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やってきたこと、やっていること(音楽以外編)

さて、昨日の続き。前回の記事は最下部にリンクが出せるようだ。うーむ、素晴らしく便利(笑)。

文字書き

ライブレポート

最も得意とするのが、ライブレポート。バンドのライブ演奏というその場限りその空間に居合わせないと味わえないものを文字という形で残し、まだ見てない人の興味を引くこと、また同じ空間を共有した人にはリマインド効果、あるいは別の視点を提供することを役割としている。

バンドマン視点での主観バリバリの文体なので、商業誌の整ったライブレポートとは一線を画すスタイルだと思っている。とは言いながら、時々商業誌にも書いていたりするが。バンドマン視点なので、それが良いと言う人もいれば、やりすぎという人もいる。まあそこは「ライブの感想に(絶対的な)正解はない」なので、もうタイミングと巡りあわせに任せるしかないと思っている。

全部の要素が70点、80点のバンドより、他が全部ダメでも一点だけ120点のバンドの方が記事を書きやすい。特徴のある方が印象に残るってことだね。あとは、スタンディングのライブなら、ステージの人(特にボーカル)は視線をフロアに向けた方が、観ている側としても今行われていることの意図をくみ取りやすい。実際動員があるバンドはそうしているように感じている。

ディスクレビュー

もはや「ディスク」(盤、CD、フィジカル)をリリースせずに配信しかしないバンドもいるので、いつまでこの単語が生き延びているかわからないが、ライブレポートと並行してリリースされた音源の良いところをほめることもやっている。ライブレポートと違ってこっちは趣味でツイッターでつぶやいているので、自分の音源がほめられているのを見つけたら拡散するのに使ってください。

宣伝文

他人の商品の良いところをほめるということは、その商品の販売者の売りたい点、アピールポイントと合致した場合、宣伝として使える、ということに気づいた人からの依頼により、音楽に限らず経済商品の宣伝文を作成している。飲食店の宣伝媒体だったり、その他の商品だったりを依頼に応じて。

インタビュー

前のブログで、特徴のあるバンドマンに「『それってどうなってるの?』と直接きいてみたい!」と思ったところから、直撃取材してみたのが始まりで、意外と依頼が来るようになってしまった。
が、これが結構難しい。いくらインタビューですと断っているとは言え、「AはBです」「私の考えは○○です」と文章そのままに話す人は少ない。話し言葉をいかにそのニュアンスをくみ取りながら、文章として読みやすいものにするかがポイント。インタビューでは極力「自分」は入れない。


喋る仕事

ネットラジオMC

ネットラジオ Rock Track Addiction のMCをやっている。ラジオというとDJなのだろうが、ディスクをジョッキー(操作)していないのでMC (Master Of Concert: 諸説あり) の方が適切かなと思いMCとしている。なにげにもう3年目。他人をほめることは案外難しくって、思ったよりずっと知識を必要とする。なぜなら「○○みたいで良い」と言うことは、元となる○○を知っていないとできないことだから。

イベント司会

ぶっちゃけ自分でやってみるまで「司会なんて楽な仕事」と思ってた。すみません。イベント司会に求められることは、全体の把握、時間の管理、話の流れの制御、それでいて出演者が無理なく話せる環境を作る。これをその場その場でやるのだから、瞬発力がいるし、1時間半、2時間の番組だとして、初めから終わりまで頭はずっとフル回転している。見た目よりずっと大変…ということを、毎回冷や汗かきながらやっている。最近はオンライン配信もあるけれど、直接の来場者とはまた違った形でリアクションがあったり無かったり(!)するので、怖いな~と思いながらやっている(笑)。


翻訳

ドイツ語→日本語

こう見えて帰国子女なので、時々翻訳の依頼がくることもある。英語と違ってドイツ語から日本語への翻訳は、機会がすくないがそれをできる人も少ないため、常に需要は一定数あるようだ。一時期専業にしようかと思ったこともあるが、依頼によって自動車だったり食品だったりと分野がめまぐるしく変わり、その都度ある程度高度な知識を入れないとちゃんと対応できないので、これはしんどい、割に合わないと思い、今はあまりやってない。音楽方面で言うと、ドイツ語でのディスクレビューの翻訳だったり、欧州のレーベルとのリリース契約の日本語化だったりをやったことがある。

英語←→日本語

最近はGoogle翻訳やDeepLでの翻訳精度が上がってきたこともあり、よほど専門的なものや、非常に高い精度を必要とする場合でないと英日翻訳というのはあまり需要が無くなってきているように感じる。なので、時々気が向いたら海外のネット記事を翻訳して速報的にSNSで出している程度。

あとは、英詞のバンドから添削を依頼されることが時々ある。歌詞って独特で別に前後の文章で整合性が無くても「これはこういうもの」と筆者が言えばそういうことになるので、意図をくみとりつつ、文法上あんまりおかしいのは直しつつ、という感じでなかなか難しい。直近でやったのは ASURA のアルバム "Realize" の中1曲。あれってクレジットで名前が出ているので、おれが英詞の作詞したみたいになってるけど、ホントは添削と発音のアドバイスしただけなんだよ~(笑)。


という具合で、今までやってきた、あるいは今やっている文字書きと喋る仕事、あと翻訳に関しての記述でした。

依頼については、最初は下記ツイッターのDMからどうぞ。

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