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【本の楽しみ】一万円あったら、どんな本を買いますか?

今日は、7月5日。
そろそろ七夕ですね。

短冊に今年は何を書こうか?
どんな願い事をしようかしら?

じゃあ、一万円、
運良く手に入ったとしましょう。
さあ、それを持って
中型の書店にいきましょう。

さて、一万円。
何を買いましょう。
やっぱり、念願の
マルセル・プルーストの
岩波文庫『失われた時を求めて』を
買えるだけ買いましょうか。

一万円なら、
全13巻全部は買えないとして、
8、9冊くらいは買えるかな?

でも、せっかく一万円があって
これって、芸がない買い方だな。
(笑)。

せっかくだから、
新潮文庫、角川文庫、集英社文庫で
今キャンペーン中の文庫フェアから
一万円いくまで色んな本を
チョイスするのも悪くないですね。
いや、それも芸がないなあ。

ならば、
柄谷行人の対談集全3巻と
インタビュー集全2巻を買おうか。
講談社文芸文庫だから、
けっこう高いから、
普段なら買わない。
それを買うのが、
急にゲットできた一万円の 
使い道としては最適かしら。

あるいは、
水木しげる先生の
『墓場鬼太郎』角川文庫、全巻を
買うのもいいかもしれない。
今、劇場版で大人気の
鬼太郎の世界観はまさに
この『墓場鬼太郎』ですよね。
『ゲゲゲの鬼太郎』は
勧善懲悪のヒーローだけど、
『墓場鬼太郎』は、
アンチヒーローなんですよね?

あるいは、
ドラマで大好きになった
『きのう何食べた?』の原作、
よしながふみ作のコミックスを
最新巻まで、1巻〜23巻とか?
あ、23冊は買えないか。
15巻か16巻くらいですかね?

あるいは、
光文社古典新訳文庫の
『カラマーゾフの兄弟』
『罪と罰』『悪霊』『白痴』を
買い込むのもアリかもしれない。
この古典文庫レーベルは
もともと多少高いけれど、
一万円あれば、8冊くらいは
買えるかな。

まあ、ふだんはなかなか
ドストエフスキーに
ハマることもないですが、
ひょっこりゲットできた一万円なら、
ドストエフスキー大冒険!だって
思い切ってできそうですね。

あるいは、大江健三郎の
長編作品集の本を2冊くらいは
買えるかな?
選ぶとなれば、
『人生の親戚』と
『レインツリーを聴く女たち』
あたりかな。

七夕の話から、
一万円の話になって、
ふだんは買わないセレクトを
してみたら?という
選書の話になりました。

本の楽しみは、読書だけではない。
一万円なら何を買おうか?
考えるだけでも楽しいんですね。
選書もまた、エンタメでした。

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