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元旅行会社従業員の関西人が行く!!イタリア14日間の旅 2日目②

イタリア・ミラノ観光は2日分を1日で回る強行軍を計画しましたが、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の予約失敗により、少し時短となった気がします・・・
イタリアの旅は昼食抜きで、全て観光時間に充てて、夕食に力を入れるプランにしております。(ホテル朝食、街で夕食の1日2食)
では、2日目の②をよろしくお願いいたします。
ミラノ観光の後半は外観を見て歩くことが多いので、昼食や休憩にカフェやバールに入ったり、お土産購入したりしてはいかがでしょうか。

2日目 ミラノ

ミラノ国章

①ホテル~ドゥオモ~ガッレリア~スカラ座~ブレラ美術館~サンタ・マリア・デル・カルミネ教会~②スフォルツェスコ城~サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会~グランデ運河~5月24日広場~サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂~サンタンブロージョ聖堂~ホテル~夕食

スフォルツェスコ城

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「スフォルツェスコ城」は、イタリアのルネサンス期を代表する芸術界の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが建設に関わったと言われている古城です。とにかく広く、後半の観光メインはこの城になるかと思います。どこを写真に撮るか迷うぐらいの写真スポットです。

1300年代にヴィスコンティ家が建てた後、1450年にフランチェスコ・スフォルツァが改築したとされています。現在のスフォルツェスコ城内部は市立博物館となっており、レオナルド・ダ・ヴィンチや、同じくイタリアを代表する芸術家ミケランジェロなどの作品を鑑賞することができるほか、古代美術から近代美術まで様々な作品が展示されています。

特にこの城内での注目作品は、ミケランジェロがその一生を終える3日前まで制作に取り組んでいたと言われている生涯最後の遺作『ロンダニーニのピエタ(未完成)』。当時のミケランジェロは、89歳。その年齢と未完成作品とは思えないほどの力強さを放つピエタは、連日訪れる鑑賞者を圧倒しています。

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『ロンダニーニのピエタ(未完成)』の存在感に圧倒されます。イタリアではミケランジェロのピエタが4つ存在するのですが、これのコンプリートも今回の旅の課題です。

城の手前で黒人の軍団が!!!すごい物売りをしてます!!!目を合わせてはいけません!!!
自撮り棒や折り畳み傘やポンチョや花を売り歩いてます。
急ぎ足で城内の美術館に入ると、当然日本語ではない案内を手に鑑賞することになります。
海外の美術館は写真OKが多く、スマホOKなので翻訳アプリが大活躍します。
文字を写真で撮ると日本語に翻訳するアプリを持っていくのをお薦めします。
今は無料アプリがいくつかあるので2種類ぐらい持っていくと安心です。日本で使い方の練習はしておきましょう。

先ほども言いましたが、とにかく広い「スフォルツェスコ城」。美術館で城内を散策するのですが、ここで1日終わるのでは?と思える広さです。
最後に『ロンダニーニのピエタ(未完成)』と書いてある城内地図ですが、外に出てしまいます。

「失敗した!?」と驚いてしまい、もう一度中に戻るとしましたが・・・

『ロンダニーニのピエタ(未完成)』だけ別棟・・・
それだけを展示している建物があると・・・よくよく中庭を見ると、そんな感じののぼりがあるように思えます・・・

奇跡的に見学料金は無料でした。
それはいまだに謎ですが、時間帯無料なんかがあります。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

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ミラノ観光で外せないスポットといえば、誰もが知っているであろうレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作『最後の晩餐』の現物を見ることができる「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」。美術史でも非常に重要な作品、かつイタリアでも最も崇高な文化的史跡のひとつを抱える教会であることから、『最後の晩餐』と共に世界遺産にも登録されています。

ここの見学は事前予約のみ・・・

こちらの『最後の晩餐』は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に併設する修道院の食堂として使われていた部屋の壁に描かれています。鑑賞は厳重に管理されており、1回に見学できる人数は最大25人、見学時間は15分と決められています。

ここの見学は事前予約のみ・・・

事前予約が必須!!!
大チョンボ、今回の旅行での最大チョンボは『最後の晩餐』の事前予約ができなかったことです。
さすがに美術館の事前予約が必要なことは存じておりましたが・・・
予約開始が不定期。2~3ヶ月前からと振り幅が広いのに完全予約制。
そして大人気なので気づけば完売!!!!なので常に予約サイトをチェックしておく必要があります。
サイト上でチケット売り切れでも、電話予約なら空きがある場合もあるようです。
僕らは2ヶ月前に予約サイトで完売の文字に愕然としたのを覚えております・・・

『最後の晩餐』

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世界中から多くの人が足を運んででも見たいと願う『最後の晩餐』が、こちら。キリスト教聖書の中にある有名なシーン、イエス・キリストが「この中の一人が私を裏切る」と予言した瞬間が描かれています。ちなみにイエスを裏切ったのは「イスカリオテのユダ」と言われており、上の絵の中では左から4番目の位置に顔がある、少しのけぞった人物がユダだとされています。ユダの手の中には、裏切りの対価として得た銀貨の入った袋も描かれています。

イエス・キリストの隣に座るマグダラのマリアをキリストの左右逆の位置にすると、寄り添った二人になる。と映画「ダ・ヴィンチ・コード」では言われてましたね。

「パンはキリストの体」「ワインはキリストの血」となりますので、それも描かれております。
ちなみに「ワイン」はキリスト教の布教と共に世界に広がったと言われております。

グランデ運河

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ナヴィリオ地区にある運河です。ミラノで人気急上昇と言われるスポットです。運河沿いには気取らないけどどこかエレガントでオシャレなお店が軒を連ね、トレンドに敏感なミラノっ子たちが夜な夜な集う場所でもあります。
でも夜は危険と9時以降の外出はしないマイルールなので夜は行ってません。

なのでナヴィリオ地区を訪れるのにおすすめの時間帯は、太陽が沈む夕暮れ時。夕日に照らされた運河がオレンジ色に染まり、運河沿いのショップはライトアップされ、辺り一帯が華やかな雰囲気に包まれます。

またナヴィリオは、イタリア発祥の食文化、夕食の前に軽食とお酒をたしなむ「アペリティーボ」を楽しむ場所としても有名なスポット。ほとんどのバルでハッピーアワーを実施しており、ワンドリンクをオーダーすれば、ビュッフェスタイルの食事を時間無制限で楽しむことができます。ドリンクにはもちろん、アペリティーボに欠かせない「アペロールスプリッツ」のオーダーがおすすめ!賑やかな雰囲気の中で、イタリアならではのアペリティーボをぜひ体験してみてください。

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5月24日広場

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ナポレオンが建てた凱旋門が残る!!
かつてはミラノの南の門だったそうです。広場の入口に立つティチネーゼ門はマレンゴの戦いの勝利を記念して、ナポレオンが建てたそうです。


サン・ロレンツォ・マッジョーレ聖堂

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街中に神殿が!?と思える聖堂です。
16本の円柱がひときわ目立つ協会で、円柱は古代ローマの神殿から移築したといわれております。
僕らは時間的に外観のみでしたが、時間のある方は内部も見学されてはいかがでしょうか。

サンタンブロージョ聖堂

疲労から写真も撮らずに通過・・・
ここでミラノ観光は2日必要と実感する・・・

夕食(ミラノ)

イタリア旅行の後藤家ルール
ご当地の名物グルメを食べる!!!そしてご当地ワインを飲む!!!

ここでおすすめアプリ「Yelp」

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海外版食べログのようなアプリです。出発前にダウンロードしておくのをお薦めします。
今回の旅ですごく活用し、楽しく食事できたアプリです。
①現在地から希望のレストランが探せる
②料理の写真があるので、前もって選べるし、注文時も見せるだけで済む
③メニューも載っているので予算を事前に計算できるので、会計時に確認できる

便利な世の中になったなぁ~と実感したアプリでした。

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オッソブーコ・イン・グレモラーダ・コン・リゾット
オッソブーコはミラノの代表する料理のひとつで、仔牛の骨付きスネ肉の煮込み
同じくミラノを代表する料理のミラノ風リゾット(リゾット・アッラ・ミラネーゼ)を添えるのが定番
なんと言ってもオッソブーコ!!これは肉が溶けるようで激ウマ!!!
ミラノ風リゾットは・・・なんか・・・パンを溶かしたような・・・
とりあえず!!オッソブーコは食べてみてください。

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コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ
いわゆるミラノ風カツレツです。仔牛の肉をたたいて薄くのばし、バターだけを使ってフライパンで揚げる。衣にパルミジャーノを入れたのもあるそうです。この店のコトレッタは入ってないタイプで意外にあっさりでした。
とんかつKYKに慣れている僕としてはソースを欲してしまいました・・・

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イタリア料理と言えばパスタ!!と言うことで頼みました。
うどん?と思うぐらいの太麺パスタでドキドキしましたが・・・
大絶賛!!!毎日食べたい!!と思えるぐらいの食感と旨み!!!
これ驚きなんですが、イタリア各地でパスタを食べましたが、日本で食べるのと違うのでは?と思えるうまさでした。
雰囲気なのか、味付けなのか、とにかくイタリアのパスタは激ウマ料理です。

3日目につづく・・・

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名残惜しい「ミラノ」から自分達で電車に乗り「ベネチア」へ!!
今回の旅で1,2を争う素晴らしい街ベネチア!!
ニューヨークから来た旅人と仲良くなったりしたベネチア!!
水の都と言われる通りの観光感いっぱいのベネチア!!
迷路のような街で迷った後藤純とベネチア!!
是非、3日目もご覧ください。

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