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どうなる?第一次列島線:飛んだ気球で進む有事の密約

2023年2月8日
< これだけは世界情勢 >
こちは、Jun AmantoによるオンラインサロンEART LIFE LABO内で2023年2月8日に掲載された記事から、特別公開です。

西か?東か?犠牲になるウクライナ? その2

速報、その1はこちら

ロシア地下政府が最初にDSと戦った

知られざる歴史としてソビエトのことを少しお話しします。
レーニンが亡くなって、ソビエトは、純粋なユダヤ人であるトロスキーが後継者になり、この時にロシア地下政府ができました。つまり反グローバル勢力に対する反撃を最初に開始したのはソビエトだったんです。

その意味でソビエト時代、はからずも今のロシアはDSの支配を完全に避ける事ができた政権だったのですね。
その後DSにやられてソビエトは、経済的に大変な事になって崩壊してしまいました。

西側諸国がロシアを悪者にするのは、この流れ(恨み?)を受け継いでいるロシア・プーチン大統領が目の上のたんこぶだからなんです。
ウクライナ戦争は、そんなロシアのプーチン悪の枢軸とする為の、アメリカを中心としたDSの作戦だったわけです。

俺なら24時間でおわらせられる

トランプさんが大統領選を踏まえた遊説を始めました。実際、出馬を本格的に表明しているのはトランプさんだけなので、その存在価値は大きいです。
さらに、そこで「私ならトランプさんはウクライナ戦争は24時間で終わらせる事ができる」という発言をしました。

これはプーチンさんと元々仲がよいトランプさんだからその意気込みを表現したものでしょうか?
根拠なき発言は自分の首を絞めかねません。
国際情勢は、そんな、友達だから電話だけ…では動きません。

そんな中で中国がロシアに軍事援助しているリークがされました。

中国はコロナで経済がボロボロ、西側諸国やアメリカに嫌われないようにウクライナ戦争にたいしてはロシアに中立な態度でした。
中国は世界に嫌われる?
誰がそんなことをしたのでしょう?

これを情報提供したのが、ロシアだと考えると辻褄はあってきます。

プーチンさんが考えているロシア帝国は、地政学的なスラブ民族の独立です。
国土が広すぎてお金がかかるロシアは国土を広げる面倒をさらにあげるより、商売をして儲けたい派です。

しかし、アフリカ大陸進出、南太平洋制覇を目論む中国共産党が目指しているものは文字通り世界制覇です!!
世界を多極化したいロシアもアメリカも、中国がアメリカに取って代わるだけの未来は望んでいないわけです。

なぜ、こういった動きが行われているのかというと、ヨーロッパ王族と新大陸に作ったアメリカを使った金融支配による世界統一国家の夢が難しくなってきているDS勢力が、次に目をつけているのが中共社会主義をさらにすすめて完全な共産主義にしてその背後に隠れて支配を続けたい…そうして完全管理社会の実現をしたいという目論見があります。

現在、中東諸国やヨーロッパ各国も元を基軸通貨にする流れを推し進めていますが、これは現在の支配者階級が支配するドルを完全に崩壊させるためにどうしても必要なプロセスのために起こっている事で、中露が近づいているのも、対アメリカ民主党の裏にいるエスタブリッシュメント(=DS)と対抗するためです。
だからこの世界の元への擦り寄りは一時的なものです。

台湾攻略の秘策

中国は習近平さんの新体制が始まり、コロナを終結させ再び経済成長を始めるプロセスに入りました。
ここでロシアを支援しているなどという噂を西側諸国に与える事は絶対避けたいはずです。

そこで、ロシアが中国を裏切って、アメリカに中国のロシアへの軍事援助の証拠をリークすれば、取引条件としてアメリカが、ウクライナとロシアの間に入って交渉を終わらせる事ができます。

もちろん、この相談をプーチンさんはバイデンさんとするはずもなく、トランプさんとしているはずです。これがトランプさんの強気の発言の裏にある戦争終結の根拠と読むべきです。

これに連動して起こっている事は、習近平氏が彼の側近中の側近で知恵袋である王滬寧(おうこうねい)氏に台湾と中国間の「一国二制度」の代替案を作るよう命令した事に注目しています。

今回の党大会で異例の人事で政治協商会議主席となった王滬寧氏は、習近平さんを影で支え作った男とも言われる習近平さんの本当の懐刀です。

彼が出てきた事を考えると、多くのジャーナリストの分析とは違い、中共のシンクタンクが考えている戦術は、いきなり台湾侵攻をするのではなく、台湾に一国二制度 (鄧小平の台湾、香港政策、国家安全法が香港で始まって、これら完全に嘘だったことが明白になった・・・)に変わるお題目を提案してその対応を見て台湾侵攻をするか決めるでしょう。

その内容、台湾攻略の秘策とは、おそらく中国有事に際した海上封鎖に関する特約条項が、含まれるでしょう。

つづく


2023年2月9日
< これだけは世界情勢 >

西か?東か?犠牲になるウクライナ? その3

中国の気球が偏西風でアメリカに飛んでいった理由「台湾攻略の秘策が風船?」

まず基礎知識として、領空の及ぼす国家の権利というものについておさらいしておきましょう。

領土の100キロ上空、そこまでがその国のものです。これを「カーマンライン」いい、国際法で厳密に定められています。このラインの上を高速で飛ぶ人工衛星が自由に地球の周りを飛べる理由がここにあります。

今回の2万メートル(地上20キロ)というのは飛行体監視のブラインドスポットなんです。
飛行機は一万メートルまでしか飛べないから各国航空当局は監視しています。
カーマルライン以上を飛ぶ衛星は100%監視されています。
なので、アメリカはたまたま偏西風で流れてきた中国の気球に気付かず、慌ててミサイルで撃ち落とした?

そんな事はありません。

アメリカはずっとアラスカから気球を追尾していだと聞いています。
それは、撃ち落とした場所を見るとよくわかります。

生物化学兵器が積まれている事も考えて、アメリカの海上に出るまで待って、海上15キロ、水深14メートルの非常に気球を回収しやすい場所でF22戦闘機で行ってサイドワインダーを使って撃ち落としています。

落ちた気球は6隻の軍艦で囲ったエリアの真ん中に落ちています。

ここで注目したいのが、「そんなものは撃ち落としてしまえ!」と発言しているのがトランプさんであり、それに対して習近平さんは、「我が国が打ち上げたものです」と認め、更に「遺憾である」と述べたという経緯です。これは絶対謝らない中国が事実上、謝った事になります。

カナダで同様の気球がやってきた時、カナダ政府はマシンガンを大量に打ち込んで落としています。
この類の偵察用気球は、大変大きいもので、今回撃ち落とされた気球でビル20階建に相当する大きさです。
カナダの気球は1000発マシンガンを浴びても墜落するのに2週間かかりました。

それに対して今回のアメリカの対応は、F22という最先端の戦闘機を使い、1発5000万円もするサイドワインダーを使い、あくまで領空侵犯した飛行隊への攻撃?!…という体裁を作ったんです???

恥をかかされる中国、嘘をつかれるアメリカ

中国からしたら、「間違いでした、迷惑かけてごめん」と謝ったのに軍事行動のように対応される事で恥をかかされています。アメリカはガッツリ回収した気球を分析して以下のような分析をするでしょう。

●ソーラーパネルがあり、操縦可能であった。
●米軍基地の微弱電波を集めていた可能性がある。
●集めたデータを宇宙へ(中国への軍事衛星に)送信する事が可能だった(やっていたかは別)
●化学兵器などは積んでおらず、風前爆弾などの意図はなかった。

こうなると、中国はやってない!…
アメリカは中国を信じられない…!
こうして喧嘩をする理由が作られていくわけです。
実際、中国は「強烈な不満と抗議」と表明し、かなり怒っています。

台湾に見せているショーは、キューバ危機の再来

これは、台湾への圧力だと考えられます。
ある程度軍事に詳しい人であれば、これはキューバ危機の時とよく似ているんです。

1960年代、アメリカは有人戦闘機U2でソビエトをスパイしていました。

それをソビエトが撃墜したんです。
ソビエトはこれに強烈な不満と抗議をしてキューバにミサイルを配備しました。
そしてアメリカはキューバ沖を海上封鎖したんです。世界はこの時、第三次世界大戦で全面核戦争さながら、その直前までいきました。

現在、アメリカは、中国が勢力圏を確保するため独自に設定した軍事的防衛ラインである第一次列島線沿いにミサイルを配備したいと関係諸国に打診しています。
第一次列島とは、九州沖から沖縄、台湾、フィリピンそして南シナ海までです。

そうすると、中国はこの海域を海上封鎖します。
日本はこの内側を通って原油など大半の輸入をおこなっていますが、大問題。
尖閣も巻き込まれ、勝手に有事に巻き込まれ、経済的理由でアメリカの自衛隊の協力に世論も同意しやすくできます。

ここで、台湾は特別扱いにするからね!お互い中国なんだから!…と話をもっていくわけです。

つづく

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【Jun Amanto】

幼少より武道武術を嗜みスタントマン、大道芸人を経てパフォーマーに…。
環太平洋の身体感から傾舞(かぶくまい)を創始。そこから生まれた独自のコンセプトEART(天然芸術)を使い願望達成から必然達成の時代を提唱。
空家再生パフォーマンスなどで通りすがりの人1127人を巻き込み「Salon de AManTo 天人」スタート。
現在、大阪中崎町を拠点に地域活性化を成功、天人グループとして複数店舗を運営、アートエコビレッジ「Area AManTo」と呼ばれる。被災地支援や国際交流、国内難民の受け入れなど天然芸術家として仕事とボランティアを分けないライフスタイル「天人」を世界に文化発信している。

=天響ノ道=

Jun Amantoが身体哲学構築のため環太平洋を旅し、先住民やその民族に伝わる伝統や古代の叡智をまとめた奥義秘技が開示される「天響ノ道(あまゆらのみち)」
大阪校・東京校・与論島校同時開催
詳しい情報、最新情報は、こちらでご確認ください!↓
(途中入校希望者には要相談で承っています)

=EART LIFE LABO=

こちら記事は、オンラインサロン内に投稿されていましたが、一部粋で特別公開しました。
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