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ルネの夢解き

昨年の11月から気まぐれに夢日記を続けてきた。
最近出会った「ルネの夢解き事典」 ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ氏(以下、ルネ氏)で書かれている夢日記のつけ方がとても参考となった。

ルネの夢解き事典 / ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

簡単に言えば、先ずは「どんな夢をみたか」、「次にどんな感じか?」そして「あとからの解釈」と時間の経過を含めた3段階に分かれてつけていく。
私は、松村潔先生の「ムーン・ダイアリー」の日割りの記載欄にどんな夢をみたのかを殴り書きしている。どんな感じか?や解釈は、夢によってはイメージしたりしているが、記録まではしてきていない。
以前読んだ、河合隼雄先生が夢分析に関して語られていたが、ある程度の夢のかたまりで自分の夢の傾向(場面や感じ)を分析した方が良いとあった。

本書では夢のメッセージを紐解いていく2つのコツも述べられている
1つ目は、夢は夢をみる自分自身を傷つかないよう置き換えが行われており、この変換機能(メタモルフェーゼ)に気づくことが大切。
2つ目は夢のよき観客となり、夢を素直に見ること。
1つ目の置き換えはホロスコープとも重なるが、いろんな意識の状態が、惑星やサインの働きの象徴とされている。2つ目の夢のよき観客は、河合隼雄氏が語られていた「コンステレーション」の考え方とも重なり、自分自身の人生を1つの物語として観客として俯瞰して観ていくことで人は救われていくという話と重なるように受け止めた。

コンステレーション|junchan (note.com)


私の夢では、かなりの割合で職場の上司や同僚が登場する。出張で鞄を持ちながら列車を乗り換える、又はバスや自転車で駅に向かったり。時々、乗り換えの時間に余裕がなく急いで切符を買って乗り換えたり。
本書では、駅は、別れと出会いを象徴し、夢でも不安や落ち着かない雰囲気を伴うことが多く、小さな転換期を表わすと書かれている。
また、苦手な上司は、仲の悪い父の置き換えであったり社会的規範の象徴である場合が多いようだ。

40代後半から50代半ばの仕事の責任が重たく、自分で背負っていた時期は、逃げても逃げても追われる夢をよくみた。今から思うと逃れたくても逃れられない自分の状況を象徴していたように思う。

さすがに最近は、このような怖い夢はみなくなったが、仕事での上司や同僚とのやり取りの場面が多い。
昨夜の夢は、工場に来客があり、リーダーである私が自ら掃除をしている場面であった。まさに人に任せることがなかなか苦手で、ついつい自分でやってしまう行動パターンが象徴されていたように思う。

夢日記は、気まぐれで、毎日欠かさずには書いてはいないが、目が覚めたときにすぐに書く習慣がついてくると、夢の内容を文字として書かないとすっきりしない感じがある。ホロスコープでネイタル3室牡牛座水星と9室蠍座海王星が180度であることの影響かもしれない。

来年の夢日記は、もう少し書く欄が大きいものにして、ルネ氏の書かれていたどんな感じかという部分も言葉や絵などで表現したいと思う。




月光や走り書きする夢日記

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