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【新潮文庫の100冊】文豪だけで新潮文庫フェアをセレクトしてみた

そろそろ夏ですね。

文庫好きにとって
夏は待ち遠しい季節です。
新潮文庫の夏の100冊フェアが
始まるからです。 
わ〜い、わ〜い。

でも最近は、そのラインナップが
どんどん新作が多くなっている。
それも悪くないけれど、
古くさい作家たちの古風さが好きな
私には、ちょっと物足らないんです。

できたら、
新潮文庫の夏の100冊も
50冊は古い作品ばかりで、
50冊は新しい作品ばかりで
企画したらどうでしょうか?

さて、仮に古い文豪の作品50冊は
どんなラインナップにするか?
ちょっと勝手ながら
セレクトさせて頂きましょう?

◯夏目漱石『文鳥・夢十夜』 
◯夏目漱石『草枕』
◯森鴎外『雁』
◯樋口一葉『にごりえ・たけくらべ』
◯石川啄木『一握の砂』
◯中勘助『銀の匙』  
◯島崎藤村『破戒』
◯芥川龍之介『河童』  
◯内田百閒『第一阿房列車』
◯与謝野晶子『みだれ髪』
◯武者小路実篤『友情』
◯梶井基次郎『檸檬』
◯小林秀雄『ゴッホの手紙』
◯中原中也詩集
◯林芙美子『放浪記』
◯井伏鱒二『黒い雨』
◯太宰治『晩年』
◯太宰治『ヴィヨンの妻』
◯坂口安吾『堕落論』
◯谷崎潤一郎『春琴抄』 
◯川端康成『片腕』
◯大岡昇平『俘虜記』
◯三島由紀夫『葉隠入門』
◯三島由紀夫『真夏の死』
◯吉行淳之介『原色の街』
◯小島信夫『アメリカンスクール』
◯遠藤周作『イエスの生涯』
◯遠藤周作『キリストの誕生』
◯大江健三郎『個人的な体験』
◯開高健『輝ける闇』
◯開高健『夏の闇』
◯井上靖『敦煌』
◯司馬遼太郎『関ケ原』
◯村上春樹『ねじ巻き鳥クロニクル』
◯村上春樹『雨天炎天』
◯網野善彦『歴史を考えるヒント』
◯木田元『反哲学入門』
◯加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
◯橋本治『三島由紀夫とはいったいなにものだったのか』
◯色川武大『うらおもて人生録』
◯サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』
◯カポーティ『夜の樹』
◯カフカ『変身』
◯カフカ『城』
◯ドストエフスキー『悪霊』
◯ジイド『狭き門』
◯ヘッセ『デミアン』
◯サンテグジュぺリ『人間の土地』
◯フローベール『ボヴァリー夫人』
◯チェーホフ『三人姉妹』
◯ディケンズ『大いなる遺産』
◯プローティガン『アメリカの鱒釣り』
◯アーヴィング『ガープの世界』

ああ、思いつくままに
文豪や好きな作家ばかりで
マイ50冊をセレクトしてみました。

こんなフェアがやっていたら、
興奮しながら、 
その棚を何時間でも、
ためつすがめつしながら、  
1冊ずつバラバラ  
しちゃうんだろうなあ(笑)。

でも、考えたら、 
みんな持ってるなあ(笑)。

それなら、カバーが全部、
タイトルが伏せられて、
中身がわからない状態にされたら
買うかどうかドキドキするかも。

新潮文庫の100冊は、
もはや、夏の季語ですね。

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