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【変化】私たちは「改革」「変化」が大好きです?

私たちは「変わる」ことが大好きらしい。
どうやら…。
政治家の演説や選挙ポスターでは、
変わる、変化、改革、変える、
という言葉がたくさん出ますね。

野党も口にするけど、
不思議なのは、与党自民党も
「変える」をしばしば口にする。
日本を新しい姿に変える…とか。

ベンチャー企業はもちろん、
副業ビジネスの講習や
YouTubeの講習でも、
あなたを変えます、
日本のビジネスシーンを変えます、
とよく謳いますね。

さらに、自己啓発や
メンタルトレーニングの講師は
一回に何度も、
あなたは変わらねばならない、などと
言っています。
あなたが変われば人生は開ける、とか。

政治、ビジネス、心理、自己啓発、、、
様々なジャンルにおいて、
私たちは、いつも、
変わらないといけないらしい…。

変わる、変化、という類いは、
人に何か訴える時に、
もうマストなキラーフレーズですね。

しかし、変化を訴えがちな人ほど、
ちょっと信用できないことを
私たちも、わかってきました。

日本を変える、国の在り方を変えると
十数年言ってきた安倍首相の
演説は、もう誰も信じない…(笑)。

それにしても、改革、革命、変化を
私たちは、無意識レベルで
欲しがってしまうのは、一体
なぜなんでしょうか?

変わらないことは、
怠惰や惰性に判断されてしまう場合が
あるのは、どうしてでしょう?

また、その一方で、
人種差別や女性差別、弱者切り捨ては
なぜずっと改善されないのか?
改善すべきものが、
なかなか改善されないのはなぜだろう?

私は基本的に、
変わる、変える、変わらねばならない、
というキラーフレーズを
ポスターに書いてる政治家は
信用しないようにしてます。
それは、何も書くことがないから、
万人受けする言葉を使っただけでは?
むしろ、そんな人は思考停止ししてる
に違いない…と判断したくなる。

私たちが「変える」に惹かれる時は、
実は思考停止してる場合が多い。
「変える」に私たちは弱いんです。

人生は一度きりだ、きっと後悔するよ、
というのは、相手をコーナーに追い詰める
ワンパターン・フレーズに過ぎない。

「変える」「変わる」という言葉を
使う替わりに、別の言葉を使う人こそ、
本当はよく考えている人でしょうね。

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