【風邪】風邪ひとつで世界は変わるByチェーホフ
昨夜から風邪を引いてしまった。
熱がふだんより一度高い。
喉も腫れている。
まあ、それだけなんだけど、
その一度高い体温が、
今の自分には
それが大問題。
少しでも早く熱が下がってほしい。
ビタミンを摂った方がいいか?
ユンケル黄帝液も必要か?
食欲がないけど、
何を食べたらいいかな?
隣のファミレスから
宅配を頼もうかなあ?
風邪を引いたからか、
うどんが食べたい。
あそこはうどんの宅配はやってるかな。
こうして、頭はすっかり風邪のことで
いっぱいになる。
たかが風邪、されど風邪。
ふだんは、ちょっと
ユーモラスな話を書いてみようと
noteで毎日更新を心がけてるけれど、
風邪を引いたら、
もうそんな、毎日更新なんて
余裕はなくなってしまいますね。
でも、今は、
熱を一度でも下げたい、
喉も治したい、
何か食べなくては。
そんなことしか頭に浮かばない。
ロシアの19世紀の作家
アントン・チェーホフは
こんな言葉を残してます。
「人は風邪を引いたら、
それだけで世界観が変わる。
風邪の症状は世界観なのである」
平和が大事だとか、
描くことは自我の解放だとか、
そんな話はまったく
頭からどこかに追いやられる。
これは、器の問題かもしれない。
西郷隆盛なら、
風邪を引こうが、
咳がひどくなろうと、
日本のために生きようと
普段からの理念で
頭がいっぱいだったに違いない。
ナイチンゲールもまた然り。
本物の人物は本物の器を
持っているんだろうな。
それにしても。
風邪だけではない。
肺炎になっても、
ガンになっても、
うつになっても、
世界観は変わるに違いない。
また、50代を超えると、
風邪の治りが遅くなります。
加齢もまた、世界観かもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?