画像1

ブランド価値の高め方。地域プロデューサーが商品開発や地域ブランディングを考える時に大切にしていること。

齋藤潤一@地方創生
00:00 | 00:00

※試聴版。オリジナル版(02:45)はメンバー特典記事が追加されているプランに加入すると視聴可能。

茨城県の人口約16000人の大子町(だいごまち)で生産される、和紙の原料となる楮(こうぞ)の作業現場を視察させてもらいました。

地域にある素晴らしい伝統産業や価値あるものの価値を高めて、地域や人に還元し持続可能にするためには?ブランド価値を高める方法についてお話しします。


以下引用(https://daigo-iimono.com/about/kozo/index.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大子那須楮は、日本で最も優良な楮と言われています。その理由は、繊維が細かく緻密で、もっとも和紙に適した原材料として評価されているから。その細く緻密な繊維は紙の耐久力を生み出し、また、繊維が細いことは薄い紙を漉く際にも優れていると言われています。そうした大子那須楮で紙を漉くと、きめの細かい絹のような紙が出来上がるのです。

大子町で業界一の品質と言われる楮が生産することができるのは、気候と土壌に理由があります。傾斜地が多くて日当たりが良い、土に石が混じっている水はけが非常に良い場所が楮畑となっていること。また、昼と夜・夏と冬の寒暖差が大きいこと。こうした大子町の環境が、最高級の楮をつくっています。

和紙の原料である楮の栽培が古くから行われており、江戸時代には水戸光圀が植栽を奨励し、地域の特産品として知られていました。最盛期の1940~50年代には、原料となる加工した白皮の生産量が年間45トンにのぼったと言われていますが、現在では年間3トンにとどまり、減少の一途をたどっています。2016年11月、「大子那須楮保存会」の設立を機に、ブランド化を図ることを目的とし、大子町で生産される楮は「大子那須楮」と名称を統一しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここから先は

この記事のみ ¥ 300

サポートいただいたお金は、ペイ・フォワードの精神で、地方の若者の活動支援や取材資金として活用させていただきます。