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【ブックセレクト】本を人に薦めるのは楽しい。でも難しい?

本を人に薦めるのは実に楽しい。
同時にまた難しい面もあります。
なぜか?人には、本を薦められたり
貸されるのが苦手な人もいるからです。
実は私もそんな一人だから(笑)。

ふだんは人様に散々オススメの
本の記事を書いていますが、
人から「これ面白かったから」と
不意に貸された本って、
なぜかスラリとは読めないんです。
「ああ自分も読もう!」とは
すんなりはならない。
なぜかなあ?

私の読書傾向や本の好みを
ウスウスわかって頂いた上で、
本を薦めてくれるのなら、
話はまた全然違うんですが…。

ポイントは、その人が本や読書に
何を求めているか、でしょうか?

ミステリーの謎解き?
実用的な認知心理学の知見?
ただのひまつぶし?
居場所のない辛さの解消?
恋愛のトキメキ?
めくるめくドラマトゥルギー?
時代小説がくれる江戸情緒?
……うーん、これではどれも
まだ大雑把ですねえ。

「恋愛のトキメキ」にしても
爪先に刺さるような痛い恋?
ドキドキのリアリズム恋愛?
幻想性ただよう恋愛ドラマ?
不幸せな悲劇の主人公?
コメディタッチの明るい恋愛?

恋愛小説好きといっても
こんな風に違いがあります。
こうした好みの差を
相手の普段のトークから
なんとなく感づいて、
ツボを外さないようにすると、
きっと喜んでもらえるセレクトが
できるのでしょうね?

個人的には、
自分が関西出身なので、
その人が名古屋以西か、名古屋以東か
なんとなく最近はわかるように
なってきましたが、
ブックセレクトの的中率も
どんどん上げていきたいですね。

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