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好きな漫画を語ろう その012【緑の歌】

好きな食べ物は最初に食べて、最後に食べる派
こんにちは。ハルさんです。
一個しかない時は最後に食べます( ˙꒳​˙  )
今日はこちらの作品を紹介します。

緑の歌

基本情報

  • タイトル :緑の歌

  • 作者   :高妍

  • 巻数   :全2巻

  • ジャンル :音楽、恋愛

紹介

台湾で暮らす少女、緑(リュ)は日本のロックバンド「はっぴいえんど」や小説家の「村上春樹」などの文化を通して新しい世界と出会い、恋に落ちる。
今まで感じたことのない感情、見たことのない景色。
透明感を覚えるこの物語、一人の人生を見ているようなそんな感覚になります。


おすすめポイント

感情の表現
感受性豊かな緑の感情をこれでもかと描写しているこの作品を読んでいると感情移入してしまうこと間違いなし。
ああそうだよねぇとか、そうじゃないよぉとか、相槌を打ちながら読んでいるとあっという間に物語に入り込んでしまって台湾の風まで感じられそうです。

実在する要素
細野晴臣や村上春樹など、その道に詳しくなくても知っている様な人物の作品が出てきたりすると物語がリアルに感じられて、実際にもこんなお話があったのかもしれない。今でもどこかでこんな恋があるのかなと少し嬉しい気持ちになります。

表情豊かな作画
特徴的な作画だと思いますが、一言で表すと表情が豊かで感情を表現するのが上手だなと思います。
ひとつのテーマとして緑という少女の感情というかどんな事を思っているのかをしっかりと表現したいのかなと思うのですが、それがセリフだけではなく表情からも感じられる様な、そんな気がするのです。

最後に

多くは語り尽くせませんでしたが、少しでも魅力が伝われば嬉しいです。
ノスタルジックな空気だったりモラトリアムを感じられるこの一冊
大人になった今こそ読んでみるとなにか見つかるものもあるかもしれません。

好きな漫画を語ろう その012【緑の歌】でした。