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【他人軸】他人の基準を鵜呑みするのはもうゴメンだ(笑)

Amazonの他人のレビューを
鵜呑みにするのはもうゴメンだ(笑)。
昨日、モデル泉里香の写真集を
1年ごしの我慢の末についに買い求め、
つくづくそう思いました。

泉里香は女性ファッション誌のモデルで、
時々グラビアしたり、
時々女優したりするタレントです。

そんな彼女が2020年、
2冊めの写真集を出しました。
2017年、1冊めが出た時は
以前から泉さんが好きだったので、
渋谷の書店の「お渡し会」に行って
きたほど、ファンでした。

しかし、2冊目の写真集は、
写真集あるあるなのですが、
いっぺんに怪しい?気配でした。
1冊めで売れて、人気が出て
どうにか女優の道も開けた
タレントが2冊めの写真集を出す時は、
急に守りの姿勢になる…。
一冊めの色っぽさは消えて
カメラマンとタレントの自己満足的な
芸術?的な写真集になりがち。

実際、Amazonのレビューを見ると
ひどい批判が並んでいました。

ただ、私は個人的に泉里香さんの
ファンでした。
だから、去年夏に発売されてから
ずっと迷ってきました。

2750円は高い。
でも見たい。高い。見たい。高い。
葛藤の一年でしたが、
この4月に人事異動で色々あり、
まあちょっと大変でした。
なのでそのご褒美に、泉里香の
2冊めの写真集を昨日ついに買いました。

それで中を開いた時、頭には
あれ?いいじゃん!キレイだし、
それなりに色っぽいじゃん?
守りの姿勢とか、自己満足とか
そんなこと全然ないんです。

そもそも、色っぽさなんて、
かなり主観的なものですものね。

確かに一冊めのような、
媚び媚びのセクシーなカットは
やはりないのですが、
泉里香のファンなら十分に
見ごたえがあるんです。

私はあっ!と思いました。
Amazonのレビューの低さの原因は、
あれはもともとは
泉里香のファンではない、
ただの女子写真集好き、
グラビア写真集マニアが
文句を言ってたんです!

泉里香が好きなら、
彼女のドレス写真でも十分です。
きれいだなあ、とか
売れてから顔つきが
変わってきたなあとか。

でももともと泉里香好きでもない
タレント写真集好きには、
ちょっと売れたからって
もう水着にも下着にもならなくなって、
自己満足じゃないか?!と
怒りの感情になるんです、きっと。

レビューを読む時に、
私はカタチにされた文章を
そのまま読み、インプットしました。
でも、その文章はやっぱり
その人の「価値基準」なんです。
その価値基準を知って、
その価値基準をくりぬいてから
評価すべきなんですよね。

私の基準ではないんだから。
しょせん他人の基準なんだから。

他人が書いた文章を読む時に
大事なのは、
その価値基準を全体的に見据えて、
それを踏まえることでした。
鵜呑みにしてはなりません。
それを私は最近、忘れていました。

私より泉里香が好きな超マニアなら、
逆に、泉里香ならその人は何でも
甘甘に誉めまくるから、
その場合は、その「余計なぶん」を
取り除いて受けとるべきだし…。

他人の基準を自分の価値基準に
持ち込むのは愚か、実に愚か。
でも、忙しかったり、
ネットだから相手の価値観全体を
把握することが難しい時、
つい表面であるところの文章を
そのまま受け入れてしまう…。

信じる基準、感じる基準は、
自分のものをきちんと持つ
べきですねえ。

カタチとして表にでた文章は、
あくまで書き手の価値基準の表面の
一部にすぎないのですね。

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