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【うつ】コロナで「うつ」が重くなる人、軽くなる人…

コロナでうつ病が重くなった人、酷くなった人がいます。一方で、コロナでうつ病が軽くなった人もいます。

緊急事態宣言前後、ちょうど東京都では
外出の自粛でステイホームが謳われた頃、
私も事態の恐ろしさと孤独の深さで
気を失いそうな感覚になりましたが、
パニックになり、大声で家族に「助けてくれ」と
叫んだ知人もいました。

首相も知事も専門家会議も、
連日のように会見を開き、
健常な人も、憂鬱な沈んだ気持ちに
なっていたのではないでしょうか。

そんなプレッシャーがのしかかる中、
もともとうつ病の人やパニック障害の人が、
平気でいられるはずがありません。
急に声を出したり、イライラしたり、
奇妙な行動を取って、家族や周囲の人を
びっくりさせたかもしれません。

そんな空気の中、これは日本中、いや世界中を
襲っているんだという事実。
その平等性が他の事件と決定的に違います。

誰もが、今を生きる全ての人間が、
コロナの恐怖に慄きながら、
生き延びようと願う姿が目に浮かぶ…。
そして、この新型コロナに対して、
まだ人間は余りに無力な現状。

毎朝、起きると自分の体温を測り、
喉や肺あたりは大丈夫か確かめる日々。
そんな中で、私は去年春に自分にふりかかった
個人的なトラブルの責め苦なんて、
本当ちっぽけ過ぎて、どうでもよくなりました。

去年春から一年以上も、
トラぶった相手への恨みや恐怖感が
無意識に私を支配してきましたが、
気づいたら恐怖が無くなってました。
自分でもびっくりです。

どういう心のメカニズムでそうなったのか
自分ではよく分かりません。
コロナが私のメンタルに大きな作用を
もたらしたのは確かです。

でも同時に、気を失ってしまいそうな
「コロナうつ」にかかってしまった。
ただし、このコロナうつは、
私だけのものではない、全人類的なもので、
受け入れるのに痛みはありません。

また、長い間、学校や会社がお休み続きで、
さあ来てくださいといわれて、
モヤモヤした不安や恐怖で悩んでいる人が
多いようですね。

コロナのせいで、何かと我々にとって
「前代未聞」なことがやってくる時代。
全然気が休まらない日々が続きますが、
何があろうと起ころうと、
それは「前代未聞」ですから、
うまく対処できなくて当たり前…。

慌てないでいたいですね。
私にできるかなあ…汗。

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