め、あっとゆう間に読み終わった。
この本は、各学年シリーズになっている。息子は1年生を読んだのだが、向上心があり生きるパワーに溢れる素晴らしい偉人がズラリ。
・エジソン
・ヘレン・ケラー
。糸川英夫
・ディズニー
・ファーブル
・クララ・シューマン
・コロンブス
・ベーブ・ルース
・二宮尊徳
・アンデルセン
・メアリー・E・ウォーカー
・村岡花子
息子は、エジソンや糸川英夫、クララ・シューマンに興味をもったようで、「もっとエジソンたちのこと知りたい!」と興味津々。
エジソンについて、深く質問されるようになったのだが、わたしは浅い知識しかなく…これは、一緒に学び直さないといけない。
そう考え、興味を持った偉人の本を図書館で借りてこようかなぁと思った矢先、母が本屋で別の伝記シリーズを見つけ、プレゼントしてくれた。
👉『10分で読める伝記』
『1話5分 おんどく伝記 1年生 (かしこい脳が育つ!)』と、ヘレンケラーやファーブルなど何人かかぶっている。
でも、こちらのほうが話がより詳しく書かれているので、1年生にはちょうどよい読み応えがある。数人かぶっていても、『おんどく伝記』と合わせて読んでも面白いかもしれない。(費用的には一冊に絞りたいところだが💦)
こちらに登場するのは、下記の10人。
・ヘレン・ケラー
・ファーブル
・モーツァルト
・ライトきょうだい
・ナイチンゲール
・ディズニー
・ベル
・一休
・円谷英二
・野口英世
息子は、物語のような本も好きだが、伝記はもっと好きなようで、ハマリ方がすごい。歯磨きをしているときも、トイレに行くときも、常に伝記を持っていこうとするのだ。
「歯ブラシ終わってからにして~ぬれちゃうよ~」
と言っても、
「いいのいいの~」
と片手に伝記を持ちながら、読みふけっている。
もしかすると、物語はそこまで読まなくても、伝記なら読む子や、その逆のパターンもあるかもしれない。
わたしは子どものころ、伝記に興味が湧かず物語ばかり読んでいた。
息子は伝記の方が合っているのかもしれない。
「オレも発明家になりたい!いや、音楽家もいいな!あ、でも、科学者にもなりたい!空飛ぶものとかどこでもドアも作りたい!ちょっとまって、漫画家もいいかも!」
ペンを持ち、急に漫画を描き始めたり、ロボットを作り始めたり、大忙し。
伝記を読むたび、夢が膨らんでいる。伝記に登場する人物やストーリーは全て実話だと教えると、目を輝かせて言うのだ。
あ~すごいなぁ~!!オレもなにかやりたい!!
子どもの意欲ややる気を引き出す力が伝記にはある。
ついでに、一緒に読んでいる親であるわたしまで、大きな刺激をもらっている。やる気が湧いてくるのだ。
確かに生きていた人たち。
力強く生きていた人たちの人生を知ることは、子どもだけじゃなく、大人にとっても大きな力になる。
周りの人があっと驚くような、凄いことを成し遂げることが全てじゃない。
でも、凄いことを成し遂げた人の人生には、現代人が生きるうえで大切なヒントが沢山つまっている。
人を思いやる気持ち・諦めない気持ち・自分の強みをとことん活かすことの大切さなど・・・
わたしは、息子には、悩むことがあっても、後ろ向きになることがあっても、また前を向いて生きていける『生きる力』を身につけてほしい。
そんなことを、親子で伝記を読んで考えたのだ。
息子が言った。
「6年生まで全部一気に読みたい!」
6年生まで一気に?!どこまで自力で読めるかな、と思いつつ、この意欲を大切にしてあげたい。
伝記にハマっている息子に、進級祝いにでもプレゼントしようと思っている。
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