【映画】二人の天才文学者を狂わせた女に挑む、広瀬すず
来年公開の、
広瀬すず主演映画が楽しみ。
ネットで公開されたのは、
クラシカルな洋装の、
大正時代のファッションに
身を包んだ、広瀬すず。
映画のタイトルは
『ゆきてかへらぬ』。
大正時代に活躍した女優のドラマ。
ただ、広瀬すずのファンという
訳でもないんです。
この映画で、彼女が演じるのが
中原中也と小林秀雄という
日本文学の巨人を同時に愛した
伝説の女優・長谷川泰子だから。
そもそも、まず
中原中也と愛し合いながら、
中原中也の親友で
しょっちゅう家に来ていた
小林秀雄とも恋に陥るとは
どんだけ天才に好かれたんだろう?
ただ、美人なだけなら、
中原と小林が友情を犠牲にしてまで
恋に陥ることもなかったろう。
文学や創作や芸術について、
長谷川泰子自身が
深い理解をしていなくては、
中原や小林と話が合うはずがない。
(この考え方、間違ってますかね?)
それとも、
のちに天才と呼ばれた
若い詩人や評論家も、
しょせん、若い頃は
ただの雄で、香り立つ色気に
やられたに過ぎないのか(笑)?
それはわからないけれど、
果たして、長谷川とは
どんな魅力の女性だったのか?
私も会ってみたかった。
とはいえ、私なんぞには
見向きもしてくれないでしょう(汗)。
来年の映画『ゆきてかへらぬ』は
私が若い頃からずっと抱えてきた
大疑問に、広瀬すずが
演技を通して答えをくれるだろうか。
ただ、気になるのは、
この、中原・小林・長谷川の
三角関係ラブストーリーは、
昔から漫画や小説で、
アレコレ描かれてきたんですが、
どうしても、
文学好きな映画スタッフらの
悪いクセで???
小林秀雄や中原中也の方に、
比重をおきがちなこと。
でも、今回は
長谷川役の広瀬すずが主演だから、
泰子の人間性にしっかり
フォーカスされるでしょうね?
それにしても、
中原中也を虜にし、
小林秀雄をまた虜にする女性って
いったいどんな女だったのか?
そんなハテナについて、
広瀬すずはどんな答えを
見せてくれるのか?
『ゆきてかへらぬ』
2025年2月が楽しみです。
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