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【心の自立】最近セックスが頭から離れなくて困ってる?

最近、SEXのことが頭から離れない。
ヤバい、ヤバい。

といっても、性欲が高まって、
仕方がないという訳ではないんです。
夢で知り合いか見知らぬ女性に
ふと抱きついてしまいそうになる。
ああ、ヤバい、これで私も
前科者になる~と思って、
ハッと目が覚めるんです。

人生がオジャンにならなくて、
良かった~と毎回、安堵します。

もともとは、
河合隼雄先生のカウンセリングの
本でこんなクダリを読んだのが、
きっかけでした。

優等生の少年がある日、
突然、手紙を残して家出する。
これまた立派なお父さんとお母さんが
対処に困って河合隼雄先生の元に
相談にやってきました。

何一つ不自由なく、
学校でも問題なくやっている息子が
突然、家出するなんて、
さっぱり原因が見当たらない。

でも、河合先生は(ははーん)と
あたりをつけてから、
「息子さんの部屋に入ったことは
ありますか?」と尋ねたら、
最近はない、と両親は言う。

河合さんは一度入ってみて下さい
と、両親にアドバイスしました。
すると、息子さんの部屋から
大量のセクシーな雑誌や本が
見つかったらしい。

思春期の性的なトラブルは
性的欲望をどうコントロールするか、
人生でほぼ初めて体験する、
難しい問題らしく、
欲望に呑まれてしまう子供は、
エッチな雑誌を集めたり、
女性の下着を集めたり、
急にクラスメートに抱きついてしまう
そんな例があるらしい。

が、思春期の性的なこじらせは
まだ対処の方法もあるし、
やり方は色々ある。

おそらくは自立という課題が
うまく対応できていないことと
深い関係があるそうです。

性的こじらせは、心の自立が
できてない赤信号?らしい。

これが大人になると大変で、
スカートを盗撮したり、
痴漢をするとなると
その加害者の治療は厄介になる。

と、河合さんはここで筆を止め、
次の議題に移ってしまっている。
その先どうなるのか、
気になるのに考察の続きはない。

でも、河合先生の話を
続けていくと、
性的犯罪に走る人は
心の自立の問題を抱えてるって
ことになるかしら?

ところで、成人男性は
何千万人もいるとして、
ふつうは大抵、自立してるという
前提で社会は動いている。

でも、本当のところ、
どうなんだろう?
自立してない男性も
いっぱい、いそうではないか?

そんな男たちがいるから
女子への性的虐待があとをたたない
のではないかしら?

最近は、教師や親による性的虐待も
オープンにさらされるように
なってきました。

教師の生徒への性的虐待は
私の時代はまだ、
タブーにされてきました。

男たちの性的欲望の爆発は
たぶんにコンプレックスや
自己否定や虚栄心などが
内的にぐちゃぐちゃに絡まって
実行に至ってる面もある…?

そうして一番の根っ子には
男の自立の欠如があるのかあ?
でも女性には、そんなことで
虐待、暴行されるなんて、
たまったことじゃないですね。

なんだか、河合先生の話が
途中までしかなくて、
でも、セックスの問題と
心の自立は非常に繋がってそうだな、
と大いに考えさせられ、
それが契機で、夢では私まで、
性的犯罪の夢を見るようになり…。

さて。
心の自立とは何か?
なんて学生時代の討論のテーマ以来
久しぶりに頭に浮かぶように
なりましたが。

20歳や18歳を越えても、
人の精神は自立するとは
限りませんよね。

では何をもって、
心の自立した人、してない人と
見分けるのでしょうね?

一度、自立したからと言って、
また部分的、瞬間的に未成熟に
なることだってありそう。

人間は一生をかけて
他人を傷つけることなく
自分の幸せになるよう、
なっていくよう訓練する、それが
人生のミッションなのでしょうか。
それがまた、人によって、
困難を極めたり、簡単だったり
するんでしょうね。

人生への正解探しは、
やはり自分のぶんは自分で
やるしかない。
本やnoteには、書いてないでしょうね。

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