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【働き方改革】ガンバり過ぎずに働くことは難しい!

職場にいて、上司や同僚が
ひたすら働いている時、
そこに混じっていながら
ガンバらないでいるのって
案外難しいですね(笑)。

去年夏までうつ病で
ずっと2年近く休んでいて、
まずは会社に毎日行ける習慣を
身に付けましょう、と
主治医や上司にいわれた。

ざっくり言えば、
会社に行くだけでいい、
そこで8時間いて帰ればいい、
それくらいの優雅な(笑)気持ちで
リハビリをやって行こう、と。

編集者ではなくなること、
おそらく窓際族になること、
そうしたことに囚われないで
まあ人生楽しく明るく生きて行こう。
そんな風に考えたし、
主治医にも何度もそういわれた。
そのまま解雇なり退職なりを
していたら、うつ病の私を雇うような
会社を探すのは至難の業だし、
まだまだコロナ禍だし。

ガンバらない。
ガンバらない。

そう決めた!んですが、
予想以上に大変だとわかりました。
何せ、編集者時代、
浮かんだアイデアを
とにかく次々と実行するのが
まあ私のような凡人の生き残り術だと
思ってきましたから。
アイデアは即、実行が
私の長所であり短所でもあり…。

そんな働き方を20数年してきて
今度は何かアイデアが浮かんでも
我慢したり寝かせたりすることを
自分に課そうというのです。

しかも、新しい部署、
新しい仕事、新しい同僚。
自分はこの部署で何ができるだろう?
うまくやれるだろうか?
役に立てないんじゃないか?
そんな不安でいっぱいで、
ついガンバって考え、
ついガンバって感じちゃう。
浮かんだアイデアは
口にしちゃいたくなる。
やりたくなる。

ガンバり過ぎないで
心を穏やかにキープするのは
案外難しい。難し過ぎる。

でも、もう、むちゃな働き方は
うつ病を再発させるから、
仕事は無理なく自分のペースで!
はい、頭ではわかってます。
でも、体には長年染み付いた
反射神経と、役に立とうとする
マインドが残っています。

これで、さあ私はもう
働きませんから、と図々しく
新しい同僚たちを前に
気も使わず、清々しくいられたら?

結局、ガンバってしまうのは
新しい同僚や職場に、
カッコつけてるんですね、
バカだな、浅ましいな、私は(笑)。
もっと他人の目なんて気にするなよ!
それがこんなに難しいのは、
余程、自分に自信がないからか!

さあ、新しい職場で3ヶ月たち、
ちょっとずつ、数ミリ単位ですが、
アクセルをやめ、
ブレーキを踏むよう
自分に言い聞かせる余裕が
出来はじめたかなあ?

ガンバらないとみんなに
置いてかれるかもという恐怖は
ずっとある。ずっとアクセルの
ペダルに足は乗せてしまう。

でも、浮かんだアイデアも
黙って寝かせて、
自分の仕事量を減らす必要性が
よくわかってきた。

まだまだ理想にはほど遠いけど、
これまた、ちょっとずつ、ちょっとずつ。

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