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ブロックチェーンユースケース②:保険×ブロックチェーンについて
ブロックチェーンユースケースシリーズ第二弾です。
●はじめに最近、保険業界におけるブロックチェーンニュースリリース を目にすることが何度かあったので、保険×ブロックチェーンの情報をまとめてみたいと思う。まとめるにあたっては、今回も「WhyBlockchain観点」を重点に置く。
なお、保険×ブロックチェーンの概説は、既にわかり易くまとめてくださっているサイトがあるので、重複する内容はなるべく割
ブロックチェーンユースケース①:Track&Trace(物の追跡)について
一昨日、投稿した記事には、スキが2つ付きました。
スキはモチベーションになります。お陰様で今日も投稿する気になりました。有り難うございます。
●背景:上記記事では、日本人には感覚的に中国などの国と比較して、ブロックチェーンの有効性が理解しにくいという点について述べた。
では、日本ではブロックチェーンが全く浸透しないのかというと、そういうわけではないと思っており、感覚的に理解しづらい分、論理的に
日本人にはWhy Blockchainが理解しづらいのではないか?という話
先週は、記事を1本も上げることができなかった。
改めて、最低週1本ルールは守れるよう、頑張ろう。気負わず、気軽に書いていこう。
●背景:最近、仕事で中国のとある方に、中国内で進行中のブロックチェーンプロジェクトについて、あれこれヒアリングする機会があった。
プロジェクトの内容に関わる内容は書けないが、そのヒアリングの中で、そもそもの「中央集権に対する課題感」に対する感覚の違いを感じた。そして、そ
DID/SSIについて、考えてみる
●背景:前回の記事では、オラクル問題について整理をした。
認証のオラクルを担保する必要性について言及したわけだが、認証×ブロックチェーンということで、近しいテーマであるDID/SSIについて今回は整理してみようと思う。
●DID/SSIとはDID、SSIそれぞれを直訳すると、以下となる。
DID:Decentraized IDentity :分散型ID
SSI:Self Sovereign Id
オラクル問題について考えてみる
●前置き:ブロックチェーンを一言で言うと、「価値のインターネット」と言われる。これは一般的なインターネットが「情報のインターネット」つまり、「中央集権的な機関を通すことなく、一般人が情報を発信できるようになった(Email、Webサイト、Webサービス)」世界観を指すのに対し、ブロックチェーンは、「中央集権的な期間を通すことなく、価値の移転をできるようになった」世界観を表すため、そのように呼ばれて
もっとみるゼロ知識証明のブロックチェーンユースケースについて
●背景:各エンタープライズブロックチェーン基盤のゼロ知識証明対応状況は下記のように整理した。
ゼロ知識証明の概要は、「証明者が検証者に対して、ある秘密を知っていることをその秘密を明かすことなく、証明することができること」
・HyperLedger Fabric:あり
・Corda:なし
・Quorum:あり
ゼロ知識証明自体の概要自体は理解したものの、具体的な仕組みまで理解できていないので
エンタープライズブロックチェーン基盤の比較
●背景:・エンタープライズ領域でブロックチェーンで何かを実現したいとき、必ずブロックチェーン基盤の選定に迫られる。
・RDBの場合であれば、OSSであればPostgresql,Mysql, sqliteあたりになるが、どれかを選択して致命的な失敗になることはない(ブロックチェーン基盤と比較して)。
・ブロックチェーン基盤の場合、基盤選定をミスると致命的になり得る(性能が出ない、致命的に生産性が落ち
決意表明:ブロックチェーンブログの開設
ブロックチェーンブログの開設し、日々更新してゆくことを決意した。
●私のプロフィール
・30代半ば
・IT企業勤務
・業務系SE・ITコンサルを経て、現在ブロックチェーンチームに在籍
●背景:
・ブロックチェーン情報は、新しい情報が多く、散乱しており、確かな情報としてまとまっていないため、多数のインプットにアクセスした上で全体感を把握する必要がある。そうじゃないと議論をするにも浅くなる。
・多数