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2020年に体験した遊び・アクティビティを振り返る

あそびのコーディネーターのせいじです。

「休日やることない!」と困っている人に、おすすめの遊びを紹介する仕事をしています。

もうすぐ2020年も終わり。

今年体験した遊び・アクティビティを振り返って、自分なりの2020という年を総括してみようと思います。

1.谷中で和菓子作り

2020年の遊びは谷中から始まりました。

「和菓子教室sakura」という教室で和菓子作りにチャレンジしたのです。

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作ったのは冬に咲く花「寒椿」。

材料は「練りきり(※ほぼあんこ)」と「あんこ」だけなのですが、表現力が半端じゃなかった。

あんこを練ったりくるんだりするだけで、本物そっくりの寒椿が作れるのです。

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作った和菓子はお抹茶と一緒にいただきます。しっとりした口当たりと控えめな甘さが、またお茶に合うんです。

限られた材料で様々な表現にチャレンジするという、和菓子の真髄を見た体験でした。

体験レポートはこちら↓

2.清澄白河で醤油瓶&万華鏡作り

コーヒーで有名な町、清澄白河。ここには「GLASS-LAB」という、有名なガラス細工の工房があります。

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まずはガラスの醤油瓶作り。「液垂れしない醤油瓶を自分で作れる!」という触れ込みですが、果たして本当でしょうか?

講師の人に見てもらいながら、機械を使って、醤油瓶のクチの部分を削ります。

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完成した醤油瓶に水を入れ、ひっくり返して見ると……

全く液垂れしない! しかも、フタも外れない!

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自分がすごい技術者になった気分を味わえました。

万華鏡作りでは、お店で作ったガラス細工を使って万華鏡つくり。

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3.吉祥寺でガラス細工&機織り体験

吉祥寺は面白いお店が多くて、前々からガッツリ探求しようと思っていたエリアです。

まずは「手織工房じょうた」で機織り体験。

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好きな色の糸を選んで、カタンカタンと糸を織っていくのですが、やっていると無心になれます。

完成したマフラーは店売りのものと遜色ない出来栄え!

赤・緑・黄色・青など、片っ端から色を放り込んだのに、意外と落ち着いたデザインに仕上がりました。

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続いて「ガラススタジオ ブリエ」でガラス細工を体験。「耐熱ガラスのリング」を作りました。

ベースのリングを溶かして、そこに青いパーツをくっつけると、オリジナルリングの完成!

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ガラスのリングはちょっとおもちゃっぽい雰囲気で、茶目っ気にあふれています。大人がつけると、快活で自由奔放なイメージが伝わるかも。

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4.箱根100kmウォーキングに参加

世の中には「100kmウォーキング」といって、制限時間内に100km歩くというハチャメチャなイベントがあります。

2月に「箱根ウルトラウォーキング」という、東京から箱根まで100km歩くイベントが開催されたので参加してきました。

制限時間は26時間。寝ないで歩き続けたのですが、調子が悪くて70km・小田原地点でリタイア。

体験レポートはこちら↓

5.長野県美ヶ原高原でスノーカイト

箱根100kmウォーキングに参加した次の週のこと。

「今年の冬はウィンタースポーツも体験しておこう」ということで、長野県美ヶ原でスノーカイトを体験してきました。

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スノーカイトとはシンプルにいうと「体に凧をくくりつけて、スキーを滑る」という無茶苦茶なスポーツ。

風の力はものすごく強くて、スキーの何倍もスピードが出て怖い! 何度もすっころんだけど、その魅力は十分体感できました。

体験中は山小屋に宿泊していたのですが、真冬の山小屋ってミステリー小説の舞台みたいでワクワクしました。(ぶっちゃけスノーカイトよりも山小屋生活の方が楽しかった)

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体験レポートはこちら↓

6.秋葉原で石けん作り

3月は手作り石けん教室「JDSA秋葉原」で「石けん作り」。

石けん作りでは「パームオイル」「オリーブオイル」「ココナッツオイル」など、天然素材のみを使った石けんを作ります。

これは「マルセイユ石鹸」と呼ばれ、フランス王室で使われてきた由緒ある石けんなのだそう。

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実際に使ってみると、泡立ちはなめらかだし、香りも良い!

顔を洗ったら古い角栓がボロボロ落ちてびっくりしました。鼻の角栓まで取れて、鼻パックいらずです。

お店はその年の内に閉店してしまったのが残念。今はオンラインレッスンをメインに行なっているそうです。

7.自宅でチョコパン作り

5月。とうとうコロナウィルスによる緊急事態宣言が出されました。

家から出られないので、cotta×アソビューの「トースターで焼ける魔法のチョコパン」を使って、チョコパン作りを体験。

キットには強力粉などの材料から発酵に使うタッパーまで入っていて、いたれりつくせり。

そして完成したパンがこちら。

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レシピ通り作ったのに、出来上がったのは「地獄のニョロニョロ」でした。一体なぜだ!?

でも、味はおいしかったです。

8.国立でアロマクラフト

コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除された6月。
わたしは知り合いの女性とアロマクラフトを体験しに行きました。

お店は国立にある「 SattvaMoonju(サットバムーンジュ)」というお店。

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お店で扱っているアロマは40種類!

爽やかな柑橘系の香り、深い緑のウッディー系など、テイスティングしているだけで癒やされる香りでした。

作ったのは「バスソルト」「ルームフレッシュナー」「ハンドクリーム」の3つ。

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ルームフレッシュナーをマスクに吹き付けたり、香り付きのハンドクリームで気分転換したり、実用性が高いものを作れました。

この時期からコロナウィルスに対する社会不安が高まっており、自分も

「誰もあそび・アクティビティをしない世の中が来たらどうしよう……」と不安になったことを覚えています。

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9.六本木でカジノ体験

アロマクラフトに行った女性と、今度はカジノ体験に行ってきました。

カジノ体験ができるのは六本木にある「BACKDOOR」というカジノバー。ブラックジャック、ルーレット、バカラ、ポーカーなどを体験できます。

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わたしはこのお店に何度も通っており、結構カジノゲームには慣れているつもりでした。

彼女の前で勝ちまくっていいところを見せたい。そして、そろそろ知人という関係からステップアップしたい……!

しかし、この日は最悪の厄日でした。賭ければ賭けるほど負け、みるみる内にチップが減っていきます。

安く賭ければ勝ち、高く賭ければ負ける。もう何をやっても裏目に出てしまう、とにかくどうしようもない日でした。

結局、来店して2時間ほどで2人ともすっからかんに。

彼女は「終電が近いので」と言って、そそくさと帰っていきました。(まだ午後10時ですけど……)

わたしは「勝負デートでカジノ体験に行ってはいけない」ということを、身を以って痛感したのです。

10.浅草でぶっ壊し体験

6月。わたしは「いつまでも降り続ける雨、収まる気配のないコロナ、外出自粛が続く日々」に、気が変になりそうでした。

こんなときはアレしかないと、浅草で「ぶっ壊し体験」をすることに。

ぶっ壊し体験を楽しめるのは「REEAST ROOM」というお店。

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プレイルームに案内されると、スタッフから「この部屋にあるもの、すべて壊していいですよ」という悪魔のささやきを受けます。

そして体験スタート。

まずはお皿をバットで叩き割る! 壁に投げつける! ハンマーでぶっ潰す!

一通りお皿をぶっ壊すと、今度は電子レンジを攻撃。まるで鬼が取り付いたように、スレッジハンマーで何度もぶっ叩きました。

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体験時間はわずか15分なのに、人を5人は殺せそうなほど暴れた自分。体験が終わる頃には、身も心も疲れ果てていました。

それにしても暴れまわったあとの気分といったら! ストレスなんてすべて消え去って、すごく晴れやかな気分でした。

すごくおすすめな体験だけど、やりすぎによる中毒性が気になります。乱用はダメ、ゼッタイ。

体験レポートはこちら↓

11.秩父で乗馬&キャニオンスイング

7月。わたしは東京以外のあそびを開拓するため、秩父に向かいました。

まず体験したのが乗馬クラブ「クリオステーブル」の「乗馬体験」。

公道を馬に乗ってパカパカと歩きます。道行く人に挨拶したり、馬に道草を食べさせたり、ほのぼのした体験でした。(ちょっと体験時間短いけど……)

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ちなみにこの乗馬体験で、わたしのアソビューの利用回数が100回目を越えました。(たぶん日本記録)

その日は秩父でキャンプ。

次の日、秩父ジオパークで「キャニオンスウィング」を体験。

キャニオンスイングは渓谷で体験する遊び。高さ57mの渓谷で、ブランコに座ってスイングを体験できます。

わたしがブランコの上から見た荒川の景色がこちら。めっちゃ高え……めっちゃ怖え……! 「落ちたら死ぬ高さ」なんてレベルじゃない!

「それじゃあ行きます! 3,2,1,バイバーイ!」

わたしの体は空中に投げ出され、地上へと落ちていきました。

ほとんど体がむき出しなので、吹き付ける風や落下するGまで、ありとあらゆる衝撃が伝わってきます。もう声にならないぐらい怖い!

スイングが終わるとウィンチで回収してもらい、キャニオンスイングは終了。あまりの怖さに、夏なのに体はヒエヒエでした。

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12.恵比寿でジーンズ作り

「やべぇ。ズボンが入らない……」

9月。だらしない生活を送っているからか、ズボンのウェストがきつくなってしまいました。

こういう時も遊びと結びつけて楽しむのが自分流。というわけで、「ベティスミス恵比寿工房」で、新しいジーンズを作ることにしました。

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ジーンズ作りでは、ブランド物のジーンズに好きなリベットやロゴを縫い付けることができます。

完成したジーンズを履くと、さすが有名ブランドとあって履き心地が良い! 

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「アラサー男がジーンズなんて履いていいのかな?」と思ったけど、大人向けのデザインだからか結構しっくり来ました。

世界広しと言えども、自作のジーンズを履いている人なんてめったにいません。履いているとちょっと得意な気分になれます。

体験レポートはこちら↓

13.墨田区で吹きガラス

9月。「浅草のお隣にある墨田区を開拓しよう」ということで、「アトリエ ガラス工房ZO」で吹きガラスを体験。

ガラスを息でふーっと膨らませるのですが、結構形を整えるのが難しい!

でも吹きガラスは2回目だからか、結構キレイなコップを作れました。

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14.江ノ島SUP&パン作りツアー

10月。友人と一緒に江ノ島のアクティビティを開拓するツアーに出かけました。

まずは「横浜SUP倶楽部」でSUP体験。静かな川辺をツーリングしたり、巨大なみなとみらいを川の目線から見上げたり、見どころ満点のツアーでした。

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夜は江ノ島でしらす丼を食べ、江ノ島シーキャンドルで夜景を鑑賞。

次の日、江ノ島にあるパン教室「PALM SNOW」でパン作りを体験。

講師のYUKINOさんがメチャクチャハイテンションな人で、ものすごく盛り上がるレッスンとなりました。

レッスンで作ったのは「オレンジピールとチョコレートのパン」。オレンジの酸味とチョコの甘さが絶妙で、すごくおいしい!
お店で売っているパンと全く遜色のない味を出せて満足でした。

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2020年を振り返って

2020年に遊び・アクティビティを体験した回数は16回。
今年はコロナの影響であまり遊べなかったなと思っていたのですが、回数にするとそこそこかも?

本当は「あそびのコーディネーター」という活動をもっと売り出して、雑誌とかwebとかのメディアに取り上げてもらいたい。
もっと遊び・アクティビティの魅力を知ってもらいたい。

それなのに失敗を恐れて、売り込み活動をあまりできなかったのが心残りです。(テレビ制作会社や、雑誌社に50軒ほど営業メールを送っただけ)

でも、今年は「アソビューの利用回数が100回を越えた」のがすごく大きい。「俺、遊びに詳しいんだぜ」と胸を張って言えるレベルになったと自負していいでしょう。

2021年も多分、コロナはすぐに収まったりしないと思います。

でも、いつか元通りの生活が戻って、みんなが好きな場所で好きな遊びを楽しめる時が来るのを信じて、来年も頑張って行くつもりです。



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