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【読書と人生】読書は私を「自由」にする!?

私は友だちが少ない派です。
それで、多くしたいかというと、
もう今はそんなには
現世の友だちの数には執着がない。

むしろ、読みたい作家、
仲良くしたい作家がたくさんいる人生に
憧れてしまう。

20代は、これでも、友だちは多かった。
30代は仕事ばかりで、
40代は、うつ病が、
軽いのから段々に慢性化して、
友だちは一気に少なくなった。

うつ病の人間同士の集まる会とか
あれば、また違うかもしれない。
でも、コロナ禍では、
そんなイベントも無くなった。

だから、今まだ続いている
友人知人は、とても有り難い。

それにしても、いつから、
私はこんなに意固地になったか?
うつのせい、
メンタル疾患のせいだろう。

でも、読書のせいというのは
ないだろうか?
読書は、私の自由な時間だ。
読書は、私の味方ばかりの時間だ。
読書は、私が侮辱されない時間だ。
読書は、私が好きな世界だ。

そこにいる喜びに、
一日何度も浸れると、
正直、この現実は詰まらない人が
まだまだ、詰まらない正義を
振り回して、生きづらい世界だ。
ウンザリする。

ならば、この現実世界を
変えていきたいとはもう思えない。
それより、せめては
私の半径5メートルの世界の平和を
盤石にしていたい。

これが、15才や20才の
青年や少女の日記なら、
ふむふむとなるんでしょうけど、
53才のおじさんの告白だとすると、
さっきのは、笑えない。
ぜんぜん笑えない。

でも、色んなことが起こり得るのが、
これからの多様性?でしょうか。

昔なら、53歳なら
立派な知恵と、
一定の財産と、
大勢の友人知人がいたんでしょう。

それが、
每日、現実に翻弄されて、
ぼろぼろになって、
悔しい思いをして、
人を避けるようになって、
人生からも逃げるようになって…。

でも、さあ、
これが悪いことだろうか?
いいじゃん、悪いことじゃないよ、
心のどこかで、そう言っている。

その心の声を
読書はダメとも良いとも 
いわないで私を自由にしてくれる。
だから読書しちゃうんだろうな。
読書は私を「自由」にする。

なお「自由」の変わりに
みなさんはどんな文字が浮かんだか?
それがあなたの読書観かもしれません。

 

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