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新宿・育てて楽しむ苔玉作り(#10)
「苔玉はねぇ、れっきとした植物なんですよ。ちゃんとお世話をすれば大きくなるし、二年はもちますよ」
わたしがアソビューにライターとして勤務していた時のこと。
当時のわたしは人気のお店に電話をかけて、その魅力を取材する業務を行っていました。(あの時は楽しかったなぁ)
その時取材することになったのは、「カルチャースクールいろは」というお店。目玉は「苔玉」というアイテムを作る体験でした。
なんだこれ。ボールのように丸い苔に植物がにょきっと生えていて、植物なのかインテリアかもわからない!
そんなわたしに、お店の人は苔玉の魅力を熱く語ってくれました。
「苔玉は盆栽の一種で、土のボールを苔で丸めたものなんです。鉢植えと違って、どこにでも飾れるのがいいんですよ。あと、苔玉は生きているので、お水をあげれば成長するのも楽しいですよ!」
お店の人の熱さに思わずつられたわたしは、電話が終わる頃には
「すみません、今週の土曜日って空きはありますか?」と予約を入れてしまうほど、苔玉の虜になっていました。
そして体験日。わたしは当時お世話になっていた「外注ライターIさん&娘さん」をお誘いして、新宿にある「カルチャースクールいろは」に行きました。
Iさんは子育てをしながら外注ライターとして活躍している女性で「仕事がすごく早い&クオリティが高い」ため、わたしの部署では「女神」と呼ばれていました。
苔玉作りではまず、ボールの中に入れる観葉植物を選びます。
アイビー、カポック、ヤシ、ナギなど、さまざまな観葉植物がずらり。
わたしは凛としたたたずまいの「ナギ」を選びました。
選んだ観葉植物は、土団子の中に閉じ込めます。
なんだか妖精みたいでカワイイ!大事に育てたら、土の中から新しい生き物が生まれそうな感じ。
今度は土団子に苔を貼り付けて、糸でぐるぐる巻きにしていきます。
しっかりと苔を固定できたら、苔玉の完成!
手にもってみると、苔のしっとりした感覚が手に伝わります。鼻を近づければ、草の香りがふんわり。
完成した苔玉を見て、Iさん母娘は「かわいい!苔玉専用の小皿を買おうかな」と大はしゃぎでした。
苔玉は育てるのも楽しい!
持って帰った苔玉は、部屋の窓際に置きました。お店の人が言っていた通り、苔玉は土が出ないので、部屋だろうがトイレだろうが、どこにでも飾れるのです。
自分で作った苔玉は愛着があり、毎朝、苔にさわって湿り具合をチェックしたり、霧吹きで苔を湿らせてあげたり、ペットみたいに大事に育てました。
特にかわいいのが水やりをする時。風呂桶に水を張って苔玉を入れると、まるでお風呂につかっているみたいで愛くるしい!
毎日観察していると、ナギから新しい新芽が出たり、苔が鮮やかな緑に育ったり、新鮮な感動をたくさん味わえました。
会社のメンバーとリピート体験!
すっかり苔玉の虜になったわたしは、アソビューのオフィスに苔玉を持参し、苔玉の魅力をこれでもかと説いて回りました。
アソビューには「アソビューデイ」と言って、社員が集まってアクティビティを体験する日があるのですが、運営部に何度も「苔玉作り」を推薦。
1年後にロビー活動が実を結び、ついに会社のイベントとして苔玉作りを体験することになりました。
この時、わたしは「アイビー」の苔玉を作りました。
アイビーは驚異的な成長速度を持っており、最初は小さな苗だったのが、1年もすると葉っぱが床に垂れ落ちるほどに!
↑1年後のアイビー
苔玉作りで学んだこと
カジノ体験の時もそうでしたが、苔玉作りもわたしにとって大きく価値観を変えてくれる体験でした。
「苔玉ってそもそも何? 何が魅力なのかわからん」という状態から、
「苔玉かわいい! 癒やされる!」という感動を味わうことで、「知らないものにどんどん飛び込んでいこう」という気持ちが湧いてくるのです。
この時ぐらいから、わたしは「ちょっとでも気になる遊びがあったら即予約」という行動力が身についたような気がします。
書ききれない苔玉の魅力
・土で汚れないのでお部屋に飾れる
・成長を観察したり、水やりしたり、お世話が楽しい
・植物が成長するとすごく嬉しい
・苔の匂いや質感に癒やされる
補足
現在、カルチャースクールいろはでは「苔玉作り」単体の開催は行っておりません。
かわりに「苔玉&陶芸体験」や「苔玉&テラリウム」
など、さまざまな複合プランを開催しております。
おすすめは苔玉&テラリウム作り。どちらも苔を使った、かわいらしいアート作品をつくれます!
店舗情報
店舗名:カルチャースクールいろは
住所:東京都新宿区新宿1-18-4 蓮見ビル2F
HP:http://schooliroha.com/?page_id=13
こちらのマガジンでは、アソビューを100回体験したレポートをまとめています。あなたの「やってみたい!」が、きっと見つかるはず!
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