見出し画像

時間はある、〇〇は無い:会社を2つやって迎えた限界点

みなさんこんにちは
あなたとあなたの組織を史上最高にするCOEDASのじゅんです。
オーストラリア資本で作られた
ゲーム会社の代表もしています。

このnoteでは
人の成長や組織の変革に関わる
心理学や学びの話を中心に書いています。

前回のエントリー
「面白かった!」と方々で感想をいただくのですが
こっそりと教えてくれる事が多く。
いいねやコメントであからさまに褒めて!!
と思ったりする、まだまだ凡人な僕です。どうも。

前回「本音で話すのが結局一番得」
というような事を書いたので
今日も相変わらず、本当に思っている事を
「こんな事書いたらどう思われる?」とか考えずに
書こうと思いました。


「時間がない」は嘘だった問題

何の話だ?と思うかもですが
これは僕の実感であり、学びです。
僕はコーチングで
「生きている間に何をして、どんな人間になりたいか」
を突き詰めた結果
会社を二つやるという
なかなか無謀な事を決断しましたし
現在も継続をしています。

実際に会社を二つやる、という人はいて
まさにTwitterを創業したJack Dorseyは
Twitterの後にSquareという決済サービスを創業。
「午前はSquare、午後はTwitter」で働いていたと言われ
どちらも大成功させた稀代の人物です。

だから自分もやれる、とは全く思っておらず
「これはヤバいかもしれない」と思いつつも

できなかった事ができてこそ挑戦

という想いと

コーチングで人は変化・成長できる

を自分が体現するという想いで始めました。

とはいえ
COEDASを始めたのが2021年6月
ゲームの会社がその9月ですから
3カ月差で始め、その両方が少数の立ち上げ
という事で、

実際かなりきつい

のが現実です。
とにかく働いています。
どちらもリモートができるので
普段は朝9時から夜11時まで
ZoomとMeetのオンパレード。
その合間に資料作ったりセミナーやワークショップを考えたり
会社の方針・戦略を考えたり。
睡眠時間が追いついていない時は
30分単位で昼寝したりもします。

長野に移住して一つ「しまった」と思ったのは
意外と東京でやる仕事も多く
結果3時間半バス移動が多い時は週4回あります。

COEDASメンバーとも月に1回は会う

ゲームは主に打ち合わせですし
コーチングでは特にグループに行う
システムコーチング
その場所に全員がいてこそ発揮できるものが多く
企業に伺ってやっています。

会社訪問してシステムコーチングしています。
広いスペースで動き回るのがポイント

先日行った大手町の会社も
皇居周辺がとても綺麗に見える景色が素晴らしいのですが
会社がある程度推測できてしまうため
写真が載せられません!残念!

そんな生活の中
自分が体感した事が一つあります。
それは

「時間がない」という事はない

という事実。
これはなかなか衝撃的な体験でした。
これだけ忙しいと「時間がない」となると思ったら
時間より先に
もっと先に限界がくるせいで
「時間はあるが!!」という状況に陥ります。


中2週間でシアトルに2回行くという無謀

それは選択の問題

昔からな~んとなく
時間がないは言い訳だな
と思っていたのですが
今の生活をして
本当にそうだと実感しました。

時間は、作ろうと思えばあります。
さっき朝8時から夜11時までと言いましたが
本当にガチガチにぴっちり埋まっていて
ご飯食べる時間もない、という日は
月に数回くらいしかなく
よくよく見ると、週に1日は
意外とぽっかり3時間とか空いていたりします。

更には予定が埋まってくると
その予定を全部眺めた時に
「今は必要ない」と思える事も出てきます。
オファーされる全ての打ち合わせが必要ではなく
やった方がいい事は、
今やらないといけない、という程でなかったりします。
そうやって整理をし続けると
時間は自然と出てきます。

海外出張はやれる事が減るお陰で
時間がとれる。
散歩もできた。

時間を作るコツは

人生や仕事における明確な方針を作ることと
それによって優先順位をつける事
そして最後に
「諦める」です。

諦めるの語源は明らかにする

という仏教の言葉がありますが
この言葉の意味はつまり
「欲を捨てる」だと考えます。
人は例外なく欲張りなので
あれもこれも欲しい
やった方がいい、知りたい、
などとなります。

これが忙しさの原因であり
時間もお金も心も無くしてしまう原因となります。
幸いにも
僕は価値観や優先順位を
コーチングを通して明らかにできている為

捨てられるものが増えてきた

昔は「知識の欲張り」で
世の中のあらゆる情報を知りたいと思い
インプット狂いでした。
今は自分の目的である
「最高のコーチになる」に関係が薄い事は
バンバンと捨てられるようになりました。

大好きだったSANUも
全く行く余裕がなくなり
残念ながら解約

昔ほど

みんなに好かれたい

とも思わなくなったので
自分の価値観に沿わない事に時間を割くこともなくなりました。
そうすると

時間はできる。できるが、、、

時間がなくはない状態において
実は先に限界に達するのが
「思考能力」でした。

考える事が多すぎて
こなさないといけないタスクが
頭の中に残りすぎて
いわゆるパンクを起こしている事が判明しました。
時々
人と話しながら自分が

完全に混乱している

時間が出てきました。
自分の数少ない能力の一つが
「事象を整理してわかりやすく伝える」
だと思っていますが
混乱しだすと
何一つ整理ができず
頭が働かず
完全に何もできない人になってしまいました。

時間よりも先に、思考の限界がくる

というのは
体験してみて、なんとも新しい発見でした。
同時に

あ、自分はここまでなんだ

という
悲しみにも襲われました。
僕は自分の可能性を信じていますので
「いつでもなんでもできる」
と基本的には思っています。

しかし、
実際に自身のキャパオーバーを実感すると
期待していたよりも
ずっとずっと早く限界が訪れた
事にショックを受けたのです。

時間はある、しかし頭が追いつかない。
この状態は苦しい。
たとえ予定を減らして休憩を増やしても
土日休みにして家族と過ごしても
頭の限界は回復しません。

恐らくこの頭の限界を超えて
これ以上やろうとすると

今度は精神に来る

気がします。
僕が幸いだったのは
自分がコーチだという事
今は数を減らしていますが
それでも僕を信頼してくれている
クライアントが今もたくさんいます。
その人達の時間に
頭も心も目いっぱいな自分が
現れるわけにはいかないので
自然とブレーキがかかりました。

これ以上はやめておこう

と。
やる事を減らしたり遅らせる。
ビジネスとしてはベストでなくても
自分がダメになってはどのみち終わりなので
そういうブレーキがかけられた事は幸いでした。

自分をプロとして信頼してくれている人
の存在が
間接的に自分を助けてくれるという
有難い瞬間でした。

さて
そんな状態に陥った僕ですが
このままでは終われない事があります。
それは、、、


長くなったので
また次回!
それでは今日も
自分にも他人にも優しい、良い一日を

じゅんでした。

サポートされたら、俺はその倍額を寄付する。倍返しだ。