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(一部有料)我が家の住宅性能と費用#5

割引あり

5本目の記事となります。ゆうちゃんです。
本日も記事をご覧くださりありがとうございます。

3、4本目は住宅取得とマインドについて書かせていただきました。住宅取得の際に取る行動や、住宅展示場に潜む危険などについても書いていますので、興味がある方は是非お読みください。

今回は「我が家の住宅事情」と「価格」についてお伝えしたいと思います。
購入価格についての部分は、有料とさせていただきます。もしご興味ありましたらお読みください。
住まいに関することは、私の今後の発信活動のベースとなっていきますので、今回の記事も情報伝達みたいな感じになっていますがお付き合いいただければ幸いです。


▽基本情報

「長期優良認定住宅」「ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)基準」「高気密高断熱」
・敷地面積(坪数):約40坪
・延床面積(坪数):約28坪
・工法:在来軸組工法(木造二階建て)
・換気:第一種換気システム
・窓:YKK Low-Eガラス、樹脂サッシ(APW330他)
・断熱材:ネオマフォーム、吹付け断熱(ウレタンフォーム)
・外壁材:モルタル系の塗り壁
・屋根材:ガルバリウム鋼板
・ソーラーパネル:Qセルズ

上記が我が家の基本情報です。細かく書けばいくらでもあるのですが、主だったところをお伝えしています。

▽住宅性能を表すUA値とC値

高気密高断熱の住宅において必要な条件は大きく3つあります。
「断熱性」「気密性」「計画換気」
ハウスメーカーや多様な工務店の情報を見ていると、断熱性を前面に出しているところが結構ありますね。「高断熱です!」と。断熱性が高いことに越したことはないのですが(過剰スペックもありうる)、それだけが突出していても住んでからの暮らしが快適かというと決してそうではありません。必要な条件が整わないと意味がないのです。

気密性は住み心地に直結します。いくら断熱性能にこだわってよい断熱材を使用したりしても、気密性が高くなければ熱は外に逃げてしまいます。また、家の暖かい空気をなるべく外に出さない(熱損失を減らす)ためには、ペアガラスや樹脂サッシが必須です。壁面は断熱材で覆われていても、窓は外気や日光の影響をもろに受けてしまいますから。寒い日に窓際に行くと、ひんやりとした空気が感じられたり、冷たくなった窓と室温との差によって結露してびしょびしょになっている(これには相対湿度も関係しますが)ことも身に覚えがあるのではないでしょうか。
こだわるところにはこだわる。ポイントを掴んで設備投資することがとても大事です。


▽我が家の性能は?

UA値:0.48
C値:0.1(気密測定実施)

UA値基準を示すピラミッド

UA値は設計時の計算値となりますので、玄関ドアや窓などからの熱損失も計算上のものとなります。施工後の実際はまた異なるそうです。

C値はなんと0.1。これには気密測定の現場でも驚きでした。簡単に言うと、家の隙間の総量がどれくらいかということです。例えば、C値=1.0だと家中の隙間を集合させるとハガキ一枚分になるというイメージです。なので、我が家の隙間の総数はハガキの10分の1。かなり隙間が少ない家ということになります。

気密測定の様子

ここで快適な暮らしを手に入れるために必要なのが計画換気になります。今の住宅は24時間換気システムの設置が義務付けられていますが、その種類によっては住宅性能に差が生まれてしまいます
日本の換気は第一種~第3種まであります。

・第一種換気(我が家はこれです)
 換気システムによって外の空気を取り込むと同時に同量の空気を外に排出します。機械によってコントロールされているので住宅内と外の気圧差が生じにくく、一定の水準で換気が行われます。また、外気を取り込む際に家の中の温度に近づけてくれる熱交換システムが備わっているものもあり、換気によって室温に変化が生じにくくなるようになっています。

・第二種換気
 外気取り込みだけ行うものです。家の中の気圧が高まった分、外に空気が押し出される仕組みになっています。

・第三種換気
室内の空気を機械によって外に排出し、室内の気圧が下がった分外から空気が入ってきます。日本の住宅で多く採用されているのがこちらの第三種換気です。

性能を示す数値はとても大事なのですが、計算値や実測値などものによって算出される条件が異なるので注意して見ていけると良いと思います。
我が家はこれだけ気密性が高いので、キッチンの換気扇と浴室換気(ドア開放)の同時使用をしてしまうと、負圧になってしまって外から狭い隙間を通って空気が入ってこようとします。その通り道になりやすいのがエアコンで、空気とともに室外機のドレンから水が逆流してきたことも。住宅性能が良ければいいのではなく、住まい方も変えてうまく使っていくことが必要だなと感じています。

私は関東在住ですが、今の時期は一日中エアコンいらずです。日中は熱いくらいで、サーキュレーターを使用したり衣服で調整しながら過ごしています。部屋ごとの室温差が少ないほどヒートショックなどの健康被害も抑えることができるので、住まいへの設備投資は長い人生を豊かにしていくためにも私は優先度が高いなと感じています。

(以下有料)高性能住宅を建てるために必要な予算は?

我が家の延床面積(1階と2階の総床面積)は約28坪です。広すぎず身の丈に合ったサイズだなと感じています。新築の注文住宅は30~40坪前後の住宅が多いので(平均37坪)、平均から見ると少し小さい家になりますが、家づくりの実際についてお伝えします。

(住宅金融支援機構2022年度フラット35利用者調査)https://www.jhf.go.jp/files/400366726.pdf

▽最終的にいくら掛かったのか

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