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会社員を辞めてプロコーチになろうと決意した4つの理由

こんにちは、プロコーチのいがらしです。

前回は自分がコーチングを受けようと思ったときのことについて書きましたが、今回はそれを経て自分がコーチになろうと決意した理由について書いてみようと思います。

コーチングに興味があるけどコーチって色んな人がいてよくわからない!という方のひとつの判断材料になればと思います。
なぜなら、コーチングはコーチ・クライアントの相互の信頼関係がとても大切なので、その人となりを知るということは同じくらい重要だと考えているからです。

① 目の前の誰かの笑顔に貢献できることが最大の喜びだから

一つ目は迷いなく、これです。
僕にとっての最大の喜びは、目の前の人がちょっとでも前向きな気持ちになれたり、笑顔になれたり、一歩を踏み出せたりすることです。

前職で新規事業の企画をやっていたときのこと。
ある保育士さんに新サービスのお試し版アプリを使ってもらうという機会がありました。最初にお会いした時は口数も少なく、どこかうつむき加減で、胸につかえているものがあるようにも見えました。

そして1か月後。驚くほど表情が変わっていました。
とびっきりの笑顔で、以前よりも自分からたくさん話すようになり、仕事の中で心の底から嬉しいと感じたことをたくさん教えてくれました。

聞いているだけで思わず目頭が熱くなってしまいました。自分が提供したものでここまで前向きな気持ちになってくれた…それだけでももう…
保育園でおじさんが泣くなんて画としてよろしくないので、それはもう必死でこらえましたw

そんなわけで、目の前の誰かの笑顔に自分が関われるということは本当に尊いといいますか、生きていてよかったと思えるレベルの喜びだと感じています。

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② 自分を支えてくれたコーチの存在

これはデカいです。
なぜかというと、「自分もこういう存在でありたい」と思えるような方だからです。

自分のコーチが特に素晴らしいのは、本気でクライアントのことを信じているところです。
答えはクライアントの中にある。だからコーチングで僕がなかなか言葉が思い浮かばず苦慮していても、じっくりと待ってくれます。ただその沈黙もプレッシャーに感じない空気を作ってくれます。

また、家族以外では一番の応援団でいてくれます
始めの方なかなか自分に向き合うことが上手にできなかった僕を見捨てずに待ってくれていたし、途中から次第に自分の心の声に気づいて行動に移せるようになってきたときには心の底から喜んでくれた
そんな人、家族以外にいるでしょうか?

「会社を辞める」と言ったときにはあまりの決断の速さに驚かれましたがw、コーチングを受け始めて半年以上経った今でも僕にとっての人生の師匠であり、コーチングの師匠であり、良き友です。

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③ 自分らしく生きることのできる世の中になってほしい

「自分らしく生きよう!」とはよく聞きますが、自分なりに言い換えると「ありのままの自分でいる」ということだと思っています。

自分の心に素直になれず、
少しでも自分を大きく見せようと虚勢を張ったり、
その場の空気に流されてやりたくもないことを頑張ってしまったり。
こんなことってありますよね。

そんなときの自分はとても窮屈で、ミスチルの名もなき詩的に言うと
「知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてる」状態でしょうか。

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(「名もなき詩」を聴いたことのない方は上の写真から
officialのYouTubeに飛んでいただければ…!)

その瞬間は自分なりに全力を尽くしているつもりでも、実はそれは自分のためではなく、組織の中で求められる自分というキャラクターを守るためだったり。

自分自身もありました。一時であればまだやり過ごせますが、「会社のための仕事」と「自分のための仕事」が重ならない状態が続いてしまい、先も見えない状況は、正直しんどかったです。

会社とはそういうもの、という考え方もあるかもしれませんが、僕はそういう生き方はしたくなかった。人生という限られた時間の中で、もっと自分のために時間を使いたかった。だから会社を辞めました。

「自分らしく」というとどうしても構えちゃうし、「名もなき詩」のように「自分らしさの檻」を勝手に作って自分を苦しめてしまうこともあります。
ありのままの自分でいるということは、「自分の人生のために時間を使う」ということなのかもしれません。

こんなことはこれからも考え続けるのでしょうが、その人なりにありのままでいられる時間が少しでも増えるといいなと思っています。

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④ 自分の生き方をアップデートしたい

実はこの「アップデート」、半年以上前から考えていました。
なんとなく「そろそろ自分のビジョンのアップデートが必要だ」ということには気が付いていたんですね。ただその結果どういう行動になるかは全く考えていませんでした。

そんな中、僕が通ってる美容師さんの存在は少なからず影響しました。
自宅兼職場(美容院)の一軒家でワンオク(ONE OK ROCK)が大好きで、僕より年はちょっと上?、金髪で見た目はちょっとやんちゃな感じです。

彼からはとにかく楽しく仕事をしているオーラを感じます。
家族や友達とのかかわりや、自分の趣味も大切にしつつ、です。
人生楽しんでる!という感じ。

初めてそこで髪を切ってから、奥さんとたくさん話しました。
これから僕らは何を大切にして生きていきたいのか?何をしたいのか?一緒にできることはあるのか?どこで暮らしたいのか?どのような環境で子どもを育てたいのか?

僕自身もいきなりコーチングにたどり着いたわけではなく、やりたいことをとことん考えました。
大学院に進むことも考えたし、海外で就職することも考えました(海外移住は、いつかしたい!)。あとはカフェを開きたいとか、父の実家の五十嵐商店をどうかするとか(これについてはいずれ書こうと思います)、もう色々。コーチングを受けているときにも、そういった思いをとにかく吐き出しました。

でも一番大切なのは、何をやるかではなく、どう生きたいかでした。

自分は③で書いたように、いつも自然体でありのままの自分でいたい。
家族で毎日笑って楽しく生きていたい。それができれば、もう幸せ。
だからいずれ今住んでる神奈川県は出て、できたら長野県とか自然がいっぱいの場所に住みたい。周りの人に教わりながら小さい畑で野菜とかも育てて、広ーい原っぱでこどもといっぱい走り回りたい。

コーチングは、僕にとってはある意味自分らしく生きるための手段でもあったのかもしれません。

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